2021年4月17日 更新

【京都ぶらり】稲作発祥地と伝わる水田史跡☆豊受大神ゆかり『清水戸』も「月の輪田」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府京丹後市峰山の田園にある水田史跡。稲作発祥地と伝わり、近くには関連史跡『清水戸(せいすいど)』も。

田んぼの中央にある水田史跡

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京都府京丹後市峰山。JR峰山駅周辺の繁華街を離れ、久美浜方面へ向かう国道482号線上。のどかな田園風景広がる場所。

そんな中田んぼの真ん中に木が植えられ、白いのぼりが立っています。
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近づくとこんな様子。土盛りの上に木が生え、その右横に墓石のようなものが。
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畦道を歩いて近づくと、のぼりには『稲作発祥の地 月の輪田』と書かれています。
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この場所は別名『三日月田』とも呼ばれる三日月形の田んぼがあり、さらに京丹後市が所有する約7平方メートルの水田史跡にあたります。

この時確認できなかったんですが、この案内板背後にはその三日月形の田んぼが存在。
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江戸時代の古記『丹後旧事記(たんごくじき)』によると、食物の女神・豊受大神が、天照大神のために籾種を蒔いて稲作をした場所が、この『月の輪田』であると伝わり、そこから稲作発祥地と言われています。
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豊受大神は丹後地方で広く信仰される神で、この田で稲を育てて天照大神に献上したと伝わっています。豊受大神はこの近くにある比沼麻奈為神社に鎮座していたと伝えられ、後に三重県の伊勢神宮外宮に祀られるようになったとも言われています。
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一瞬、お墓?とも思ったり。昔の農村では、田んぼの真ん中に土盛りや木を植え、そこにその集落の住民のお墓を設けられていたりする、という話を聞いたことがあったので。
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盛り土の上には小さな祠や石仏がいくつもあります。
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その田んぼから少し山手へ向かうと集落が。その途中のフェンスに囲まれた場所。こちらも関連史跡。
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フェンスの中には石で囲まれた水槽があり、湧き水になるんでしょうかね。水で満たされ、さらに中央部分に深い槽があります。
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ここは豊受大神が稲作をした際、種籾(もみ)を浸した場所と伝わっています。古歌「いざなぎや 種をひたする清水戸 五穀始まる これぞ苗代」にも登場し、歌中の『いざなぎ』は丹後半島の付け根に位置する磯砂山を表しています。

稲作発祥地と言われる場所は、全国で他にもありますが、稲作にまつわる史跡であることには間違いなし。普段食べているご飯への愛着が、ますます深まりそうな史跡ですね。

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