京都で生まれ、京都で育つとここの本屋さんは全国チェーンの大型書店だと思っていました。
関東はおろか、大阪に行くと見かけないので不思議に思っていたものです。
とは言え京都随一の大型書店さんですね。
今では四条烏丸などにカフェ併設の店舗も持つ大垣書店。
烏丸三条店にはオフィスもあるので勘違いしてしまいますが、本店事務所は今でも北大路駅前の4階建てビルです。
1階から3階まで、決して広くないフロアに本がぎっしり。
すれ違うこともままならない、場所によっては横歩きになってしまう狭さが
「本の中に埋まってる」という、本好きの心を満たしてくれます。
それからガイドブック。
多くはない蔵書の中で、京都のガイドブックは一般的なものから特定のジャンルを掘り下げたものまで、地元民が読んでも面白いものがたくさんあります。
お隣が史学関係に強い大谷大学ということもあり、2階は人文・美術関係の本。
3階は児童向けで、コミックスも同じフロアですが、
学習塾の多い地域でもあるので、中学・高校受験向けの参考書がかなり充実しています。
塾から指定されたものだけでなく、自分が使いやすいものをいろいろ比較して選べるところが受験生には嬉しいところ。
私も大変お世話になりました。
「自分の街の本屋さん」を感じられる大垣書店本店、お近くの方はぜひ。