2016年12月25日 更新

お値段以上のビストロランチ!花遊小路の「Lanka(ランカ)」

四条河原町からすぐ花遊小路にある花遊小路「Lanka(ランカ)」でビストロランチなり。ミシュランビブグルマンにも選出されているレストランです。

ビブグルマンに選出されたレストラン

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四条河原町交差点から徒歩5分ほど、花遊小路にあるビストロ、Lanka(ランカ)なり。
四条河原町交差点から北側歩道を西に50mほど行くと、Top to Topなるお洒落スニーカー屋があるのだが、そのお店の中を北に突っ切ったところが花遊小路だ。

2年前の開店当時に一度ランチに来ていて、その当時はカフェ風カレーにおしゃれサンドイッチ的なカフェランチだったのだが、現在はプリフィックスの¥2500コースと、シェフのお任せ¥3800(前日まで予約)のコースのみになっている。予約時にお任せコースをお願いしてわくわくと店内に。
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雰囲気はカフェ風だがシックに落ち着いた感じ。当然呑む気満々なので、グラスワインをお願いする。白赤3種類づつ抜栓されているようだ。

ぱっと見イタリアあたりのビオに見えますが、実は山形県産で、Frizzante Uno Nakedなるデラウエア主体の微発泡新酒。葡萄のフレッシュな香りが残っている11度の若干甘口な軽やかワイン。手前がカリフォルニア産のLo Fi 2015 Santa Barbara County Chardonnay 2015を。きりっ!まではいかないですが美味しいです。 グラスワインは¥800~¥1100までのプライスゾーン。

お値段以上のランチ

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アミューズ。これがのっけから芸細やかで、ズワイガニとセロリ、リンゴを刻んだものを完熟アボガドで巻いているサラダ的なもの。マヨネーズ的ソースに、お皿の上のエビを粉砕した粉をまぶしつつ頂くのだ。いやー、サイズは可愛らしいのですがGOOD!です。
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前菜は京赤地鶏とキャベツのテリーヌ。クレープで巻いてあるのがオシャレ。リンゴピュレとシードルを合わせたソース、それにマスタードとクリームを合わせたソースで頂くのだ。たっぷり目のサラダも嬉しい。パンは、伏見藤森の名店、Eight謹製の薫り高く、むっちり系リュスティック。いやー、この時点で相当ニコニコに。
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直ぐにお代わりした仏産ソーヴィニヨン・ブラン Le Petit Buisson Touraine Blancなり。
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スープは聖護院かぶらのポタージュなのですが、柚子皮粉と、柚子を使った甘酸っぱいピュレを垂らしてあり、軽く混ぜて味変を楽しめるのが良いですな! オイルを垂らすのはよく見ますが、甘いものを合わせてみるのもアリ。
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左から熊本ワイン株式会社のマスカットベリーA。これも先の白ほどではないですがフレッシュさを楽しむ一本。中央はDom. Sylvain Patailleなる作り手さんのブルゴーニュのピノ(ピノらしい軽やかさ)。左は、イタリア産ビオでLa Luna del Rospo Piemonte DOC Barberaなるバルベーラ100%のもの。 これはしっかり濃くていい感じでした。
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メインの皿は北海道産の乳吞み子羊もも肉ロースト。それにその煮込みをキャベツにくるんだ、という充実の一皿。付け合わせのチョイスもむかごに金時ニンジン、ポレンタなどしっかりで嬉しい。しかし、非常にバランス良好ですな。
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甘いものも抜かりなし! 杏仁風味のブランマンジュ。果物はすもものコンポートでアングレーズソースとともに。。併せているアイスにも面白いフレーバーが。(たしか、赤いのはハイビスカスのジェラート・・・)いやはや、最後まで芸こまやかでした。大感心!
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で、〆はイタリアはイタッラ社の大きめのコーヒーカップでゆったりカフェを。昨年からミシュランのビブグルマン店に選出されているお店ですが、いやー流石だなという印象。

サービス陣もフレンドリーでいい感じ、ビストロに分類されていますが、お料理はビストロではなく、この¥3800(税別)はお値段以上に値打ちありですな。
もちろん、また来ます~! (次回こそは夜に・・)

Lanka(ランカ)クチコミ情報

Lanka(ランカ)店舗情報

店名:Lanka(ランカ)
電話番号:075-741-8070
住所:京都市中京区新京極四条上ル中之町565-23 ハレの日花遊小路ビル 2F
営業時間:12:00〜15:00(L.O.13:45) 18:00~23:00 (L.O.22:00)
※金曜はランチ営業休み
定休日:木曜日・第2水曜日
店舗HP: http://www.lanka-vin.com/
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。