よく、「ぶぶ漬けどうですか~」説を京都人の性格を語る例え話にされますが、そこにも登場するくらい京都人にとって漬物は切っても切れない食品といえるわけで。まあ、私も食事の最後はお茶でご飯茶碗ゆすぐ感覚で、お茶漬けにしますが何か?(笑)
京都には大小さまざまな京漬物のお店があります。そもそも「京漬物」の定義ってなんでしょう?
調べてみると、京都府産の野菜からつくられた漬物のことだそうですが。
私の知るかぎり、京つけもの専門の野菜を売ってる八百屋があるんですよね中央市場に。皆が皆そこで買ってるわけではないですが、わりと小さい商店だとそういうところで調達したり。
大手だと契約栽培で産直だったり。量産しても売れますから。
たまたま京大病院前を通りかかり、目にとまり。水茄子かぁ~と旬のラインナップに惹かれ、初入店。ご近所さん御用達のお店みたいです。でも、どこか販売店に卸してたりするかもしれません。
浅漬け系がいろいろ。暑い季節はこういう漬物でお茶漬けサラサラってサイコーですよね(笑)
柚子大根から、日野菜、中抜き?(大根葉の間引き菜)、べったら漬け、ぬか漬けはキュウリ、水茄子など。いろいろあります。
そして、こちらは通称・色物。進物用ですね。わりと日持ちするやつ。
そして、この季節の店の一押し!水ナスのぬか漬けを買ってみました。食べ方、直接ご主人に聞きもしましたが、食べ方の案内書を添えてくれました。
封を切ると、いいぬかの香り。わかります、いいやつです(笑)
そして、指南書どおり、ぬかを洗ってヘタを落とし、縦に手で裂いて。
いいナスの色です。この色出し、熟練を要します。
そして、実食。水ナスなんで、噛むとみずみずしい果汁が出てきます。そして、ふんわりぬか風味。塩味、少し強め。きっと水ナスからでる果汁を考えてのこと。身がデカイので、普段のナスのぬか漬けよりたべ応えあり。これは冷酒のアテにもなるな(笑)
これからのシーズン、こんなお漬物とお酒があれば、それだけでいい!ぐらいな最強のアテ。
まあ、お茶漬けにももちろんいいに決まってますが。暑くなると、こういう味を体が欲しがりますね。
ヨ~イヤサ~♪