2016年2月10日 更新

映画もアートもその他もぜんぶ*「京都国際映画祭2015」【10/15〜10/18】

今年も京都国際映画祭が帰ってきます!今年も市内各所で映画上映を中心に、アートのその他もいろんな催しが開催されます。

京都は、変や乱が好き♥

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と、何ともキャッチーで艶めかしい今回のキャッチフレーズ&ポスター。けれど「つくってこわす、こわしてつくる…」は確かに京都を上手く象徴していますね。そんな今年の京都国際映画祭も見どころがたくさんです。

「映画もアートもその他もぜんぶ」

映画からアート、伝統工芸、新しいメディア、未来へと「つながる」映画祭
昨年、「京都国際映画祭」は「京都映画祭」から引き継いだ伝統と志を胸に、「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマとした映画祭として、新しい幕をあけました。
映画・映像・アートはもちろん、その他あらゆる分野にその対象を広げ、京都の皆様、京都を愛する皆様と一緒に楽しみ、新たな文化を創り上げ、アジアを含む全世界に向けて発信し、歴史的景観や伝統的な工芸・アートを礎に映画が発展した京都ならではの背景と、時代劇や人々の暮らしの芯にある精神を尊重し、未来へとつながる映画祭を目指して参ります。
※以下の写真すべてHPより拝借※

映画は往年の名作から最新作まで

メインの映画上映は、招待作品や各特集映画、サイレント映画やドキュメントフィルムの上映など多彩。会場もよしもと祇園花月や元・立誠小学校、イオンシネマ京都桂川などで上映されます。 どれも面白そうなので観てみたいものばかり。しかも料金がお得だったり、MCや舞台挨拶も豪華ゲストだったりと見逃せません!

【よしもと祇園花月】全席指定、前売500円/当日700円

【立誠シネマプロジェクト】整理番号付き自由席、前売500円/当日700円

【イオンシネマ京都桂川】スクリーン9・11 全席指定、前売1,000円/当日1,200円

【TOHOシネマズ二条】スクリーン2 全席指定、前売1,000円/当日1,200円
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オープニングプレミア上映の「追憶」。
第二次世界大戦終結から70年に当たる今年4月、太平洋の各地において激しい戦塵に倒れた幾多の人々の上を思い、天皇・皇后両陛下がパラオ共和国を訪問、ペリリュー島で72日間に及ぶ激戦の末、帰らぬ身となった人々を深く偲ばれました。 本映画によりこのペリリュー島で1944年に何が起きていたのか、1万人の日本軍兵士、1700人の米軍兵士が戦死し、パラオの人々も空襲や食糧難、疫病によって犠牲者となった事実を現代に残された様々な資料・証言・手がかりから「追憶」として現代人の心のなか正しい記録として遺します。
日 時 10月15日(木) 20:50〜
会 場 よしもと祇園花月
【登壇者】小栗謙一監督、升本喜年(原案)、小林研一郎(ピアノ)、凰稀かなめ【MC】清水圭
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この他涙なくしては見られない「ハチ公物語」とか!
日 時 10月15日(木) 18:00〜
会 場 よしもと祇園花月
【舞台挨拶】仲代達矢 【MC】清水圭
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「美輪明宏ドキュメンタリー~黒蜥蜴を探して~」とか!(個人的にめっちゃ観たい♡)
映画『黒蜥蜴』(1968年)で妖艶なヒロインを演じた美輪明宏。 その魅力に迫るべく、本人への密着取材をはじめ、1952年の歌手デビューから、2012年のNHK紅白歌合戦で歌われた「ヨイトマケの唄」の逸話、そして宮崎駿監督『もののけ姫』(1997年)での声優出演時のエピソードまで、美輪明宏の実像と華麗な活動の歴史に迫るドキュメンタリー作品。
日 時 10月16日(金) 11:00〜
会 場 立誠シネマプロジェクト
【舞台挨拶】バッファロー吾郎 【MC】浅越ゴエ(ザ・プラン9)
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春にやっていた京都を舞台にした人気ドラマ、五つ星ツーリストの映画版「五つ星ツーリスト THE MOVIE」とか!これは11月7日(土)公開に先立ってのお披露目のようです。
日 時 10月16日(金) 12:20〜
会 場 イオンシネマ京都桂川 スクリーン11
【舞台挨拶】渡辺直美、山本裕典 【MC】武内由紀子

