哲学の道沿い、インスタ映えする『狛ねずみ』でお馴染みの神社
この時は4月の中旬で、今では椿のシーズンも終了していると思われますが、境内には樹齢400年の銘木『大豊八重神楽』と呼ばれる紅色地に白斑入りの椿があり、すでに花は大半落ちつつも、手水舎には艶やかな椿の花が飾られていました。
大豊神社はかつて椿ヶ峰を御神体とする社で、その湧水が御神水。椿ヶ峰は東山三十六峰の中の15峰目にあたります。
大豊神社はかつて椿ヶ峰を御神体とする社で、その湧水が御神水。椿ヶ峰は東山三十六峰の中の15峰目にあたります。
境内はひっそりと静かな佇まいで、東山の自然を存分に感じられる立地。そして、哲学の道を散策中の外国人観光客で意外とにぎわっていました。
さらに奥へ行くと、主祭神三柱が祀られる本殿の南横。
こちらには全国的にも珍しい狛犬ならぬ、狛ねずみがあることでも有名。別名『ねずみの社』と言われる大国社。大国主命(おおくにぬしのみこと) が祀られています。
こちらには全国的にも珍しい狛犬ならぬ、狛ねずみがあることでも有名。別名『ねずみの社』と言われる大国社。大国主命(おおくにぬしのみこと) が祀られています。
右側の阿形狛ねずみは学問を意味する巻物を持ち学業成就、左側の吽形狛ねずみは水玉を持ち福徳長寿と、それぞれのご利益が得られるとか。
それにしても、狛ねずみ周りには椿の花が飾られ、今やインスタ映えスポットにも数えられています（笑）
それにしても、狛ねずみ周りには椿の花が飾られ、今やインスタ映えスポットにも数えられています（笑）
授与所には各種御守やおみくじがありますが、中でもちょっと面白いどうぶつおみくじなども。
来る5月4日には春大祭『氏神祭』が開催され神輿巡行も執り行われ、この一帯を広域に巡行し地域の風物詩にもなっています。GW中この界隈を観光される方は季節限定のお祭りに出会えるといいですね。
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三杯目 J Soup Brothers
平安時代初期（887年）に藤原淑子が宇多天皇の病気平癒を願って医薬の神・少彦名命を祀ったの神社の始まり。また寛仁年間（1017～ 1021年）椿ヶ峰から現在地の鹿ケ谷へと遷され、以来この一帯の産土神として信仰厚い神社。その後、応神天皇と菅原道真を合祀し、御祭神三柱を祀る。