通称「愛宕古道」を提灯で灯すというイベントで、化野念仏寺千灯供養へ訪れる人々を迎え入れるためと、地域の地蔵盆を盛り上げるために始められたそうですが、夜は暗く人通りの少ないエリアですので、提灯の光が何とも幻想的で素晴らしいんですよ!
道なりに配置された数々の行灯。これらはありきたりのではなく、地元住民をはじめとした皆さんによって手づくりされたもの。
なのでそれぞれに個性があって、じっくり見て歩くととても楽しいです。
しかもひとつひとつローソクで火を付けられているので、揺らめく炎の光が風情があっていいです。
このあたりの雰囲気に調和していてとても素敵☆
中には高さ数メートルの巨大な作品も。これらは地元小学生や大学生の共作でとても立派。遠くからでも目を引きます。
↑清凉寺(釈迦堂)から断続的に続き結構距離がありますが、それぞれを楽しみながら進んでいくと、気がつけば↓鳥居本の平野屋まで来た…って感じになると思います(笑)。
京都のイベントというと人が多くゴミゴミしていて…というイメージがあると思いますが(私だけ?)このイベントはさほど混み合わずのんびり観られるのもオススメポイント。
去年観に行きましたが、何ともほっこり癒やされてとてもよかったですよ!
暑い今年の夏も、お盆を境に朝晩は幾分か過ごしやすくなりましたよね。
8月23日、24日の千灯供養に合わせて行くもよし、夜の散歩を兼ねてのんびりそぞろ歩くもよし。
去りゆく夏を惜しみながら、ほのかな行灯の光を楽しんでみてはいかがですか?