2020年2月6日 更新

京都祇園の中心にありつつも隠れ家的な炭火焼鳥店「呑んべゑ」【開店】

祇園の北側、ぎおん楽宴小路内にオープンした炭火焼鳥店「呑んべゑ」なり。

祇園のニューカマー焼鳥店

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お店の名前は「炭火やきとり隠れ家 呑んべゑ」なり。祇園のど真ん中に昨年11月出来たばかりの焼鳥屋さん。 一昨年ぐらいから焼鳥屋さんの開店ラッシュな京都なのですが、お若いご店主が朝の3:00までやっているらしく、一度覗いてみよう!ということに。
場所は祇園のど真ん中、四条通大和大路東入北側のぎおん楽宴小路。先ほど電話したものですが!と店内に。入り口右がカウンター席8席ほど、左手に1つだけ半個室のテーブル席があり、6席ほどという構成。
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メインメニューはこんな感じ。裏側が刺身系とお酒メニューあり。コース等は無く、祇園では相当頑張っているお値段ですな。坊主頭にメガネのお若い御店主は、四条壬生の安旨人気焼き鳥店「雷」のご出身なのだ。サーブ担当の女性と2人体制で回しておられます。 我々が入って即、満席に。
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チャージ¥300で、突き出しは鶏皮ポン酢が登場。これがまだほんのり温かく、脂成分総活性化!&冷たい大根おろしと良く合いますな。美味しい~。寒かったので芋焼酎お湯割りでゆるゆるとスタートなり。
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肝刺しがお勧め!と書いてあったのに速やかに乗っかる我々。¥680なり。いやー、流石に自信作だけあって速攻で口の中でとろけまくり状態&お手頃価格でうっとり。
この新鮮さは期待できそう!と、後はサイドメニューに手を出さず、串物にフォーカスして注文することに。
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肝¥200、ずり¥150なり。サイズは幾分小ぶりですが、色々食べて見たい派には良い感じ。タレは甘味・醤油分ともしっかり乗せているトロミの強めなものを少量、という作戦だとお見受けしました。
肝はほんのり火が入り、かといって冷たくはない、程よい温度域。いやー、これはお上手ですな。 ズリも火入れが穏やかで非常にジューシー、食材の鮮度に自信があるのでしょう。塩はしっかり乗せているのですが、全然塩辛くなくイケております。
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せせりは¥250なり。噛みしめるとぐりんと独特の食感、お汁溢れまくり。テーブルに七味、粗びき山椒があるので適宜お好みで。。
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鴨ロース¥250、皮¥150なり。鴨ロースの程よい固さとタレとのハーモニー、皮はブリブリで肉厚な脂の旨味満載系! いやー、相方と、これは我が家の好みに非常に近いなあ~!と、当たりのお店を引き当てたことににんまり。
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ささみチーズは¥250なり。これまたジューシーな火入れなのですが、チーズの上に黒胡椒を漬けたオイルを少々振りかけてあるのが工夫。なかなかに芸細やか。
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ここまでで初回注文分終了。いやー、これはもっと食べたいぞ!と更に追加注文し、麦お湯割りと日本酒を。日本酒は多分冷蔵庫スペースの関係で目の前に置いてある常温ボトルのみ!という在庫状況。基本¥800/合~、というお値段。詳細スペックは不明ですが、当日は鳳凰美田、くどき上手、獺祭などが。 結局、鳳凰美田→くどき上手を注文。
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今日一!だったのがサガリ¥200、せせりの食感を更にしっかり系に振り、旨味を強めたような感じ。相方とこれはすごいんじゃないの?と顔を見合わせる。 背ギモは¥200なり。レア感は残しつつ、ちゃんと火は通っていて、これまた美味しいのだ。
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つくねは¥200。トリッキーな技は使われていない、至ってオーソドックスなタイプですが、これまた美味しい。
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ハツ(心臓)は¥150なり。表面にうっすら浮かんでいる鶏汁!を見れば、モツ系の火入れがお上手(火入れ、緩やか・・)なのだ~、と再認識する一串。美味しいです。
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更に軟骨は¥150なり。これはうって変わってしっかり焼きなのですが、これまたアテになるお味。
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ねぎま¥250で串の〆。焦げ味も味のうち、噛みしめると美味しい鶏汁がじゅわーんと。いやはや大堪能! サイズは小ぶりですが2人で24本制覇!なので、旨い肉食った感満載。 で、何か〆もいっとく?と確認したら...
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玉子掛けごはんとスープセットは¥680なり。ま、期待通り~。柚子胡椒を添えてあるのが面白い。いやはや最後まで大堪能!でした。
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ちらっと店内写真。特にお洒落でもない普通の居酒屋なのですが、既に知る人ぞ知るお店になっていて。 
で、以上で〆て、焼酎お湯割り3、日本酒2合!とそこそこ呑みで、ほぼ¥10000!というなにせ祇園のど真ん中という立地を考えると超納得価格。 また遅い時間などにするっとやって来たく思いました。ご馳走様でした!

基本情報

店名:炭火やきとり隠れ家 呑んべゑ
住所:京都市東山区四条通大和大路東入北側347-118
営業時間:18:00~3:00
定休日:日曜日
TEL:050-5456-5235
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