前回の記事〖【聖地巡礼】文豪、谷崎潤一郎の「細雪」でマキオカ姉妹が愛した京都の桜スポットを行く《前編》〗で、マキオカ姉妹達が京都の嵐山・嵯峨野へ花見へ行った行程を、そっくりそのまま歩いてきたわけです。
小説の中で、神苑の桜樹がつきた辺りに、まだ柔らかい芽を出したばかりの楓や樫、円く刈り込んだ馬酔木(あせび)があると描写されているが、本当にその通りあった。
平安神宮・神苑の桜を見て巡り、マキオカ御一行の京のお花見は終了します。
マキオカ姉妹は神苑の桜を見て、「ああ、これでよかった。これで今年も花の満開に行き合わせた。」とほっとし、そして来年の春もここの桜を見られるようにと願います。
【細雪】を読んだことがある方や、好きな方は、桜の季節が訪れたらぜひ【細雪】のお花見スポットを巡りながら、マキオカ姉妹に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
京都には谷崎潤一郎のお墓があるそうです。
谷崎ファンはぜひお参りに行ってみてはいかがでしょうか?
◆住所/京都市左京区岡崎西天王町97
◆TEL/075-761-0221
◆HP/
http://www.heianjingu.or.jp◆駐車場/なし
※境内参拝時間、神苑拝観受付時間は季節によって変わりますので、公式HPにてご確認ください。