2023年11月6日 更新

【京都紅葉2023】霧が多く早期に色付く紅葉名所「鍬山神社」【亀岡市】

紅葉の色付きが待ち遠しいこの頃、亀岡の鍬山神社では、紅葉が少し早く色づき始め、赤い木もちらほら楽しめました。穴場的な存在ですが、海外の方もちらほら見かけるようになってきました。11月上旬撮影。

亀岡の紅葉名所

 (252999)

今回ご紹介させていただくのは、紅葉が早期に色づくことで知られる、亀岡市に鎮座する『鍬山神社(くわやま)』です。亀岡は霧が多く、寒暖差の影響で早期に色付くそうです。鍬山神社の境内の様子や、アクセス等も紹介します。

アクセスについて

 (253091)

鍬山神社へのアクセスは、JR嵯峨野線(山陰線)亀岡駅下車より、コミュニティバス乗車、「鍬山神社前」下車すぐです。
こちらがバス停で、石鳥井をくぐり、境内へと向かいます。
コミュニティバスは、本数が少ないので、ご注意ください。
有料駐車場もあるようです。

境内の様子

 (253000)

鍬山神社の創祀は709年と伝えられ、創祀1300年を超えた歴史ある社です。
太古の昔、湖だった亀岡盆地の黒柄山に出雲の神々が降臨され、現在の保津峡を鍬や鋤を使って開削し、人々が住むことが出来る肥沃な耕地を造ったそうです。その時に使った鍬が山のようにうず高く積みあがったことから、「鍬山」と呼ばれたと伝えられています。
 (252998)

入り口付近です。こちらが1番紅く色づいていました。今年は酷暑でしたが、何とか乗り切ったと社の方が仰っていました。そのお陰でこんなきれいな紅葉を見せてもらえて、嬉しい気持ちになりました。
 (253001)

木々の間に朱色の灯籠があり、紅葉の下にドウダンツツジが植っています。拝観した日はツツジの紅葉はこれからと言った感じでした。
 (253002)

こちらで拝観料を支払います。300円。
 (253003)

社殿へ向かう参道です。今はまだグラデーション紅葉でしたが、赤く色づいている木もありました。
 (253004)

鳥居付近。この周りも紅葉がたくさん植わっています。
境内には約1000本の紅葉があり、「矢田の紅葉」と親しまれているようです。
 (253005)

拝殿付近です。前に橋があり、覆いかぶさるように紅葉が植わっています。
 (253010)

橋の上の紅葉です。一部真っ赤になっていました。
 (253006)

手前の社殿が鍬山宮、奥が八幡宮です。鍬山宮は、大己貴命(大国主命)を、八幡宮は、誉田別尊(応神天皇)をお祀りされています。いずれの社殿も京都府登録文化財です。
社殿が二つ並んで鎮座いるのは珍しいと思います。鍬山宮と八幡宮は同形式で、建てられています。
 (253007)

本殿を取り囲むように通路があります。こちらは本殿裏手にあたる人気撮影スポットです。紅葉は見頃前ですが、社殿と土壁の風情を感じる風景です。
 (253008)

心字池です。池の周りもたくさんの紅葉があり、随分と紅葉が進んで来ていました。こちらの池は、真っ赤な紅葉が映りこんだ風景を楽しむことができます。
 (253009)

池のそばにそびえ立つ石塔と、よく見ると本殿が見えていました。もう少し紅葉が進むと、よりきれいな景色になると思います。
 (253115)

鍬山神社の御朱印です。社務所で授与していただけます。うさぎの印は、鍬山宮に大己貴命(大国主命)が祀られているからだそうです。

今回は亀岡の紅葉名所、鍬山神社を紹介しました。これからますます色づいて行くと思うので、近くへ行かれた際には、立ち寄られてはいかがでしょうか?

スポット情報

名称:鍬山神社 くわやまじんじゃ
住所: 京都府亀岡市上矢田町上垣内22-2
電話番号: 0771-22-1023
拝観時間:8:00~17:00
拝観料:11月中は300円
関連ページ:https://kuwayama-jinjya.jp/
21 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

m.m m.m