京都御所東で大充実のイタリアンランチ！気軽に使える人気店「御所 DeLino」

御所東にあるイタリアン「御所 Delino」で、前菜・パスタ・メイン・デザートが揃った大充実のランチなり。

使いやすい本格イタリアン

今日のランチはパスタが食べたい！と思いついてしまった日曜日の朝。京都市内でパスタが食べられるお店はめちゃ沢山あるのですが、日曜日のランチ！となると、思いつくお店の件数がぐぐっと減りまして・・・

１）カフェ的なお店で￥2000前後の前菜+パスタ＋デザートなどのランチを出すお店
２）随分前から予約を入れないといけない高級店、または準高級店

のいずれかになるよなあということに。我々的には１）と２）の間ぐらいのコストで、できればメイン料理も付いているお値打ちなランチセットがあって、ランチワインも呑めると良いよなあ？と思うのですが、当日に思いついて行けるお店はかなり少ないのだ。
が！一軒、ネット予約が通りそうなお店があるじゃん！と思いついて、食べログを見ると予約が可能で速攻で予約を。

やってきたのは京阪神宮丸太町駅から西に徒歩7分少々、御所東にあるイタリアン、「御所 Delino」。お気に入りオステリア「Lino」、それに洋食店「Ao」の系列店。良いお店を思いついたよ～！と店内に。前回は2021年コロナ渦真っ最中！お酒提供無し！に訪問という、ある種貴重な体験だったのですが、今回は呑む気満々でやってきたわけで。

既に一階はほぼ満席。(一階だけで20席少々あります）　で、今回3回目の訪問にして初めて二階席に案内頂くわけで。スリッパに履き替えて二階に上がると、想像以上の広々空間が広がるのだ。4人テーブルが２つに2人テーブルが１つ、それに・・・

詰めれば12人ぐらい座れそうな大きなテーブルがあるお部屋が完備。こりゃ、秘密会合にはイイ感じで使えるでしょうな。4人テーブルに入れてもらい、ゆったりさせて頂くわけで。

ランチはこちらの2種。予約時に￥4200（以下、税込み価格）のをお願いしているので特に悩むことはないのですが・・・

パニーニとパスタを選べるのですが、ココに来たらパスタを食べるでしょう～！と意見一致。当日は5種類からチョイス可能でした。お願いすると二皿に分けてもらえるのですが、我々は食べる量が結構違うので自分達で分けたいので、一皿で出すようにお願いするわけで。

一階が満席進行なので、ま、アルコールをやりつつノンビリと。私はサッポロ赤星中瓶￥880を、相方はピエモンテの泡グラス￥999を頂きつつホッコリ。

外はじとじとと小雨模様の梅雨入り真っ盛りの京都地方。こういう冷え冷えのスープがスターターだと嬉しいですな。「バジルの風味のジャガイモのビシソワーズ」なり。バジルだけでなく、ホンノリスパイスの香り（クミンのようなカレー的なのが）が微かに付いていて、食欲を誘うわけで。良いですなあ～！

で、お次は「前菜4種盛り合わせ」。これも野菜量しっかりで健康な組み合わせ。奥は兵庫県三木市産生マッシュルームをスライスし、上から香草バターソースを掛けたサラダ。手前は右から丹波味わい地鶏胸肉の低温調理したハム、きびなごのカルピオーネ（南蛮漬）、ブロッコリーのアンチョビマリネという、白ワイン持ってこーい！的な。

特にしっとりと仕上がった肉厚の鶏ハム的なのが超ウマ。ガーリックを利かせたマスタードソースを添えてあるのですが、値打ちがワンランクアップ！ですな。お箸完備！な京イタリアンなので気軽に頂けるのもGOOD。

で、お昼から白ワインをカラフェでお願いできるのが幸せですな。カラブリアのグレロビアンコで￥2400なり！。ハーフボトル量ですので、それなりに吞めます～！

で、お次が待ちに待ったパスタなのだ。

こちらは加算無しでOKな、「冷製カッペリーニ　透明なトマトのソース　小エビと刻み茗荷、ヴェルガモットの香り」。冷え冷えの細麺ですがコシもしっかりでぷりぷりの小エビと刻んだ茗荷がてんこ盛り。いやー、これは美味いです。ヴェルガモットはイタリア原産の柑橘類。紅茶のアールグレイに近い香りなのが特徴なようです。赤いパウダーはトマトピュレを乾燥させたもの。

透明ですが、想像以上にトマト味しっかりなジュレソースがしこしことイイ感じのコシのパスタにイイ感じで絡みますな。文句のつけようのないお味。量も想像以上にしっかり量で2人で分けても食べ応えアリ！

こちらは￥650の加算メニュー、「和歌山産鮎コンフィ　コルニッションと三つ葉のアーリオオーリオ　すだちの香り」。これも柑橘類の香りがポイントなのですが、柔らかく仕上がった鮎コンフィがパスタと見事な調和、三つ葉もなんだかいいアクセントですな。

具材とパスタの一体感！鮎は頭までやわやわ。前回も食べていたのですがウマー！以外の感想が思いつかない、今後ともあれば食べる予定のお気に入り。オススメいたします～。

パスタにはフカフカ系でソースをめっちゃ吸いやすいフォカッチャが付いているので、ソースまでペロッと平らげるわけで。

パスタでカラフェが無くなったので、お肉の前に赤グラスをお願いし、準備万端。カンパニア州のアリアニコ￥880、フリウリのメルロー￥1210をお願いしたような。

お肉の皿は国産の牛ミスジでした。そんなに大きくないですが、ごらんの火入れで全然大満足。イイ感じでお腹パンパンなのですが・・・・

甘いものも抜かりなし。左手の四角いのは「自家製プリン」、右手の「沖縄黒糖のジェラート」ともに間違いがないですな。ジェラート超旨！！　珈琲と一緒に頂いて大充実ランチ完了。

以上で〆て、瓶ビール１、泡グラス１、白カラフェ１に赤グラス２！とランチなのにそれなりにしっかり呑んで、￥15000なりという大大大大納得価格。ま、コロナ前よりはちょいお値段はアップしているのですが、お酒の値付けが良心的なので意外にお安くあがりました。席数が多いので当日思いついてもイケる可能性大！なところが◎！　また、こういうタイミングで来ることになると思います～＆ご馳走様でした！