【京都朝食】握りたて『塩むすび』シンプルイズベスト至高の朝ごはん「羽釜おむすび白々」

おおきに～豆はなどす☆今回は中京区、寺町御池下がった商店街にあるおむすび専門店。握りたての絶品塩むすびと日替わりお汁をいただきました。

握りたて至高の美味しさ『塩むすび』で充実な朝ごはん

中京区、寺町御池下がったアーケードの寺町専門店会商店街。この日は朝活の途中、前から気になっていたお店で朝食をとろうとやってきました。朝なので商店街も閑散としてますが。

ですが、著しく活況なお店もあり（笑）

京都を代表する老舗コーヒー専門店『スマート珈琲店』。日曜日ということもありますが、恐らく一回転めのお客が入店して少し経った時間帯の様子でこの長蛇。しばらくはこの状態が続くとわかりつつも、皆並ぶんですね。不動の人気。

ま、そんな行列店をよそに、お目当てのお店がこちら。といっても、こちらもこの時満席で少々並びました（笑）2022年4月にオープンしたおむすび専門店『羽釜おむすび白々』。

店名からもわかりますが、羽釜で炊いた白飯をその場で握って提供してくれる、朝はご飯党という方にピッタリのお店。この日は昼も外食予定だったので、朝は少なめだけどしっかりお腹に貯まるものが食べたいな、と思い自ずとこちらに足が向きました。

平日は朝8時、土日祝日は7時半オープン。ちょうどこの日には都合のいい時間帯でした。

こちらの自慢は、三角ではなく俵型に結んだ『塩むすび』。お米は京都米と日本有数の米産地・新潟、富山、山形、秋田などのものを絶妙にブレンドしたものを使用。出汁は京都の出汁問屋監修の、料亭や和食店でも使用される昆布や魚、キノコなどから抽出効率の良さで知られる京都の軟水で引いたもの。さらに塩は海水を釜炊きしたものを使用。

そんな厳選された材料が三位一体で織りなす至高の『塩むすび』。

それ以外に、もっと軽めな朝食として朝がゆもあります。一瞬こちらもいいな、と迷いましたが、最初はやはり至高の塩むすびを食べないと、と。

店内入ると、調理場がよく見えるようになっていて、3つの羽釜が鎮座。これでご飯を炊き上げるわけですね。おむすびを握る作業も見えます。

お店では握りたてを提供してくれるわけですが、握ったものも販売されています。時間をおいて食べる人や朝通勤途中に買う人にとってはこちらが好都合かもしれません。

今使用されてるお米は京都米と富山米ということですかね。

今回は店内飲食ということで、両壁にイートインコーナーが各2席ずつ計4席あります。

今回は塩むすび1個とお供（おかず）１つ、本日のお汁がついたお得なセット『ぱくぱく壱』714円を注文。お供は3種あり、その中から今回は削り節香る万願寺としらすの醤油炒めをチョイス。お味噌汁は日替わりのようで、この日は粕汁でした。まだ朝は冷えるのでちょうどいいセット。

こちらが注目の塩むすび。
通常の俵型おにぎりより少し大きめですかね。わりと空気を含みつつ、意識的にふんわりと結ばれています。なので、お箸でつまむとほろりと崩れるやわらかさ。食べてみると、モチモチとしたご飯がほの温かく、そして出汁で炊かれているんですかね。丸みのある塩味がご飯全体に均一に行き渡り、噛むと旨味と後から追いつくようにご飯の甘味がほんのり。これはおかずなしで食べるにも十分すぎる美味しさのご飯。

粕汁がこれまた絶品でした。
具材もたっぷりで、豚肉、お揚げ、人参、大根、青ネギなど具材のエキスもお汁に馴染んでいます。酒粕の他、京都の麴味噌を使い上品な甘みを引き出した丁寧な味わい。

これも、ご飯のお供として京都では定番。万願寺とうがらしと鰹節、しらすを油で炒めたもの。

これは好きなやつです（笑）しかも、過不足ないシンプルイズベストな朝ごはん。
しかも、さくっとファーストフード感覚で食べられるのに、充実感も得られる朝食。とかく、京都の朝食はパン党優位に語られる節も最近ありますが、日本人はもちろんのこと、外国人観光客にも誇れる、これぞ日本の朝ごはん。侮れない美味しさです。お試しあれ！

ヨ～イヤサ～♪