先日の台風21号では大きな被害に見舞われ、現在も府内1700軒以上で停電が続いています。その後週末にかけて降った雨で、亀岡を中心に被害が増大。それをうけ9/10からボランティアの募集が始まりました。
台風21号が京滋に被害をもたらしてから11日で1週間。7日から週末にかけては大雨にも見舞われた。台風に伴う停電は長期化し、関西電力によると、11日午前0時現在で京都府約2千戸、滋賀県約30戸で停電が続く。1995年の阪神淡路大震災の時以上に復旧に時間を要しており、広範囲に及ぶ停電としては平成に入ってから最長という。
阪神大震災では管内に270万本ある電柱のうち、約8900本が被害を受けたが、6日後には送電を完了した。台風21号の電柱被害は阪神大震災の10分の1程度だが、今回は近畿地方の広範囲で損壊したため、被災地に復旧作業を集中できなかった。また山間地の道路寸断でたどり着くのが困難な現場も残るという。
停電エリアをホームページで自動表示するシステムは7日に復旧したが、未掲載の地域でも停電が発生している。高圧線に電気が通っても、電柱に設置されている変圧器故障などによる停電はシステムで把握できないといい、関電は「ホームページ掲載の停電地域以外で停電している方は連絡してほしい」としている。
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停電の長期化は、7日以降京都を襲った大雨での避難情報伝達に困難を生じさせた。京都市は8日未明、右京区京北に避難勧告を出した。だが、避難勧告の対象地域の一部は停電が続き、テレビで知ることも、携帯電話基地局の停電などで避難勧告の緊急速報メールの受信もできない恐れがあった。同区役所京北出張所は自主防災会を通じて避難勧告を住民に周知しようとしたが、街灯がともらず、暗闇で危険なため全住民への伝達は難しかった。
また、要配慮者の安否確認も、停電地域は有線電話が使えないため、民生委員らを通じて直接訪問などで行っている、という。
市防災危機管理室は「停電時における災害情報の伝達手段をどう確保するかを今後、検討する必要がある」と話す。
亀岡市災害ボランティアセンターでは、家屋に流入した土砂の撤去や家屋の整理など、支援を希望される方の依頼を受け付けております。
また、支援の依頼があった時にすぐに対応いただけるボランティアさんの登録を受け付けております。
ボランティアさんの登録受付については、京都府内・近隣府県に限定させていただいておりますので、よろしくお願いします。
災害ボランティア活動派遣依頼、ボランティアの登録は9月10日(月)から開始します。
午前9時から午後5時 TEL:0771-23-6711
京都新聞と京都新聞社会福祉事業団は、「米原市竜巻災害救援金」の受け付けを9月28日(金)まで、「西日本豪雨災害救援金」「京都府豪雨災害救援金」の受け付けを12月28日(金)まで延長します。当初の受け付け期限は8月31日でした。
▽ご持参=京都市中京区烏丸通夷川上ル、京都新聞ビル4階の同事業団窓口(土日祝日は休み)か、
▽現金書留=〒604-8577(住所不要)、
▽郵便振替=01010-1-9888=
で、公益財団法人京都新聞社会福祉事業団へ。
封筒や通信欄に「西日本豪雨災害救援金」「京都府豪雨災害救援金」「米原市竜巻災害救援金」のいずれかを明記してください。
寄付者の氏名などを紙面に掲載します。匿名希望の方は申し出てください。
手数料はご負担ください。
問い合わせは同事業団075(241)6186へ。
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また週末に大雨が降ったせいで被害が拡大。特に亀岡市内の山間部では土砂崩れで通行止めになるなど新たな被害も発生していて、復旧の長期化に拍車をかけています。
(上記画像・記事は、9/11の京都新聞のものを引用しました)