平安時代にまで遡る、京都の旧い風習
節分《おばけ》とは・・・ 昔、立春に年が変わると云われ、節分の日はいわば大晦日。その大晦日に仮装をして、神社・仏閣にお参りをし一年の厄を落としていました。 この風習は平安時代にまで遡り、陰陽師の世界に通じます。年が変わるということは恵方が変わるということ。大晦日に神様が次の年の恵方に大移動。そのすき間を狙い、地獄から魑魅魍魎(ちみもうりょう)が現れるので、自分に憑かないように自分で無いものに化け、鬼(厄・疫)を化かすという京都の町中の旧い風習。戦後街なかでは廃れて、芸舞妓がしているため花街の行事に思われがちですが、元々町衆の文化です。
なにやら怪しげな集団が祇園ホテル前に集結。じつはこれ、毎年節分の日に《おばけ》を行う「こったいの会」。新聞やニュースでもこの時期の風物詩としてよく紹介される有名な会。
こんなスケジュールで仮装しながら、街を徘徊。
そうこうしてると、外国人観光客が物珍しさに記念撮影を。人気です(笑)
ハロウィンよりも年季の入った仮装イベント!
ちょうど八坂神社も節分祭行事で大勢の人出。
一団が八坂神社へ
ちゃんと鬼も信号守ってます(笑)
一団の周辺に人が集まってきます。
そして、またも記念撮影の嵐(笑)ずーっと同行する人も現れたり。考え方は違いますが、形としてはハロウィンみたいですかね。
節分の日は花街のお茶屋さんやバーでもお店の人が皆仮装したり一芸披露したり。ちょっとユーモラスで普段とはちがう楽しい雰囲気に。
来年は皆さんも仮装して参加してみるのもいいですよ!
節分の日は花街のお茶屋さんやバーでもお店の人が皆仮装したり一芸披露したり。ちょっとユーモラスで普段とはちがう楽しい雰囲気に。
来年は皆さんも仮装して参加してみるのもいいですよ!
節分おばけへの口コミ
今年も京都で節分、お化け♪
— 中村理恵 (@rieprimo) February 2, 2016
今年も豪華!! pic.twitter.com/Jkz3VFRrjP
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