2024年10月16日 更新

2種楽しめるパエリアが嬉しい!京都の気軽なスペイン料理店「ラ・ファローラ」

2024年3月、東山丸太町交差点近くにオープンした気軽に使えるスペイン料理屋さん「ラ・ファローラ」でディナーなり。

ニューカマーのスペイン料理店

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東山丸太町交差点の南西角近く、熊野神社のお向かいに気軽なスペイン料理屋さんが出来ているのに気が付いて、調べてみるとなんだか良い感じ!&ネット予約も可能なことがわかり、速攻で18:30予約を入れたのだ。
10月になり、なんだか暗くなるのがぐっと速くなった京都地方。
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で、お店の入っている雑居ビル前に到着。お店の名前は「スペイン食堂 ラ・ファローラ」、たしか以前はラーメン屋さん、その前は中華料理屋さんが入っていた物件。なんだかお洒落な外観で、入口はビルに入った半地下一階的な場所なのだ。店内に。
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想像したより大きめの箱で、席アレンジが色々可能そうなフロアで、当日は6人テーブルが2つに、4人テーブルが1つ、カウンター席が6席ほどで運営中。席間ゆったりで圧迫感無し。カウンター席に入れてもらうのですが、奥の6人テーブルは既に埋まっていて、19:30にはカウンター以外は全席埋まりました。2024年3月にオープンしたお店ですが、皆さん既によくご存知なわけで。当日は3名体制でした。
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カヴァグラスが¥700とお手頃価格なので、とりあえずそれを頂きつつ、お料理を検討。
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前菜、タパス系はこちら。スペイン料理店にありそうなものは概ねありそうな感じで、別ページに蛸のガリシア風にサラダ類、肉料理がイベリコ豚ステーキに、カジョス(スペイン風モツ煮)などもスタンバイ。が、このお店ではやっぱり!
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真ん中に仕切りがあるパエリア鍋で2種盛りのパエリアが頂けるのが嬉しいサービス。京都は意外にスペイン料理店が多いのですが、こんなパエリア鍋を採用されているのは京都では多分、こちらだけ。 少人数でも色々食べられるのが嬉しいですな。これを軸にして、まずは前菜を頂こうと悩んでいたら・・・
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フロア担当の方から「今日はこちらの日替わりもございます~」と黒板メニューを見せてもらうわけで。まずはタパス盛り合わせの注文を通してもらい、後程、温かい系前菜を更に2種、〆は2色パエリア!で決定~ということに。
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で、暫しの後、「タパス盛り合わせ」¥1200が登場。こういう木の台がスパニッシュ気分ですな。奥は鰯の酢漬け、時計回りでお肉のテリーヌ、鶏レバームースをパプリカに詰めてパンに乗っけているもの、更にパンコントマテ(ガーリックトーストにおろしトマトを乗せたもの)、中央は冷たいガスパチョ!という健康健全な布陣&お安いですな。
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で、ワインが沢山スタンバっているのが嬉しいお店。カラフェもスタンバっていて¥2600~なのですが、グラス売りのワインが10種類ほどあって¥700~¥1300と色々。あれはカラフェで頂けるのですか~と確認すると、概ね5杯取りですが、グラス代×4でお出しします~とのこと。
それなら!とフルーティで呑みやすい、「パルラデルマール」¥750×4をカラフェで頂きつつ、ニンマリ。
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鰯の酢漬けとお肉のテリーヌにはバケットがほしいねえ!と追加。2切れ¥200なり。みっちり詰まった感じなのに柔らかくて食べやすいパンでした。先のテリーヌには鶏レバーがごろんと入っていたり、鶏や豚の色々な部位がみっちり入っていて、なかなか旨し~。
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温かい前菜から「生ハムのクリームコロッケ」¥770なり。割りますと・・・
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こんな感じ。クリームにタップリマッシュルームを忍ばせてある、想像以上に濃厚で美味しい一品。これまたワインを誘うわけで。
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更に温かい前菜から「できたて半熟玉子のトルティージャ」¥770なり。ジャガイモ入りのスペイン風オムレツなのですが・・・

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他店より圧倒的に、中心部を柔らかく仕上げてあるのが特徴でしょう。確かに超とろんとろんで先に頂いたバゲットに乗せて頂くのが超オススメ。そんなに塩辛くしていないのも好感度大。
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で、先のカラフェが無くなったので、さらにグラスを追加。右手はスッキリフローラルな「オロ」¥850、左手は「アナヨン シャルドネ」¥950をチョイス。お安くていいワインが色々選べて、これは良いお店を引き当てたとニッコリなのだ。
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で、暫しの後、ババーンと「2色パエリア」¥3300が登場。うおー、これは迫力あるボリューム感ですな。
黒い方はど定番のイカ墨パエリア、右手は魚介とフルーツトマトのパエリア、という布陣。キッチン内を観察しておりますと、炒めたコメを出汁と共にパエリア鍋に投入し、あとはコンベクションオーブンで仕上げている模様。乗せてある具材もレアな仕上がりで出しガラにはなっておらず、ちゃんとウマー!なのだ。
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で、後はレモンを絞って喰うべし!ですな。米がパリパリに仕上がった部分やふっくら炊けた部分のコントラストが楽しい一品。魚介系の出汁を米が吸って、多分日本人も全然違和感のないお料理でしょう。ちなみに同じサイズのパエリア単品の方は¥2200~2750なので、4人以上なら単品がオススメかもです。
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で、スペイン料理店ですので、当然酒精強化ワイン「シェリー酒」も各種スタンバイ。仕上げにパエリアに合わせようと意見一致。
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久々に辛口シェリーを呑もうと、「オロロッソ」¥900、それに「アモンティリャード」¥900をお願いしたような。大満足ですな。
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で、一粒残らずぺろりと平らげました(汗)。鍋のサイズは直径25cmぐらい。鍋の中央に仕切りが溶接してあって、一度に2種盛りが出来る優れものなのですが、調べると東京や札幌にあるスペイン料理店でも採用されているようです。シェフは東京で修行されてから地元の京都に帰ってこられたようなので、東京でお知りになったのかもです。で、こちらでは鉄工所にオーダーして作ってもらったようですが、大変いい取り組みだと思うので他店でも是非!ですな。

流石に甘いものに行くパワー無く、ココでお開きに。泡グラス2、カラフェ500cc、白グラス2、シェリーグラス2と、チャンポンで結構しっかりと呑みまして、以上で¥14000チョイ!なりでした。半分は酒代なので、めっちゃお手頃~という感想ですな。次回はPayPayが使えるようになっていることを希望しつつ、滅茶満足でお店を後にしたわけで。

2名以上で¥4000からコースがお願いできますので、人数集めてワインでワイワイしたい場合に適切な一軒。多分また、来る機会がありそうな予感です、ご馳走様でした~!

店舗情報

店名:スペイン食堂 ラ・ファローラ
住所:京都市左京区聖護院山王町43-2 パレステート日生熊野 B2
営業時間:17:00~23:00(L.O.22:00)
TEL:050-5593-1605
https://www.instagram.com/la_farola_kyoto/
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