アートはあの芸人の作品が

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注目は、芥川賞を受賞し話題に乗っているピース又吉の作品に関連したアート展。
著書『火花』のカバーを飾った1.6×1.6メートルを超える装画『イマスカ』(作・西川美穂)、『新・四字熟語』で又吉が考案した奇想天外な四字熟語を書道家・田中象雨が描いた書など、又吉文学の世界観の一端を体感できる作品が並ぶそうです。
また村上ショージの「竹紙」墨絵展も。村上ショージ、墨絵が得意だそうです意外!
この他元・立誠小学校ではズガ・コーサクとクリ・エイトによる「トンネル」が。
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段ボールを使用して様々なリアルなものを作ってしまうアーティストユニットによって、廊下がトンネルに変わってしまう!?インスタレーションを実施。
また海洋堂×明和電機×宇治茶 おもちゃキッズスペースというのもあるそうです。海洋堂と明和電気って絶対怪しい〜でもめっちゃおもしろそう♪
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京都市役所前広場では、風の力を受けて自走する「ストランドビースト」の作品シリーズで知られるオランタ?人アーティスト、テオ・ヤンセンの最大級の作品『アニマリス・シアメシス』の展示も。
期間中には、よしもと芸人が中心となって「集まったオーディエンスみんなの力を借りてビーストが動く!」稼働パフォーマンスも連日実施。個人的にめっちゃ動かしてみたい!(笑)
また、テオ・ヤンセン作品が登場する忠地裕子監督のドキュメンタリー映画『おとなのかがく』の野外上映もあるそうです。
映画『おとなのかがく』野外上映 日時:10月16日(金)、17日(土) 18:30〜
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先日ご紹介したホテルアンテルーム京都でも、伊藤隆介の『フロント・プロジェクション』を開催中。
特撮映画のセットをミニチュアにしたような造形部分をCCDカメラでライブ撮影し、その映像をプロジェクションなどで同時に見せる映像インスタレーション「Realistic Virtuality (現実的な仮想性)」シリーズを中心とした展示構成で、ミニチュアやジオラマ好きさんは食いつく事間違いなし。私も楽しくてついマジマジ眺めてしまいました。

けれど個人的には「WINDS OF GOD」

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実は私、20年来今井雅之のファンでして。舞台「THE WINDS OF GOD」の関西公演があるたびに観に行くぐらいでした。
間違いなく10回以上は観ていて、セリフもストーリーも挿入歌もばっちり覚えてるぐらいなんですが…もちろんこの映画も公開当時映画館で観たし、手軽にDVDで観ることも出来るんですが、是非とも映画館のスクリーンでご覧いただきたい。
今年は終戦からちょうど70年目の節目。状況がいろいろ変わってきていて、戦争も対岸の火事ではない話になってきていますよね。
この作品はとてもわかりやすいストーリーで笑えるシーンも多く、でも「NO MORE WAR」を切実に訴えていて、戦争とは、生きるとは…という、シンプルだけど重要なテーマを投げかけています。こういう時代だからこそじっくり観ていただきたいです。
そしてこの作品が、映画祭の作品に選ばれた事がファンとしてうれしいです。今井雅之の遺志がきちんと受け継がれているって事ですもんね。HPでタイトルを見つけた時は思わず涙出ましたマジで…
舞台挨拶に奈良橋陽子、野村祐人、川平慈英、なだぎ武と、今井雅之とゆかりのある人達が来るってとこにも涙が出ます!!当日は絶対号泣するやろな!(苦笑)
日 時 10月16日(金) 14:40〜
会 場 よしもと祇園花月
【舞台挨拶】奈良橋陽子、野村祐人、川平慈英、なだぎ武 【MC】清水圭
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…と個人的に長々と語ってしまいましたが(汗)映画もアートもイベントも、いろんなジャンルたっぷり楽しめる秋の祭典「京都国際映画祭」。
イベント多彩でご紹介しきれませんので詳しくはHPをご覧いただくとして、この週末はたっぷり映画に浸ってみてはいかがですか?

京都国際映画祭2015への口コミ

京都国際映画祭2015 基本情報

会期
2015年10月15日(木)~18日(日)
会場
■ホテル アンテルーム 京都 - 9月26日(土)〜10月18日(日)
■京都水族館 - 10月1日(木)〜18日(日)
■総本山 誓願寺 - 10月13日(火)〜10月18日(日)
■藤井大丸 - 10月1日(木)〜10月18日(日)
■祇園甲部歌舞練場 - 10月15日(木)
■よしもと祇園花月 - 10月15日(木)〜18日(日)
■元・立誠小学校 - 10月15日(木)〜18日(日)
■京都市役所前広場 - 10月15日(木)〜18日(日)
■京都文化博物館 - 10月15日(木)〜18日(日)
■大江能楽堂 - 10月16日(金)〜18日(日)
■立誠シネマプロジェクト - 10月16日(金)〜18日(日)
■イオンモール京都桂川/イオンシネマ京都桂川 - 10月15日(木)〜18日(日)
■TOHOシネマズ二条 - 10月16日(金)〜18日(日)
■京都駅ビル - 10月18日(日)
主催
京都国際映画祭実行委員会
関連URL
京都国際映画祭2015公式サイト
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