2016年3月30日 更新

【京都東山】八坂の塔からすぐ。可愛すぎる御守りにお願いを。「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」

東山を散策していると一際可愛いお御守りが奉納されているお寺があります。

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八坂通り、法観寺(八坂の塔)からすぐの場所、ちょっとわかり辛いんですが、かわいい御守りが人気の八坂庚申堂(やさかこうしんどう)はご存知ですか?

八坂の塔からすぐ!

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見逃さないように気をつけてくださいね!
奥にはカラフルでとってもかわいいお守りが奉納されているので、それが目印ですね( *´艸`)

地元の方からは八坂の庚申さん」の愛称で親しまれいて、そのかわいい御守りが観光客の女性の方にとっても人気なのです!
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宮崎を由来とする有楽椿(ウラクツバキ)もこのようにカワイイ感じで( *´艸`)
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東山の民家やお店の軒先にはくくり猿がつるされていますので、見つけてみてくださいね(*^^)v
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こちらが八坂庚申堂の本堂です。

八坂庚申堂は、中国の道教に由来する庚申信仰のはじまりの場所とされ、年に6回の「庚申待ち」と呼ばれる行事が行われますよ(*^^)v

庚申とは?

庚申とは干支(えと) 即ち、庚(かのえ)申(さる)の日を意味し、この夜に人間の体の中にいる三尸の虫が、寝ている間に体から脱け出して、天帝にその人間の行った悪行を告げ口に行く。天帝は寿命を司る神であるから、悪いことをした人に罰として寿命を縮める。ところが、三尸の虫は、人間が寝ている間にしか体から脱け出ることができないので、庚申日は、徹夜をする、これを庚申待ちという。
この庚申待の行事にさまざまなことを行って徹夜していたが、青面金剛はこの三尸の虫を喰ってしまうので、いつの頃からか、庚申待ちには、この青面金剛を本尊として拝むようになり、庚申イコール青面金剛となった。
また、この日、睡眠をささげて、一晩一心に願い続ければ如何なる願いも叶うとされている。

可愛すぎるお守り「くくり猿」

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八坂庚申堂で一際目につくのが、境内のあちらこちらにある「くくり猿」とってもカラフルで少し特徴的な形です。
とっても可愛くて鮮やかで、京都にピッタリです!

くくり猿とは、”心”をコントロールするアイテム。お猿さんが手足がくくられて動けない姿を表し、欲のまま動かないことというところから来ているようです。
くくり猿に願い事を託して、それを叶える秘訣は、欲を一つ我慢することです。
まさにっっ!!
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ご覧のように、くくし猿にはたくさんのお願いごとが書かれています!
外国人観光客にも人気のスポットで、グローバルなお願いが書かれているのも特徴ですよ(*^^)v

東山散策の際には可愛すぎるくくり猿にお願いに来てくださいね( *´艸`)

八坂庚申堂(やさかこうしんどう)への声

八坂庚申堂(やさかこうしんどう)概要

名称:八坂庚申堂(やさかこうしんどう)
正式名称:大黒山延命院金剛寺
住所:京都市東山区金園町390
拝観時間: 9:00~17:00
拝観料:無料
電話番号:075-541-2565
関連HP: http://www.geocities.jp/yasakakousinndou/
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ミート姫 ミート姫