2024年3月28日 更新

【京都椿】フォトジェニックな椿に身も心も癒される春の特別拝観「霊鑑寺門跡」【京の花めぐり】

通常非公開ですが、待望の春の公開。「椿の寺」として広く知られ、境内には約100種の椿が咲き誇ります。特別公開は、4月7日(日)までです。(3月21日拝観)

椿に癒される春の公開

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円成山霊鑑寺の始まりは1654年(承応3年)。自然豊かな哲学の道のそばにあり、臨済宗南禅寺派の尼門跡寺院です。通常非公開ですが、春の椿の時期と、秋の紅葉時期に公開されています。

春の特別公開

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春の特別拝観
公開期間:2024(令和6)年3月20日(水・祝)~4月7日(日)
拝観時間: 10:00~16:30 (最終入場 16:00)
公開箇所: 庭園・書院・本堂
拝観料:大人800円、小学生400円
関連ページ:https://kyoto-connect.co.jp/reikanji/

境内の様子

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霊鑑寺は「谷の御所」とよばれた尼門跡寺院で、100種類以上の椿が咲くことから「椿の寺」としても広く知られています。
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そんな椿の寺らしいおもてなしです。椿を竹に飾った人気のアレンジメントと、昨年からお目見えした、水槽に椿がぎっしりと浮かべられた「椿のプール」のようなおもてなしが今年も登場しました。庭園の椿も楽しめますが、拝観者に癒しを届け、またフォトジェニックさで撮影も楽しめます。
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庭園へ入ってすぐの池泉鑑賞式庭園です。京都市天然記念物の「日光」椿が植わっていますが、まだ花数は少なく、これからと言った感じでした。
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過去写真ですが、沢山咲くと、庭園が華やかになり、見応えがあります。落ちた日光椿も素敵です。
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花の形が変わっていて、色も真っ赤で美しいです。
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灯籠や階段、岩の配置や、苔むした斜面も風情があり、魅力ある庭園です。
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本堂には徳川11代将軍 家斉が寄進、恵心僧都作と伝えられた「如意輪観音像」が安置されています。
撮影出来ませんが、ガイドさんが詳しく説明してくれます。
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観音様の写真です。遠目ですが、観音像も鑑賞する事が出来ます。
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庭園の椿の開花はこれからと言った感じで、気温が上がると、かなり咲きだすのでは?と思います。そんな中で、早咲きの「ローゼフローラ」が苔の上にたくさん落ちていました。
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苔もイキイキしていて、落ちた椿との風景が美しかったです。
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こんなところにもおもてなしが・・・ベンチにミモザが飾ってありました。記念撮影に良いかもー。
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椿だけではなく、文化財の鑑賞を楽しめるのも霊鑑寺の魅力の一つ。天皇の院御所から移築された書院と本堂が公開されています。狩野派の障壁画などの寺宝が公開されていて、ガイドさんが丁寧に説明してくれます。
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五色八重散椿です。薄桃色や白が混ざった花が咲き、一つ一つ違った色の花が咲くそうです。大輪の花がちらほら咲いていました。
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授与所付近では、早咲きの椿がかなり咲いていて、散り椿も綺麗でした。
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御朱印と御朱印帳です。限定御朱印もあるようですので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
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お寺のアイドル、ココちゃんです。ナミちゃんにも会いたかったんですが、あいにくお休み中でした(涙)

今年は寒さで、椿の開花が遅いようですが、早咲きをはじめ、開花が進んで来ているようです。霊鑑寺では、椿を使ったおもてなしで撮影が楽しめて、身も心も癒されます。貴重な文化財も公開されていますので、近くへ行かれた際には、立ち寄られては、いかがでしょうか?

スポット情報

名称:霊鑑寺門跡
住所:京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町12
アクセス: 市バス5系統「真如堂前」「錦林車庫前」下車、徒歩約7分他
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