2021年7月17日 更新

京都中華の源流"鳳舞"の味を受け継いだ「広東料理 鳳泉(ほうせん)」【河原町二条】

京中華の源流ともいえる「鳳舞」最後の料理長が味はそのまま受け継いでオープンしたお店。広東料理「鳳泉(ほうせん)」をご紹介します!

2009年、惜しまれつつ閉店した老舗中華「鳳舞」

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惜しまれつつ閉店した老舗中華「鳳舞」。紫明通り沿いのこの独特の石造りの建物がとても気に入っていました。内装も趣きあって。
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これは、閉店すると聞いて最後に行った時の画像。数時間待ちであきらめて結局帰ったんですが。せめて建物だけでも残して欲しい!と願いましたが、今は跡形もなく。ほっこりする懐かしい味でした。

鳳舞閉店と同じ年にオープンのまだ新しさが残る店内

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河原町二条、通り沿いに位置する京都中華料理界の源流・鳳舞の味を受け継いだ広東料理「鳳泉」
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店内はこんな具合。オープンして10年経ちますが、まだ新しい雰囲気を残してます。
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この裏にも献立あって、結局裏メニューから注文したわけですが。画像撮り忘れ(汗)「撈麺(ろうめん)」(エビカシワソバ)とシュウマイを注文。

毎度同じチョイスになってしまう安定の撈麺(ろうめん)

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つい最近2回行って、2回とも撈麺を注文したみたいです。自分では無意識(笑)そして、鳳舞を彷彿させるシュウマイも。こちらのは肉肉しい食べ応えあるシュウマイ。具材に刻んだクワイが入っていて、シャリシャリとした食感がまた特徴。よく売れるんでしょうね。昼過ぎで客が少ない時間帯、せっせとシュウマイの肉詰め作業を厨房でやってました。
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熱々、湯気で曇ってますが(笑)結構しっかりめなとろみアン。なんといっても特徴なのが、鳳舞仕込の少しカラシの効いた味。いいアクセントになってるんですよね。そして、懐かしいかんじのストレート細麺。よくアンが絡みます。剥きエビ、かしわ(鶏肉)、ネギ、レタス、干し椎茸が具材。椎茸の旨みが濃厚。とにかく美味いんですよこれが。
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ズルズルと麺とアンを吸い取るように食べ、最後にレンゲなしで平皿持ち上げてズズズッと残りのアンを飲み干す。黒田節かっ!(笑)
奇をてらわない日常食のような中華。そんなしょっちゅう行きたくなるお店。ごちそうさまでした!

鳳泉 基本情報

名称:鳳泉
住所:京都市中京区河原町二条上ル清水町359、AXE ABビル 1F
電話番号:075-241-6288
営業時間:11:00~14:30 / 18:00~22:30
定休日:月曜日・火曜日 (祝日でも定休日)
関連URL:https://kantonhosen.wixsite.com/hosen
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