市内から1時間強。山深い地域、久多
市内から車を走らせる事1時間強。途中離合しづらい山道を超えて着いた先は久多。
滋賀の方が近い立地ですが「京都市左京区」で京都市内!
山深いこの地域に、近頃ネットを賑わせている絶景の花畑があります。
滋賀の方が近い立地ですが「京都市左京区」で京都市内!
山深いこの地域に、近頃ネットを賑わせている絶景の花畑があります。
久多に入り「宮の町」という地区を目指します。道が狭い箇所が多いので要注意ですが、色濃い山々の景色を楽しみながら車を進めます。
花畑は大きく分けて久多内の中の町と宮の町の2か所にあるそうですが、宮の町の常本さんが世話をされている場所では、10本200円で摘み取りも可能だそう。
という事でひとまず宮の町に向かう事に。
道中案内板が設置されていて、スムーズに着くことができました。
花畑は大きく分けて久多内の中の町と宮の町の2か所にあるそうですが、宮の町の常本さんが世話をされている場所では、10本200円で摘み取りも可能だそう。
という事でひとまず宮の町に向かう事に。
道中案内板が設置されていて、スムーズに着くことができました。
淡い紫が美しい「北山友禅菊」
京都市左京区久多でキク科の「北山友禅菊」が見頃を迎えている。かやぶき屋根の民家を背景に、紫色の花が咲き乱れている。
北山友禅菊とは、久多地域が独自に付けた愛称で、本来はチョウセンヨメナ(朝鮮嫁菜)。過疎化が進む山あいの集落の観光資源にしようと、地元の住民たちが1997年から集落内の休耕田約70アールを使って栽培するようになった。
チョウセンヨメナの花がユウゼンギクに似ていることから、京都をイメージする「友禅」と京都北部を意味する「北山」を組み合わせて「北山友禅菊」という愛称にされたそうで、今では久多の夏の風物詩として親しまれています。
このタイプの花は初めてみましたが、淡い紫が何とも美しいですね。
新聞記事にあったように茅葺屋根との対比も絵になって、久多らしい景色に癒やされます。
あたり一面菊の香りに包まれていたのですが、咲き始めて時間が経ってくるとより香りがするんだそうです。
咲き終わりの花もあり花畑として迫力に欠けますが、終盤は終盤でそういうお楽しみがあってうれしいですね。
このタイプの花は初めてみましたが、淡い紫が何とも美しいですね。
新聞記事にあったように茅葺屋根との対比も絵になって、久多らしい景色に癒やされます。
あたり一面菊の香りに包まれていたのですが、咲き始めて時間が経ってくるとより香りがするんだそうです。
咲き終わりの花もあり花畑として迫力に欠けますが、終盤は終盤でそういうお楽しみがあってうれしいですね。
1本に5つ以上の花をつけるよう品種改良されているそうで、花が競い合うように密集して咲いています。だからこその圧巻の風景。
メインの畑の花は6年目だそう。成長して茎が長くなると花の重みで倒れやすくなるそうで、少しの強風でも影響を受けるんだそうです。なのでこの時期の台風接近にはすごく神経を使われるとか。
今年はその心配はなくよかったですが、終盤という事もあり倒れているのも目立っていました。
それでも力強く咲いている菊はお見事!
また春先には間引いたり、鹿が食べに来るので夜は電流を走らせたりといろいろご苦労があるそう。そういうお力添えのおかげで美しい花畑を見る事ができて幸せですよね!
メインの畑の花は6年目だそう。成長して茎が長くなると花の重みで倒れやすくなるそうで、少しの強風でも影響を受けるんだそうです。なのでこの時期の台風接近にはすごく神経を使われるとか。
今年はその心配はなくよかったですが、終盤という事もあり倒れているのも目立っていました。
それでも力強く咲いている菊はお見事!
また春先には間引いたり、鹿が食べに来るので夜は電流を走らせたりといろいろご苦労があるそう。そういうお力添えのおかげで美しい花畑を見る事ができて幸せですよね!
昼間の青空と共に写真に収めるのも美しいですが、早朝の朝もやの中や、夕暮れの柔らかい光での撮影が、より紫が活きて美しいんだそうです。
実際写真愛好家たちは早朝から訪れ、三脚を立てて撮影に勤しまれるとか。
これだけのチョウセンヨメナが見られるところはなかなかないのか、愛知ナンバーの車など遠方から訪れる写真愛好家も珍しくないそうです。
実際写真愛好家たちは早朝から訪れ、三脚を立てて撮影に勤しまれるとか。
これだけのチョウセンヨメナが見られるところはなかなかないのか、愛知ナンバーの車など遠方から訪れる写真愛好家も珍しくないそうです。
そういう情報を持たず夕方前に訪れたのですが、確かに紫の色味がいい感じで出ていたと思います(腕が悪く再現できていませんが…)。
柔らかい光の中、暮れゆく夏を惜しむかのような友禅菊。いつまでも眺めていたい風景でした。
柔らかい光の中、暮れゆく夏を惜しむかのような友禅菊。いつまでも眺めていたい風景でした。
摘み取りや切り花も購入可能
花畑のそばにはこのように、切り花が販売されていました。
また摘み取りOKの畑では、自分で好みの菊を摘み取る事も可能。
袋やハサミなど用意されていてとても便利でした。
10本もあればかなりの花が付いているので、200円で結構な束になって素敵です。
花畑運営に協力の意味も込めて購入しましたが、おすそ分けできるぐらいあって大満足。
今ならお仏壇やお墓にお供えしてもアクセントになっていいですね。
また摘み取りOKの畑では、自分で好みの菊を摘み取る事も可能。
袋やハサミなど用意されていてとても便利でした。
10本もあればかなりの花が付いているので、200円で結構な束になって素敵です。
花畑運営に協力の意味も込めて購入しましたが、おすそ分けできるぐらいあって大満足。
今ならお仏壇やお墓にお供えしてもアクセントになっていいですね。
ちなみにこちらはもう1箇所の花畑。
こちらは近づいたり摘み取りはできませんが、山とのコントラストが美しかったです。
朝もやと撮影できたら、とても雰囲気ある写真が撮れそう!
時間があればこちらもどうぞ。
7月中旬、街中が祇園祭で盛り上がる頃に咲き始め、祇園祭が終わる7月末に1番の見頃を迎えるそうです。
咲き始めから1ヶ月ぐらい楽しめるそうなので、23日の松上げや24日の花笠踊りまで楽しめそうとの事。
市内中心部から遠いですが、わざわざいく値打ちアリの「北山友禅菊」の花畑、是非訪れてみてくださいね!
こちらは近づいたり摘み取りはできませんが、山とのコントラストが美しかったです。
朝もやと撮影できたら、とても雰囲気ある写真が撮れそう!
時間があればこちらもどうぞ。
7月中旬、街中が祇園祭で盛り上がる頃に咲き始め、祇園祭が終わる7月末に1番の見頃を迎えるそうです。
咲き始めから1ヶ月ぐらい楽しめるそうなので、23日の松上げや24日の花笠踊りまで楽しめそうとの事。
市内中心部から遠いですが、わざわざいく値打ちアリの「北山友禅菊」の花畑、是非訪れてみてくださいね!
北山友禅菊 on Instagram
DATA
30 件
7月末頃が一番の見頃だったそうで終わりに近づいていますが、それでも休耕田一面に広がる花々!可憐な菊を存分に楽しむ事ができました。
今年は例年以上に若者の見物客が多いそうです。出向いた時もデジイチを持ったカップルを見かけましたので、冒頭でも書いたようにSNSなどネットの力が大きいのかもしれませんね。