知る人ぞ知る劇場型のカウンターイタリアン
京都を代表する花街・祇園。四条通から少し入った場所に店を構える、イタリア料理と鉄板焼を融合させたレストラン「Lee°(リード)」。
シェフは国内外のイタリア料理店で修業を重ね、高級鉄板焼料理店では若くして料理長を務めた実力派です。
シェフは国内外のイタリア料理店で修業を重ね、高級鉄板焼料理店では若くして料理長を務めた実力派です。
店内は大きな鉄板を囲むカウンター席のみ。目の前にはオープンキッチンが広がり、食材を切るところから焼き上げ、盛り付けまで、料理が完成していく一連の流れを間近で楽しめる劇場型のレストランです。
シェフは東京のイタリア料理の名店で経験を積み、その後イタリアへ。北部ピエモンテでも研鑽を重ねました。現在もワインやビネガー、調味料など現地のものを積極的に取り入れ、京都を中心とした旬の食材と組み合わせています。
シェフは東京のイタリア料理の名店で経験を積み、その後イタリアへ。北部ピエモンテでも研鑽を重ねました。現在もワインやビネガー、調味料など現地のものを積極的に取り入れ、京都を中心とした旬の食材と組み合わせています。
ストーリーが重なるコース料理
料理はコース仕立て。今回は16,940円の「旬のおまかせコース」をご紹介します。
この日は、シェフ自身が釣り上げたタルイカからスタート。ねっとりとした甘みを持つタルイカにカラスミを合わせ、シンプルながら素材の持ち味を引き立てます。
この日は、シェフ自身が釣り上げたタルイカからスタート。ねっとりとした甘みを持つタルイカにカラスミを合わせ、シンプルながら素材の持ち味を引き立てます。
ワインのセレクトも、イタリアで修業したシェフならでは。国内では流通量の少ないものや、あまり見かけない銘柄も揃い、料理に合わせて楽しめます。料理だけではなく、シェフが現地で触れてきた味や文化が随所に散りばめられています。
続いて彩り豊かなサラダ。イチボのローストビーフを添え、旬の野菜やチーズ、ナッツを組み合わせたひと皿です。
ドレッシングはオレンジとビネガーを使い、作り置きせず提供する直前に仕上げるこだわり。爽やかな酸味と果実味をまとわせ、最後にピスタチオを細かく砕いて散らします。
イチボの旨味にオレンジの爽やかさ、ビネガーの酸味、チーズのコク、ピスタチオの香ばしさ。それぞれが重なりながらも重たさはなく、肉を使ったサラダながら軽やかな仕上がりです。
ドレッシングはオレンジとビネガーを使い、作り置きせず提供する直前に仕上げるこだわり。爽やかな酸味と果実味をまとわせ、最後にピスタチオを細かく砕いて散らします。
イチボの旨味にオレンジの爽やかさ、ビネガーの酸味、チーズのコク、ピスタチオの香ばしさ。それぞれが重なりながらも重たさはなく、肉を使ったサラダながら軽やかな仕上がりです。
スープには、久御山の農園まで早朝に取りに行った白トウモロコシを使用。収穫後すぐに処理することで、みずみずしさと甘みを生かします。
クリームで濃度をつけるのではなく、ブロードを合わせて軽やかな仕立てに。脂質に頼ってコクを出すのではなく、トウモロコシそのものの甘みと旨味を前面に出したスープです。
クリームで濃度をつけるのではなく、ブロードを合わせて軽やかな仕立てに。脂質に頼ってコクを出すのではなく、トウモロコシそのものの甘みと旨味を前面に出したスープです。
淡海地鶏の白肝と藏尾ポークを使ったパテも印象的。豚の網脂で包み、じっくりと火を入れます。
白肝ならではの濃厚なコクに、藏尾ポークの脂の甘み。さらにハーブの香りが重なり、力強さがありながら複雑な余韻を残ります。
白肝ならではの濃厚なコクに、藏尾ポークの脂の甘み。さらにハーブの香りが重なり、力強さがありながら複雑な余韻を残ります。
魚料理には、こちらもシェフ自身が若狭で釣り上げたぐじを。
鱗焼きにすることで、パリパリとした鱗とふっくらとした身のコントラストが魅力的。和食でもおなじみの食材をうまく取り入れ、繊細なイタリア料理として組み立てられています。
鱗焼きにすることで、パリパリとした鱗とふっくらとした身のコントラストが魅力的。和食でもおなじみの食材をうまく取り入れ、繊細なイタリア料理として組み立てられています。
パスタは2種類。ひと皿目は、トマトとバジルを使ったシンプルなパスタ。合わせるのは、手打ち・手切りのフェットゥチーネです。
上賀茂の農家から届いた無農薬トマトとバジルを使用。加熱して煮詰めたトマトソースではなく、生のトマトをそのままソースに使うことで、夏らしいフレッシュな酸味と香りを残します。
