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京都にも数多くの建築を残す「ヴォーリズ建築」☆駒井卓博士(京都大学名誉教授)の私邸として建てられたこちらは、ヴォーリズの人に対する優しさが感じられる数少ない施設☆春の連続公開にお邪魔してきました☆
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桜並木の散策路
静かで落ち着いた雰囲気の中にひっそり佇む「駒井家住宅」(駒井卓・静江記念館)
こちらは遺伝子学の権威、駒井卓博士(京都大学名誉教授)の私邸として昭和2年に建てられたヴォーリズ建築事務所の設計によるもの。
アメリカンスパニッシュ様式でありながら和のテイストも加えられ、明るいサンルームや、芝生の庭、腰掛け付きの出窓など、当時の生活、ほのぼのとした暮らしぶりを思い起こさせます。
斬新なデザインよりも、あくまで暮らしやすさを主眼にした設計は、ヴォーリズの人に対する優しさが感じられますね。
現在は公益財団法人日本ナショナルトラストが管理され、ボランティアによる公開運営をされています。
夏季・冬季の休館期以外は、毎週金曜日・土曜日、10:00~16:00見学可能です