2016年3月13日 更新

旬の素材と日本酒をカウンター6席の限られた空間で「仁和加」(御所南)

軽く食べてお酒を呑めるところを探していて、今回チョイスしたのは6席しかない小料理屋、仁和加(にわか)。某グルメサイトには投稿NGなお店。

もう開店後1年経過ほどらしい。前も和食店だったように記憶。
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玄関を入ると、たたきのど真ん中に角型の火鉢に炭がいこっていて、びっくりしました。確かにカウンターのみ6席のみというミニマムスペースだ
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カウンターを挟んだ向かいの壁に大きな黒板メニュー。品数はごらんのような状態で、1人でやっておられるとは思えないほど種類豊富。
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スタートには芋焼酎お湯割り(池の露)

旬の素材を丁寧に

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初めはお決まりのお通しが出てくる。胡麻豆腐とくみ上げ湯葉のあんかけ。押さえたダシでほんわり、ほっこりと。ちゅるるんとした湯葉の歯ごたえも楽しい。
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こちらもお通し。奥右手は緑大豆の山椒煮。左は剣先イカと菜の花の黄身酢和え。手前は可愛らしい鯖寿司。日本酒に合うお料理という方向性は明確。
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今度はもう少し骨太のがっしりしたのを、とお願いしたら出てきた愛知は長珍酒造の純米吟醸五百万石60ささにごり生なり。火入れしていない微発泡系。ちょこっとツンツン、ミルキーな香り。。旨口ですなぁ。
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刺身盛り合わせ¥1500をお願いしたらニ分割で出来てきた。まずは剣先イカ、トリ貝、太刀魚炙りという布陣。とりあえず文句無し~。
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これはえげつなく旨いや!と大感心した鰤のたたき。軽く炙って大量の大根おろし、茗荷にネギ、ポン酢とともに。とろけます。
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旨いアテがあると更に日本酒のピッチが上がるのだ。更にしっかり目を!と推薦していただいた長珍酒造の純米60生無濾過。
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焼き野菜5種盛りは¥1300なり。素材の旨みだけで勝負!みたいなシンプルさ。レンコンに紫大根、すくな南京、シイタケに信長ねぎという布陣。この南京とネギの甘さに驚くのだ。

こだわりの日本酒ラインナップ

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お酒を更に推薦してください~とお願いして出てきた3本。嫁はラベルデザインにぐらっときて一番右手の静岡は富士正純米をチョイス。
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ほっくりさっくりと美味しいあなごのフライ¥1500なり。塩でも天つゆでも。
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お腹が結構一杯になってしまったので、〆の日本酒。最後は地元に敬意を表して、京都は京丹後の地酒から玉川の純米吟醸なり。我々とすると結構呑みましたな。

魅惑の御飯ものを色々並んでいるのだが、最近の我々のパターンで〆炭水化物は無しの方向で。

美味しいお料理をちょこちょこっと食べて、他の京都和食店ではあまり見かけない日本酒で酩酊したい方にはなかなか良きお店だと思いました。

¥5000からお任せがあるので、それも良いかもですな。御馳走さまでした、また来ます~。

 

仁和加(にわか)の感想

仁和加(にわか) 店舗情報

名称:仁和加(にわか) 
住所:京都市中京区押小路御幸町西入ル橘町609
営業時間:17:00~23:00(22:30L.O.)
定休日:水曜日
TEL:075-708-2923
店舗Facebook: https://www.facebook.com/niwaka31
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。