もちっとした手打ち麺にトマトの旨味が絡みます。シンプルな料理だからこそ、トマトやバジル、小麦、卵それぞれの風味がよく伝わります。
もちっとした手打ち麺にトマトの旨味が絡みます。シンプルな料理だからこそ、トマトやバジル、小麦、卵それぞれの風味がよく伝わります。
もうひと皿のパスタはラビオリ。
中にはリコッタチーズをベースにした詰め物を。ソースには、イタリア料理の王道ともいえるセージバターを合わせます。
さらにアルバ産のハチミツとヘーゼルナッツを添えて仕上げます。ピエモンテで修業したシェフならではの組み合わせで、リコッタのやさしいコク、バターの厚み、ハーブの香りに、ハチミツの甘みとヘーゼルナッツの香ばしさが重なります。
中にはリコッタチーズをベースにした詰め物を。ソースには、イタリア料理の王道ともいえるセージバターを合わせます。
さらにアルバ産のハチミツとヘーゼルナッツを添えて仕上げます。ピエモンテで修業したシェフならではの組み合わせで、リコッタのやさしいコク、バターの厚み、ハーブの香りに、ハチミツの甘みとヘーゼルナッツの香ばしさが重なります。
赤ワインはトスカーナ・モンテプルチアーノの一本。華やかな果実味と酸味のバランスがよく、肉料理にも自然に寄り添います。こうした少し珍しい銘柄に出会えるのも、Lee°での楽しみのひとつです。
メインは近江牛フィレ肉のステーキ。あらかじめハーブでマリネし、低温でじっくり火を通したフィレ肉を、最後は目の前の鉄板で焼き上げます。
そして仕上げにはフランベ。カウンターの目の前まで大きな炎が立ち上がり、鉄板焼ならではの臨場感を楽しめます。
そして仕上げにはフランベ。カウンターの目の前まで大きな炎が立ち上がり、鉄板焼ならではの臨場感を楽しめます。
ただし、派手な演出だけが目的ではありません。火入れされたフィレ肉は美しいロゼ色で、しっとりとした仕上がり。スーゴ・ディ・カルネとマルサラ酒を使ったソースを合わせ、肉の旨味に奥行きを加えます。
お肉は抵抗を感じないほど柔らかく、まさにほどけていくような食感。食材の目利きと火入れの技術が光ります。
お肉は抵抗を感じないほど柔らかく、まさにほどけていくような食感。食材の目利きと火入れの技術が光ります。
デザートには、シンプルなパンナコッタ。甘味、酸味、苦味が混ざり合い、食後の余韻に浸れます。
さらに食後には、ポレンタなどの小菓子も添えられ、最後までイタリアら料理らしい余韻を楽しめます。
「鉄板焼」と聞くと、豪快に肉や魚を焼き上げる料理をイメージしますが、Lee°で印象的なのは、鉄板をひとつの調理器具としてイタリア料理の中へ自然に組み込んでいること。
シェフ自身が釣った魚、京都の農家から届く旬の野菜、そして修業したピエモンテからつながる食材や調味料。それぞれに背景があり、そのストーリーが料理へ落とし込まれています。
カウンター越しに料理人の仕事を眺めながら、ひと皿ずつ出来上がっていく過程まで味わう。祇園らしい上質さを持ちながら、シェフとの距離が近く、ライブ感も楽しめるレストランです。
「鉄板焼」と聞くと、豪快に肉や魚を焼き上げる料理をイメージしますが、Lee°で印象的なのは、鉄板をひとつの調理器具としてイタリア料理の中へ自然に組み込んでいること。
シェフ自身が釣った魚、京都の農家から届く旬の野菜、そして修業したピエモンテからつながる食材や調味料。それぞれに背景があり、そのストーリーが料理へ落とし込まれています。
カウンター越しに料理人の仕事を眺めながら、ひと皿ずつ出来上がっていく過程まで味わう。祇園らしい上質さを持ちながら、シェフとの距離が近く、ライブ感も楽しめるレストランです。
店舗情報
店名:Lee° (リード)
住所:京都市東山区祇園町北側347-142エンゼルビル1階
営業時間:11:30〜14:30 / 17:30〜22:30
定休日:月曜、火曜、水曜の昼営業、日曜
備考:予約制
HP:https://gion-lee.com/
住所:京都市東山区祇園町北側347-142エンゼルビル1階
営業時間:11:30〜14:30 / 17:30〜22:30
定休日:月曜、火曜、水曜の昼営業、日曜
備考:予約制
HP:https://gion-lee.com/
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Kyotopi 編集部
