東山を散策していると一際可愛いお御守りが奉納されているお寺があります。
庚申とは干支(えと) 即ち、庚(かのえ)申(さる)の日を意味し、この夜に人間の体の中にいる三尸の虫が、寝ている間に体から脱け出して、天帝にその人間の行った悪行を告げ口に行く。天帝は寿命を司る神であるから、悪いことをした人に罰として寿命を縮める。ところが、三尸の虫は、人間が寝ている間にしか体から脱け出ることができないので、庚申日は、徹夜をする、これを庚申待ちという。
この庚申待の行事にさまざまなことを行って徹夜していたが、青面金剛はこの三尸の虫を喰ってしまうので、いつの頃からか、庚申待ちには、この青面金剛を本尊として拝むようになり、庚申イコール青面金剛となった。
また、この日、睡眠をささげて、一晩一心に願い続ければ如何なる願いも叶うとされている。
くくり猿に願い事を託して、それを叶える秘訣は、欲を一つ我慢することです。
京都にきておいでやすた#八坂庚申堂 by flkls https://t.co/NHEu9L2ZJ9 pic.twitter.com/Cbm5BwSgT7
— InstaKyoto (@InstaKyoto) March 19, 2016
八坂庚申堂…申年にぴったり
— 風来坊 (@rekishi_cjp) March 25, 2016
ここら周辺は近くて遠い、散策し難い場所。見つけることができて嬉しい pic.twitter.com/AGat3zPq2R
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