2022年2月7日 更新

昭和レトロを感じる、京都で長年愛されてきた洋食店「辰五郎」

裏寺町で長年愛されてきた洋食店「辰五郎」が閉店したのが2015年。2017年からは堀川高辻近くに移転。名物のコンビネーションランチをいただいてきました。

丁寧に手作りされた洋食屋さん

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四条河原町近く、裏寺町で長年愛されてきた洋食の店「辰五郎」が閉店したのが、2015年。
約2年後の2017年、堀川高辻近くにて復活されました。
サンチョご出身のシェフと奥様で営まれるいる、まさに街の洋食屋さんのような存在。

ちなみに裏寺町の辰五郎跡はというと、現在人気の立ち飲み屋さんのすいばになっています。
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店頭には、なんともアットホームな手書きのホワイトボードが。
この日のおすすめはえびクリームコロッケでした。迷っている方には、うれしいお知らせですよね。
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こちらがランチメニュー。ごはんとスープ付き。

ハンバーグステーキ、えびクリームコロッケ、えびフライ、若鶏のひとくちカツ、ポークロースの生姜焼き、オムライスまでが1000円。

牛肉の照り焼きステーキや生姜焼きといったメニューから、古きよき昭和の洋食屋さん風情を感じます。

おすすめは、メインを2つ選べるコンビネーションランチ。これはこれで迷います。

迷いすぎた結果、今回はハンバーグステーキとえびフライのセットに。
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まずはスープだけ運ばれてきます。
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野菜の甘味を感じる、ほっとするスープ。
洋食にあわせるスープは、これくらいシンプルであっさりな方が好みです。
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昭和の洋食屋さんなので、パンではなくご飯がセットに。
プレートいっぱいにハンバーグとえびフライとサラダとフライドポテトがのっています。ボリュームも満点。
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端正な盛り付けにうっとりします。一目見ただけで伝わってくる、丁寧なお仕事。
ふっくらと焼き上がられたハンバーグに、尻尾まで丁寧な仕事をされたえびフライ。
タルタルではなく、ハンバーグと同じでデミグラスソースで一体感を楽しむスタイルです。
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ハンバーグを割ってみると、じわっーと肉汁がひろがります。
ふっくらと焼き上げられ、噛まなくてもほどけていくような食感。
自家製デミグラスソースとの一体感もバツグン。
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細かい衣で揚げられたえびフライ。しっかりとした大きさで、食べ応えもたっぷり。しっとりとプリプリした食感。
あー、ちゃんと美味しい手作りの味です。
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何気にしっかりしたボリュームのサラダ。
シャキシャキとした食感で、ドレッシングも美味。サラダだけでも最後まで美味しく食べられます。
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店内はカウンター席とテーブル席のみ。
洋食屋さんのような、喫茶店のようなアットホームな雰囲気。
額に入ったレトロカーの写真もなんだか懐かしい。

ゆったりと時間が流れる店内で、丁寧に昭和洋食がいただける貴重なお店。
大変だとは思いますが、1日でも長くお店を続けてほしいなと、切に思いました。

店舗情報

店名:洋食の店 辰五郎
住所:京都市下京区永養寺町227 高辻ビル 1F
電話番号:075-352-7155
営業時間:11:30~15:00 / 17:15~21:00
定休日:水曜日+第3木曜日
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