2017年12月24日 更新

聖護院にオープンした全メニュー制覇したいイタリア料理店「ラピンタイカ」

お店の名前は、イタリアではなくてフィンランド語由来「ラピンタイカ」なり。全メニューを制覇予定のお店、また1軒追加です。

満を持してオープンしたイタリア料理店

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お店の名前は、イタリアではなくてフィンランド語由来。ラピンタイカとは、直訳ではラップランドのマジック。一度フィンランドを訪れた旅人は魔法にかかり、またこの地に戻ってくるという言い伝えの言葉。何回でも再訪してね、という縁起の良い名前、ということでしょうな。。
場所は東大路通仁王門下ル。あまり飲食店が密集しているような場所ではないのですが、旨いものがあるなら、この距離ぐらいはどんとこい!!なのだ。我々は三条からとことこ歩いてきました。
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店内に。カウンター席が6席、2人掛けテーブルをくっつけると色々な席アレンジができますよ!的な席構成。当日は8人組グループ、3人組グループが先客。全20席ほどをお若いご夫婦が2人で回しておられるのですが、入り口周辺の壁に貼り付けられたレストランの祝儀袋が、京都イタリアンの今を表している感じでなかなか凄いのだ。 
満を持しての出店なのかもですなあ。
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メニューを確認。前菜が15種類ほど、パスタが10数種類、メインが5種類ほどですかね。 今回、来よう!と思ったきっかけが、この夜メニューをインスタで見たから。 奥様に、メインは鴨にして、前菜1にパスタ2でOKですかね?と確認し、ゆるゆるとスタートなり。
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まずは泡(多分¥700かな・・すっきり系、柑橘っぽい味わい)で乾杯し、前菜を待つ。
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で、うわ、なんじゃこりゃ!とびっくりした前菜盛り合わせは¥2400なり。
紫キャベツに乗っかった魚は鰯のエスカベッシュ(酢漬け)、時計回りで、海老・ホタテ・炙りサーモンのタルタル。ゴルゴンゾーラがしっかり乗っかったカナッペ、刻んだ生ハムのカナッペ、田舎風パテ(ふんわり柔らかめ)、生ハム三種(パンチェッタ・グアンチャーレ・スペック)ゴルゴンゾーラを飛ばして、コールド豚タンは、ベリー系ソースが絶妙に合う。軽く湯通しした鰤、その下は野菜のカポナータ、オレンジ果汁で煮たサツマイモ、それにフリッタータ(卵焼き)という、大盤振る舞い。
魚・肉系がバランスよく盛り込まれているのが好きだ~。
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泡は速攻で空いたので、白ボトルをお願いするのだ。
ワイン説明担当は奥様。ボトルは¥4000~¥5000ぐらいがお勧めラインかな。。我が嫁チョイスはブルゴーニュ。
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お次のパスタが超ウマ2連発。まずはイカスミを練りこんだ自家製タリアテッレに合わせるのは、卵をたっぷり孕んだ甘エビ、それに柔らかくブイヨンで煮込まれてソース化しているカブ。こちらが¥1800なり。
いやー、当たりのお店を引いた喜び!
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これはイっておこう!と選んだショートパスタ好き。巨大マカロニ、パッケリは前日メニューに載ったばかりで¥1700なり。鹿肉ごろごろの甘口円やか系ラグーに、土臭いゴボウを合わせているのが、これまた美味しい。奥様から「熱々なのですが、一口で食べるのが美味しいですよ!」とアドバイスあり。
しかし、これまた冷え冷え白ワインと絶妙に合いますなあ。。
大推薦します!
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白ボトルも良い感じで空いたので、赤グラスを推薦いただく。確かピノとカラブリア州のマリオッコなるブドウのを(一番右)チョイス。
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メインはハンガリー産鴨胸肉ローストで¥2500なり。ごらんの火入れで非常にジューシー。鴨好きなら間違いないでしょう。いやー、大満足なりでした。が、折角なので甘いものも1つだけいっとこう!ということに。
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フランボワーズのソルベが乗っかったボネは¥600なり。濃密チョコ味! いやー、これまた大充実ですな。嫁ニコニコ。私は珈琲をいただいて充実ディナー終了なり。 奥様曰く、シェフはお皿に絵を書くようなインスタ映えする料理は苦手なんですが、とのことでしたが、なんのなんの、写真映えなんかしなくても、これが旨いであろうということは飯写真を日々眺めている人間ならわかるはず。
いやー、全メニューを制覇予定のお店、また1軒追加です。 ご馳走様でした、次回はお得だというランチでぜひ!

ラピンタイカ クチコミでの評判

ラピンタイカ 店舗情報

店名:ラピンタイカ(lapintaika )
住所:京都市左京区北門前町499
営業時間:
《水~日》ランチ:12:00~14:00(LO) 
《月~日》ディナー:18:00~23:00(LO) 
定休日:月曜日・火曜日の昼営業
TEL:075-205-0477
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。