2023年3月2日 更新

木屋町四条で使いやすい創作レストラン!和も洋も美味しい「創作料理 壮樹」

木屋町四条、木屋町通りにある「創作料理 壮樹」(そうじゅ)」なり。和洋中韓、ある種 脈絡もなく美味しい料理が楽しめる使い勝手良好店。

木屋町四条で美味しい創作料理を

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お店の名前は「創作料理 壮樹」(そうじゅ)」。場所は木屋町四条を100mほど上がったところ。木屋町通に面した路面店でこういうファサードですので、それなりにお高そう!に見えるのですが、なかなかどうして使い勝手良好店だとの情報。わくわくと店内に。
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入り口から入って小上がり座卓席が3卓。奥側にキッチンとカウンター席が6席。奥に4人掛けテーブル席が1卓というこじんまり空間。2020年4月というコロナ第一波真っただ中ぐらいに開店されたお若いお店なのだ。入店時は小上がりに3人組が1組だけで我々が2組目。カウンター席の端っこに入れてもらう。なかなか雰囲気のある感じですな。
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まずサッポロ生ビール¥500(以下、税込み価格)を頂きつつ、まわりをきょろきょろと観察。スタッフ含め、皆さんお若いですな。
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メニューはA4サイズ両面にごらんの密度でびっしり。和洋中韓、ある種脈略無く、美味しいものは色々と出しましょう!というような方針だとお見受けしました。
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いやはやしかし!なんだか壮観。メニューを検討して、これは超悩むよねということに。こういう選べないときは「お店のオススメ」にのっかるのが王道なので、先に盛り合わせでお刺身をお願いし、オススメ系を中心にオーダーする。
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暫しの後、盛り合わせでお願いしたお刺身がババーンと登場。奥ら時計回りで、皮をさっと炙った鰆、カンパチ、鯛に鮪が各4貫。盛り込みも綺麗ですし、どのお刺身も平均点は楽々クリア!これは程よいエージングとにっこり。これはちょっとした割烹レベルですな。このお料理を見て、これはそれなりな支払いになるよなあ!と思ったのですが、居酒屋さんのように帰りに伝票がちゃんともらえる、界隈のお店では珍しい形態で、こちらが¥4000なりでした。全然納得の質、量。

で、更にこれは凄いやとビックリしたのが・・・
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今日は良い雲子がありますよ~とのことで、天ぷらに。これも驚くほどのとろけ具合。結構京都市内の色々なお店で食べるのですが、ほぼ最上クラスのさっくり、トロトロさでした。超絶旨!
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これは日本酒にスイッチ!ということに。通常ラインナップは、玉川、酔鯨、杜氏鑑、刈穂で一合¥900ぐらいという良心的価格設定なのですが、アルコールサーブ担当のお姉さんに「これ以外になにかあります?」と確認し、限定モノに弱い我々は、こちらをチョイス。愛知は山忠本家酒造「義侠 磨き60 純米生原酒 特A山田錦」なり。いやー辛口の旨口ですな。ウマー!な¥1200/合でした。
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で、どこででもポテサラ食べる家族ですので、メニューにそういうのは無いか!と確認するのですが、ずばりポテサラはないようなので、こちらの「クリームポテコロサラダ」¥1000を注文したのですが、これが超当たり!
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水菜やベビーリーフの上に、揚げたての熱々クリームポテトコロッケと温泉玉子、更にフリーズドライなのか素揚げなのかカリカリの野菜チップが乗っていて、良くマゼマゼして頂く趣向なのですが、アツ冷たいお料理でこれが美味しい。オススメいたします。
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で、高知の「酔鯨」¥850にスイッチし・・・
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人気NO.2!と書いてあった、デミグラスミンチカツ¥1200がババーンと登場。ちゃんと4等分にしてくれているのだ。野菜のピュレ感が強めの甘口且つビター感控えめ軽やか系デミグラスソースが肝なのですが、これも確かに人気があるでしょうな。相方共々ニッコリ。
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更に人気NO.1!のプリプリエビマヨは一本単位で注文でき、¥700/1本なり。
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そのまま食べられる皮付海老を揚げてあるのですが、たしかに非常~にプリプリ。サイズも御覧の通り。あなたがマヨラーなら、間違いのない逸品。
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で、先ほど義侠を見せて貰った時、一緒に見せて貰った高知は西岡酒造店謹製「久礼(くれ) 特別純米 手詰直汲み 無濾過生原酒」¥1200/合を追加注文。これも辛口なのに味は濃い目。荒走りのようなのですが、なんと18°!もある危険な一品。

このあたりで入店1時間30分経過。次の日が祭日の平日ということもあるのですが、びっちり満席!で恐れ入るのですな。こういう若い人が好きそうなメニュー編成なので、客層はほぼ40代ぐらいかな?と言う感じで、わいわいと想像以上に賑やかな店内なのだ。
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更に人気NO.3!の帆立とズッキーニのバター醤油焼で¥2200なり。帆立貝柱がかなり巨大サイズですが、大味では無く期待通りに味密度が超濃厚。それを濃すぎないレベルでさっとバター醤油焼にしてあるので、旨くないわけがない!(二重否定)なわけで。いやはや、これもオススメですなあ。
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そろそろお腹も良い感じになっていたので、魅惑の〆メニューを確認。が、相方はご飯物や麺類がもういいかなあ?ということなので、それなら!と先ほどから、キッチン内で何個も揚げられて旨そうな香りを店内に振りまいているアレ!で〆ようと意見一致。
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キーマカレーの春巻き¥1200なり。サクサクの春巻きの皮の中には、ミンチ肉のカレー餡がぎゅうぎゅう詰め。そんなに辛くしていない味付けですが、これまた非常~に美味しいですな。なんだか良い〆になりました。

以上で〆て、生ビール1にハイボール、日本酒3合とそれなりに吞んで、〆て¥17000チョイでした。ま、場所が場所だけにこの設えなら全然想定範囲内。いやー旨かった! 気が付いたら、注文したお料理7種類中、揚げ物5種類!と言う結果だったのですが(滝汗)、お料理にメリハリがありつつも、外れメニューがまったく無いのが凄いです。

最近、新しい発見や気づきが色々とあるので、意識的にこういう若い人がやられているお店に狙ってやってきているのですが、期待通りに面白いお店でした。間違いなく、また思い出したら再訪すると思います~。御馳走様!

店舗情報

店名:創作料理 壮樹 (Creative cuisine SOJU)
住所:京都市中京区四条木屋町上ル鍋屋町217 弥栄ビル 1F
営業時間:17:00~24:00 
定休日:不定休
TEL:075-744-1660
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。