2023年3月5日 更新

【京都中華】ミシュラン ビブグルマンにも掲載、相変わらず人気「伯楽家常菜」

北野白梅町の住宅街に佇む中華料理店「伯楽家常菜(ハクラクカジョウサイ)」なり。

予約必至の人気中華料理店

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前に一度行って、これは旨いなあ!と思った中国料理店「伯楽家常菜」に再訪しよう!ということに。
お店の場所は北野白梅町。JRだと円町駅からバスか、北に15分ほど歩くのが一番良さそう。
嵐電の駅から南に5分足らずの住宅街の中にお店があるのだ。予約しているものですが~!と店内に。
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お若いフロア担当のお兄さんにカウンター席に案内してもらう。以前よりお洒落に改装されたカウンター席が6席ほどで・・・
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テーブル席が御覧のを含め4人掛けテーブルが5卓かな。先客はカップル1組だけでしたが、1時間以内にほぼ満席に。(カウンターは2席空けている模様)相変わらず人気でした。
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で、久々にメニューを確認。季節代わり系がこちらで・・・
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レギュラーメニューはこれぐらいの密度で10ページほどという、なかなかな豊富さ。流石にメニュー写真の全部は出せませんので・・
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計3ページ分だけご紹介。お料理は主に上海・広東系、ところどころ四川、というような感じで、キッチン内の公用語は中国語なのだ。考えてみると、2020年からハマった深草周辺の現地系中国料理店に行く前に、「京都で遭遇した初めてのリアル中国料理店」だったように思うのでな。

深草周辺の中国料理店の最大の違いは、中国人留学生向けのお手頃店ではなく、近隣日本人向けの準高級価格設定&ホール担当は全員日本人ということでしょう。メニューやお店の趣味は日本人的。とはいえ、お料理自身は日本人に寄せた味付けにはしておらず、お味は本格現地系!そのものな感じなのが、我々的にはポイント高し!なのだ。
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京都府内で生産された中国野菜を使ったお料理が色々頂けるのも、深草リアル現地系店との違いでしょう。前回何を食べた!という記録が注文次点では不明だったので、思いつくままに比較的お手軽系なお料理を頂くことに。
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とりあえず、瓶ビールで本日の労働にカンパーイ!なのだ。(私は休みでしたが汗)
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一品目は前菜系から「時魚生魚片」(旬の魚の中国風カルパッチョ)で¥1850なり。魚はイサキでした。四川風ピリ辛&胡麻油系とお酢を合わせたソースなのですが、そんなに辛い味付けではなく、軽やかに頂け非常に美味しい。のっけから、これは美味いぜよ~!と大納得。
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二本目も前菜系。深草にあるお気に入り現地系中国料理店「無名小吃」でも概ね食べている気がする前菜、「麻辣金銭肚」(国産牛ハチノスのマーラー和え)で¥1500なり。いやはや、これも良いお味ですなあ。パクチーやラー油の量は日本人向けなのかぐっと控えめ、且つ花椒の刺激も抑えめですが、お酒を誘うしっかり味で美味しいです
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これは紹興酒にスイッチで決まりでしょう!と5年物400ccのカラフェを注文。¥1800でした。
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三品目は定番の「油淋鶏」(丹波地鶏のさくさく揚げ香味ソース仕立て)で¥1880なり。一口食べて、前回これを食べた!と味をいきなり思い出したのだ。それぐらいインパクトがあります。
他店の鶏料理とは一線を画す、片栗粉などの衣は極少の仕上げ。鶏皮が超パリッパリのサックサクで、トロミを過度に付けていない甘ズッパ系タレと超絶!合います。 皮をパリパリに仕上げるため、身にもしっかり火が入っていてぎゅっと締まった食感なのが好き嫌いありそうですが、我々は大推薦。いいお値段なのですが、本日一がこちら!
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四品目はメニューにこれを見つけ、これを軸に組み立てよう!と思った好きな一品。「孜然羊肉」(マトンのクミン香炒め)で¥1480り。クミンはホール(粒のまま)を使用しているのですが、スパイス量は現地系の半分以下ぐらいの控えめ量。が!マトン自体は薄切りですが超絶たっぷり量なのだ。これも現地系のお店ではレギュラーな味付けですが、どことなくカレー的なお味で美味しい。いつも、「白ご飯と相性ばっちりだろうな~」と思いつつ、酒を呑んでおります汗。(

で、初めに注文したのがここまでで、〆は麺類か?チャーハンか?なのですが、その前に点心類も食べてみたいなあと厳選、2種類を注文。
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「焼餃子」があるのが現地系店にはなさそうなところ!と注文。6個で¥650!という良いお値段なのですが、キャベツなどの野菜成分がたっぷりで噛み締めると肉汁がしっかりじゅわ~!とくる、非常にハイレベルな一品でびっくりしました。焼きが少々甘い目なので、もちょっとしっかり焼いて!以外の不満なし。(焼き過ぎていないので、じゅわー!なのかもです。)京都の餃子好きには是非追試をお願いしたい!
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これも超ウマ!だと思った、「蝦肉焼売」¥800なり。海老は焼売の中に封じ込められていて、椎茸の旨味がポイントなんでしょう。すっと小鉢に入った練り辛子が提供されるのが、現地系店とのアドバンテージかも!と思いつつ。(できれば、辛子が欲しい派なので)
サイズも結構大ぶりで、結構お腹も良い感じに。

で、〆は1昨年オープンされた麺類専門の支店「麺面閣」でも出しておられる「麻辣牛肉麺」¥1480に行こうかと考えていたのですが、やっぱ、ちょっと量が多そうだよねえと、こちらをチョイス。
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海鮮炒飯¥1200なり。小海老がごろごろ、それにひも付きのベビー帆立2個!という構成で、米は一粒一粒ぱらっぱらなのに全体的にはしっとりした仕上がり。味付けはシッカリ目なので呑んだ後の〆には超適切! いやー、最後まで大堪能。(前回もこれ+麻婆豆腐で〆ておりました汗)

で、呑み量が控えめだったので、以上で大満足で〆て、¥12000という大大大納得価格。2018年度から4年連続ミシュランビブグルマン店で23年から外れたのですが、相変わらずの美味しさなので、お近くに立ち寄られる際は気にしないでどんどん使うべき一軒。確実、再訪しそうな予感ですな、ご馳走様でした~。

店舗情報

店名:伯楽家常菜
住所:京都府京都市北区北野西白梅町85-2
営業時間:11:30~14:30 17:00~22:00
定休日:木曜日
TEL:075-465-0309
http://www.hakuraku.com/
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