2016年3月24日 更新

「Obase(オバセ)」 三条にオープン、和を随所に織り交ぜた秀逸な京都イタリアン。 

三条にあるイタリアン。お店の名前は、Obase(オバセ)。イル・ギオットーネ、レストランおくむらご出身のシェフのお名前がそのまま店名になった、オープンして一年未満のピカピカニューカマーレストラン。

ランチは¥4000一本!という解り安い料金体系。既にNETでの評判も上々で、かなり!期待しつつ、12:30に予約したお店に向かうのだ。
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お店はこのままずんずん北上し、三条通を越えたら2筋上を西に。姉小路通沿いにある。お隣は花屋さんなのでそれを目印に。

ちょっとひねりのあるお洒落な前菜

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まずは冷たいスープ的前菜。トマトのガスパチョ的な。水ダコに大原のたけのこ。コゴミにトマトなどなどを冷たいスープに浸してソース代わりにして頂く趣向。あまり他店ではない一工夫が楽しい。木の芽のぴりりとした風味が全体をキリリと引き締める。旨いです~。
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紀州の鰹はさらりと炙って、京都のなんちゃらさん作の野菜類、白味噌とケッパーのソース、というなんだか覚えるのも大変な一品。
カシューナッツ、それにグレープフルーツ的な柑橘類が非常~に良い仕事。ワインがすすみます!

グラスワインは白赤3種類で¥1000~¥1500のプライスゾーン。1杯目はブドウジュースのように甘く、まろやかーなミュスカで、美味しいく女性受けもよさそう。2杯目はこちらをチョイス。
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良い感じでこなれていて、普段呑んでいるのよりかなり!美味しかったので備忘録代わりに・・・。

斬新で芸が細かいメイン

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パスタがまた、過去類似のものを食べたことのない斬新な一皿。。表面を軽くソテーした半生な帆立貝柱がごろごろ、それときゅうり!、更に生山葵!という面白いオイルソースパスタ。イル・ギオットーネ系なお店では意外にレギュラーな味付けのようですな。

きゅうりに火を入れるとなんだか非常に青物だ!と主張するのだが、まろやかなオイルとマッチしていてこれがとても旨い。いやー、新体験なお味でした。
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メインはシャラン産の鴨。火入れはごらんのように完璧。ペッパーソースのしっかりとした刺激も美味しい。

仕上げに卸したチーズを目の前で振り掛けてくれて風味づけ。付け合せのアスパラのスライスやこれまた柑橘類のタンカン、更にレンズマメのピュレなどもきちんと美味しい。これまた芸が細やか。
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デザートの前に口直しです!と、自家製金柑のシャーベット。前に置かれているのはティースプーンより一回り小さいミニミニスプーンなので、サイズが想像できますかねぇ。1口でぱっくり!という趣向。
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で、カタラーナ、砕いたアーモンド、どういう品種だか芯まで超赤い苺、それにその苺だかのコンフィチュール。いやー、これまた脱帽の美味しさよ。
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で、珈琲と可愛い小菓子を頂いて充実ランチ終了~。税サコミコミで、結局白ワインをグラスで4、計¥13000なりという超明瞭価格なり。
非常に丁寧なお料理で大満足。多分ランチも1回転しかさせないだろうなぁ(現在13:30LOなので)ですが、席数は意外にありそうなのでカップルなら席が取れやすいカモですな。。

ほぼ同時期にオープンされたチェンチ(こちらのシェフもイル・ギオットーネ出身)と今後比較されることになるでしょうが、我々はこちらに先に入れたので応援したくなってしまいました。

また季節替わりに来たいお店が1軒追加です。

 

Obaseへのクチコミ

夜は暑い京都へ #イタリアン #京都

@iwataka323が投稿した写真 -

Obase 店舗情報

■ 店舗名
Obase (オバセ)
■ 住所
京都市中京区河原町三条恵比須町534-39
■ 電話番号
075-211-6918
■ 営業時間
12:00~13:30 18:00~21:30
■ 定休日
水曜日
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。