2021年10月15日 更新

【京都ランチ】嵐山渡月橋の眺望抜群☆アランデュカス極上料理「MUNI LA TERRASSE」

おおきに~豆はなどす☆今回は右京区嵐山に昨年オープンしたラグジュアリーホテルにあるフレンチ巨匠アランデュカスレストラン。割安に食べられる企画利用でランチをいただきました。

フレンチの巨匠アランデュカスのランチを手軽に

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右京区嵐山、渡月橋からさらに桂川沿いを上った場所に昨年オープンしたラグジュアリーホテル。この向かいには福田美術館もあります。以前から気になっていたホテル。その館内に、フランス料理界の巨匠アラン・デュカスの名前を冠するレストランが誕生とのこと。一度はここで食事してみたい!と思いつつも、なかなかハードル高めなお料理とそのお値段(笑)
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で、つい最近別件で訪れた左京区吉田の京都大学キャンパスにも隣接する場所にあるフランス政府公認施設「アンスティチュフランセ関西」。フランス文化の発信地として機能し、日仏文化交流の場としても活用される施設。
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そこで、こんな情報を入手。『フランス料理をおとくに楽しむ24日間』と題して、全国の有名フレンチを手軽な価格で利用できる、というダイナーズクラブの企画もの。https://francerestaurantweek.com/

京都でこの企画に参加されてるレストランは数えると35店舗。いずれも名店ぞろい。ランチ、ディナーを8000円、5000円、2500円のいずれかで提供。それもお店によって異なりますが。その中に今回訪れるレストランが紹介されていて、お試しとして利用するなら申し分ないかな、と便乗。今回ランチ5000円のコースをネット予約しましたが、通常なら6400円相当の料理らしくお得感。
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今回はレストラン利用ですが、ホテルなのでお隣にはロビーや客室もあり。周辺の景観になじんだナチュラルな雰囲気を持ちつつ真新しい建物で、さらにラグジュアリーさも感じながら玄関アプローチをホテルの方に案内され進みます。
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館内にはアランデュカス氏のレストランが2つあり、至極のコンテンポラリーレストラン「MUNI ALAIN DUCASSE」。そして、今回はこちら、桂川の景観を眺めながら朝食・ランチ・ティータイムをお楽しめる「MUNI LA TERRASSE」へ。
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エントランスは比較的簡素な印象でしたが、店内に入るとごらんの絶景。桂川、渡月橋の眺望がパノラマのように望めるカウンター席。少し紅葉も始まっているような、そんな季節感も感じられる眺め。
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そして、テーブル席も。パーテーションも設置されていて、広々としたテーブルになっていました。
お好きな席どちらでも、とのことでしたがテーブル席へ。
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で、ここからコースがスタート。
まずはウェルカムドリンク。薄ピンク色のスパークリングワインが登場。
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さらに、アールグレイ抽出のコンブチャ。コンブチャは自家製酵母を使って発酵させてるそうで、最近発酵ドリンクとして注目の高いジャンル。市販品のコンブチャと比べて、その発酵感もより強く感じました。そして、このグラスのデザインも素敵。

カウンター席のテーブル部分も同じフランス人作家のものらしく、なんでも桂川の水流をイメージしたデザインなんだとか。
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それ以外のドリンクとしてペリエを注文。また違ったテイストのグラスで、こちらは緑色のビー玉状のものがくっついていて、ラムネ瓶的なごみ感もあり(笑)
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そして、パンはカンパーニュと米粉を使ったもの。フランス産ボルディエバターも添えられていました。
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最初、アミューズが2品。
ひよこ豆の生地のカナッペ。こんがり焼かれた生地の上にナスでしたかペースト的のもの、その上に真鯛のマリネ。
そして、ペースト状のものはひよこ豆のムース。それぞれ別々に食べたり、ムースを乗せたり。お酒がとても進みます。
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前菜。明石産タコとイカのソテー ブロッコレッティとハーブのラヴィオリ。
あとで振り返ると、コースのお料理は総じてこうしてソースをテーブルサービスしてくれました。
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で、こちらで完成。
意識的にいろんな部位というか、食感が楽しめる部分をお皿に。タコの吸盤やイカも小さめの柔らかいやつをフィレもゲソも。エビのほぼレアな感じもトロっとしてて絶品。その下の円盤型ラヴィオリにはハーブ刻んだリコッタチーズが入っていて、魚介の味とのバランスを考えたラヴィオリ。
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そして、メイン。千葉産乳飲み仔豚のグリエ ディアブルソース 茄子のスモーク。
お肉との相性のいい辛味を効かせたソースをここでも注いでくれます。お肉はそれぞれ味の違いを楽しむため、4種類の部位に分け、背中、首、ももなどがこの一皿に。他、ナスのコンフィも。
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別添えで同じ仔豚の頭で作ったテリーヌ。仔豚1頭をすべて活かし切ったメイン料理ということですね。
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飲み物か?というお約束ボケを一応(笑)
骨付き部位もあるので、フィンガーボウルを利用してください、とのこと。
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ここにきて今更ながら、カトラリーのデザインも素敵です。
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で、さっそく骨付きの背中部分。
これ絶品でした。皮目のパリパリとした食感。その下の脂と身の柔らかくジューシーな味わい。小さいサイズですが、火入れが抜群。他の部位ともそれぞれ味わいが違い、繊維の細かさと柔らかさ、さらに仔豚と言いつつ野性味あふれる豚らしいクセもほのかに感じられ、唸る美味しさ。頭のテリーヌのラード部分も濃厚、若干軟骨も入れてるのかな、という仔豚のソフトさ。
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最後、こちらのスペシャリテでもあるデザート。ババシャンテ。
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ラム酒は甘いタイプとドライの2種類からチョイスでき、今回はこちらロンサカパで。
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地球儀のような球形の銀食器に大きめのババがあらかじめ乗っていて、テーブル上で2分割されたあと、ラム酒を注ぎ入れます。周囲にはたちまちラムの甘い香りが漂います。
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さらにぽってりとシャンティクリームを。
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お酒のアルコールでふんわりといい気分にもなるお菓子。
それを甘さの少ないシャンティクリームがちょうどよく中和してくれます。それにしても濃厚なお菓子(笑)
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さらにプティシュー付。シューの中にはフランボワーズ、そして抹茶クリームのトッピング。こういう組み合わせって、フランス人ぽいかな、とも思ってみたり(笑)
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最後コーヒーで終了。

日常では味わえないロケーションや店内のラグジュアリー感。そしてお料理の華やかな演出。どれも夢見心地にさせてくれる、素敵な時間を過ごせました。これからさらに秋めくシーズンにはテラス席もあり、背景の山々も燃えるような紅葉を見せてくれることでしょう。食欲の秋でもあり、たまにはこんなお料理を楽しむ贅沢な時間を過ごすのもまた良し。そして手軽にティータイム利用される方もいました。嵐山散策の合間にもおすすめです!

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:MUNI LA TERRASSE (MUNI KYOTO内)
場所: 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3番
電話:075‐873‐7770
営業時間:11時30分~16時30
定休日:不定休
公式サイト:https://muni-kyoto.com/jp/
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