2023年10月24日 更新

【京都ビストロ】美味しいフレンチ系のアテとワイン 二軒目使いもできる「bèbè(べべ)」

新店も増えている松原エリアにある使い勝手のいい「bistro bèbè(べべ)」なり。

二軒目使いもできるビストロ

 (252208)

やってきたのは、「bistro bèbè(べべ)」@松原通御幸町東入なり。元イカリヤ食堂ご出身のお若いオーナーシェフが現在1人で回されている模様でした。 本日1組目の客として奥のカウンター席に陣取るのだ。
 (252209)

お洒落な雰囲気なのですが、実は結構席数があり全20席ほど。とはいえ当日はワンオペで満席にはされないでしょうな。カウンター席に座ると、シェフから「以前来ていただいたことがありましたよねえ?」と覚えて頂いた模様。美味しかったのでまた来ました!ということで。
 (252210)

こちらがフード系のメニュー。そんなに種類は多くないのですが、浮いている付け合わせ食材を添えることなく、メイン食材をババーンとシンプルな盛り付けで出される方針。なんというか、割り切り感が気持ち良い感じ。更に・・・
 (252211)

アルコール類はこんな感じ。ヴァンナチュール系を含むお手軽ワインがリスト以外にも色々と、という仕組み。メイン料理は時間がかかるので、先にアテ系な前菜3、メイン1をお願いし・・・・
 (252212)

ワタシは生ビールのカールスバーグ¥600、相方はのっけから白ワイングラスで、2種類あるうちからしっかり目を!ということで、伊ヴェネトから「Giannitessari Chardonnay IGT 2023」を。確かにコクのある感じのシャルドネで¥870でした。ちびちび頂きつつ、ワクワクとお料理を待つわけで。
 (252213)

突き出しはお決まりで、自家製シューにトマト風味のクリームチーズを挟んだもの。のっけから良い感じのワインのアテですな。更に!
 (252214)

魚系の前菜を2つお願いしました。まずは、「鮮魚(ハマチ)とナシのカルパッチョ」¥1400なり。シャキシャキ系の20世紀のような感じでは無くて、しっとり長十郎系の食感の梨が脂っこいハマチと良く合うのですなあ。ディル、それに粒マスタードを利かせたソースが美味しい。
 (252215)

パンと合わせても美味しそうだったので、のっけから2切れお願いするのだ。ばりばりっと皮しっかり系バケットでした。¥250×2なのですが、以降の料理が全部パンと合うので、後程2切れを、更に追加。
 (252216)

これは麦酒じゃなくて、白ですよ!ということで、私もグラスでお願いする。こちらは華やかな感じで、ニュージーランドから「Dashwood Marlborough Sauvignon Blanc」¥870なり。フローラル&ホンノリ甘く果樹感しっかり。普段はヒネた酒ばかり飲んでいるのですが、実はこういう白も大大大好き。
 (252217)

更に魚系。「サーモンとアボガドのタルタル」¥1330なり。ころころサイズに刻んだサーモン、それにアボガドをきざんだエシャロット、ケッパーと程よいビネガーと共に。丁度いいタイミングのとろけるアボガドがパン盗人的な旨さ。オススメいたします~。

 (252218)

次はお肉系なので、相方は悩んでロゼグラス¥900を注文。仏‎プロヴァンスから「Cuvee Marie Christine Provence Rose」なり。サンソー 58%、グルナッシュ 34%、シラー 8%ですが、しっかりロゼ的。
 (252227)

いやー、コレはサービスなの!とびっくりする肉厚な「田舎風パテ」¥900なり。このそっけない盛り方がたまりません~ですな。2cmぐらいあるしっかり量。レバー感強め&柔らかめで、これまたバケットの見事なお供に。しかし、この量で半分あれば、グラス1杯のワインは楽勝すぎ。
 (252219)

追加のワインをお願いしたら、ボトルに一杯分なかったので味見にどうぞ~とこちらを提供してもらうのだ。伊エミリア ロマーニャから「Casebianco Alberto Anguissola 2021」なり。自然派のオレンジワインですが、超田舎っぽい、のどかーな感じの一杯。こういうのも好きですが。
 (252220)

追加がこちら。多分、今日吞んだ中で一番珍しそうな一杯、ポルトガルのビオディナミ「MICA NATURE 2021」なり。いやー、グレープフルーツのようなフレッシュな感じでこれまた美味しい。グラス¥1000なり。

で、メインが登場するのですが、これがまたなかなかいい感じ!なのだ。
 (252221)

「豚のパン粉焼き リンゴマスタード」¥1720なり。お芋さんとか、焼き野菜などの付け合わせ一切無し!という割り切り感満載な盛り付け。トンカツではなく、焼いてから香ばしいパン粉を付けてあり、甘ーいリンゴジャムと粒マスタードを合わせたソースで頂くのですが・・・
 (252222)

超肉厚でジューシー、20mm近いので肉汁もしっかり。いやはや、普通の洋食店ではありえないメイン料理ですな、これは。いいのを引き当てたなあと思いつつ、超ニッコリ。これは赤も貰わないと!ということで・・
 (252223)

右手は相方がお願いした、自然派の赤で仏カオールから「Simon Busser Merlot 2016」なり。メルロー100%でした。左手は仏ランドック「LE TEMPS DES GITANS CARIGNAN」。お目に掛かったことがある!と思ったら、我が街伏見のインポーター、ディオニーさん取り扱い。カリニャン100%のこれまた自然派。

いやはや、パン2切れも制覇し、全般的には大満足なのですが、ちょっと甘いものも入るよねえ!ということで・・・
 (252224)

bèbèプリン¥600、紅茶のタルトいちじくのコンポート¥850で〆。いやはや大大大満足なりでした。喰った喰った。
 (252225)

帰りがけに入り口方面の景色もパチリ。最近ご結婚されたらしいシェフは、まだ30代そこそこぐらいのお若さですが、腕はたしかですな。
前回も書いたのですが、美味しいフレンチ系アテで二軒目使いもOK、色々と便利に使えそう。ワイン好きが軽めに晩ご飯使いするには超二重丸!◎。引き続き、オススメです!

店舗情報

店名:bistro bèbè (ビストロ べべ)
住所:京都市下京区石不動之町692-2 Laquoh Complex 1F
営業時間:17:00~24:00
定休日:不定休
TEL: 075-585-4585
https://www.instagram.com/bebe_kyoto/

23 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スイカ小太郎。 スイカ小太郎。