2018年2月19日 更新

桃山御陵 明治時代の雰囲気が残る「乃木神社」へ行ってきた【観光】

伏見桃山御陵(明治天皇陵)の麓にある、「乃木神社」に行って参りました!観光スポットとしてはマイナーですが、樹齢三千年と言われる檜一幹で造られた神門、狛犬ならぬ「狛馬」、日露戦争前後の貴重な資料を展示した資料館など見所の多い神社なんです。

『乃木神社』由来は?

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伏見桃山御陵(明治天皇陵)の麓にある、「乃木神社」に行って参りました!観光スポットとしてはマイナーですが、樹齢三千年と言われる檜一幹で造られた神門、狛犬ならぬ「狛馬」、日露戦争前後の貴重な資料を展示した資料館など見所の多い神社なんです。

そもそも、なぜ乃木神社というのでしょう?

それは、乃木希典を祀(まつ)る神社だからです。どのような人物だったのかというと、日露戦争の軍人であり、明治天皇崩御の際、妻とともに後を追った特異な方です!
今の時代では想像もつきませんが、天皇=神の時代では、ありえたんですね・・。乃木希典邸宅であったこの場所に、立建されました。
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乃木 希典(のぎ まれすけ) 乃木大将とも呼ばれ、時代が生んだ英雄となりましたが、戦争では多くの命が失われ責任をとても感じていたのだそう。自らの命を天皇の為・国の為に捧げると言う選択しか、残されていなかったのかもしれませんね(T_T)
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こちらは、 乃木将軍の愛馬(壽号、璞号)が御霊を護って対峙する拝殿です。普通は狛犬なんですがね、乃木神社のみどころのひとつです。
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境内には、 乃木少年が長府(山口県)で父母妹達と慎ましい生活をしていた時代の旧宅や、
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日露戦争時に旅順柳樹房で第三軍司令部として使われた民家を移築した建物、
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日露戦争時に旅順柳樹房で、第三軍司令部として使われた民家を移築した建物などがあります。

『山城 えびす神社』

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神社の一角にある山城えびす神社は、七福神を祀る御社です。

七福神の中で、唯一日本の神様である蛭子皇子(えびす様)をお迎えし、山城の地にあることから、山城えびす神社と呼ばれています。
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おもしろいと言っていいんでしょうか?こちらの御社の特徴は、御神前に狛犬に代わって大鯛が据えられていることです。いわば「狛鯛」です!鯛はえびす神の調度品であり、大鯛が参拝者の幸せを運ぶとして祀られています。

『祈願鯛奉納』として、商売繁盛、家内安全、長寿健康、幸運招福の祈願ができますよ。赤御影石でできている大鯛様に、祈願の言葉と名前を刻み永代お祀りしれくれるそうです。

明治の時代の雰囲気がちょっと残る神社です。桃山御陵山の中腹、桃山から六地蔵へ抜けることもできる道中ですので、一度訪れてみてはいかがでしょうか?

乃木神社への口コミ

乃木神社 基本情報

名称:乃木神社
住所:京都市伏見区桃山町板倉周防
関連URL: http://nogi-jinja.jp/web/
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アリー アリー