2023年10月20日 更新

【京都ランチ】高コスパで人気☆世界三大料理のトルコ宮廷料理店「イスタンブールサライ」

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区河原町三条にあるトルコ料理店。トルコ人コックが作る本格宮廷料理の流れを汲む料理で、ランチは土日祝日限定でコスパよく人気。

河原町三条の隠れ家的トルコ料理ランチ

 (251903)

中京区、三条河原町通から姉小路通りを東へ入った飲食店ひしめくエリア。その中にある雑居ビル3階。ちょうど1階が工事中で、上の階にお店があるのもわかりづらい状態ですが。

ここに、京都ではわりと古株のトルコ料理店「Istanbul Saray(イスタンブール・サライ)」があります。お店の方に聞くと、この地で20年ほど営業しているお店。最近、イスラム圏の料理に興味があり、調べているうちにこちらにたどり着き、前から来店したいと思っていました。

個人的トルコ料理の特徴で知っていることといえば、イスラム教の戒律に沿ったハラール料理であり、ヨーグルトやスパイス、トマトやパプリカを多用している、など。以前別のお店で食べた時の記憶がそれ、という程度。
 (251904)

初訪は軽めにランチくらいで、と思っていましたが、ランチは土日祝日限定で、普段はディナー中心のお店。この日は休日にランチ狙いでやってきました。
 (251905)

 (251906)

店内は意外と広々としていて、1階のエントランスの印象とは別空間が広がります。お店では一人日本人のサーヴィスの方がいますが、それ以外は全てトルコ人。客層としては地元民中心で、時折外国人、ムスリムらしき方が来店し、わりとにぎわっていました。
 (251907)

店内はトルコらしい内装で、鮮やかなトルコの伝統工芸品「イズニックタイル」や調度品で飾られ、異国情緒を感じます。
 (251909)

 (251908)

ランチはコース仕立てになっており、大体2000円前後の設定。

スープ、パン、サラダ、デザート、チャイorトルココーヒーがデフォで、メインが異なるというような構成。
 (251910)

 (251911)

ドリンク類も、ちょっと珍しいトルコの蒸留酒やワインなどがそろっています。

で、今回は日替わり煮込みランチ1850円とラムひき肉の炭焼きケバブランチ1950円を注文。ちなみに日替わりランチのこの日のメインはラムと野菜の煮込み料理とのこと。
 (251912)

まずはスープ。レンズ豆のスープ。レンズ豆の繊維を舌触りで感じつつ、わりとあっさりとしたやさしい味わいの野菜のスープ。
 (251913)

前菜3種。カルシュクメゼという、ペースト状にしたパンのお供的なもの2種類と中央にチーズをパイ生地で巻いて焼き上げたもの。
 (251914)

パンはタンドリーなどの直火焼きのような香ばしい焼きめの付いた熱々パン。
 (251915)

これ、焼きたてで熱々なのですが、モチモチ生地でこのままでも最高に美味しいやつ。
 (251916)

パンのお供には白と赤の2種類で、白はひよこ豆のペースト。ニンニクや他の野菜、ヨーグルトですかね。それらが入ってペースト状になっていてパンとの相性抜群。赤はトルコ料理の必須アイテム、トマトやパプリカのペースト「サルチャ」。発酵食品らしくベースになっていて、これもトマトの濃厚な旨味。
 (251917)

サクサクのパイロールから糸を引くチーズの濃厚さ。お酒が欲しくなる前菜たち。
 (251918)

 (251919)

日替わりのメイン、ラムと野菜の煮込み。
野菜はニンジン玉ねぎなどゴロゴロと入っていて、こちらもサルチャ的濃厚なトマトベースの味。
 (251920)

で、私の注文したラムひき肉の炭焼きケバブ。他、お皿には焼き唐辛子、サラダ、ご飯が乗っています。
 (251921)

まずはケバブ。中央に串焼きの証しとして、穴が開いています。程よく肉汁や脂が落ちたラムひき肉にはスパイスがほどよく効き、ラム独特の風味と備長炭焼きの香ばしい風味も相まって美味。
 (251922)

時折フレッシュなサラダとマリネ的玉ねぎスライス。
 (251923)

インド料理もそうですが、パンがあるのにご飯がついています。ちょっと塩味を足して炊いてあります。ご飯は野菜感覚なんですかね。
 (251924)

デザートはライスプリン。これ、とても美味しかったです。さっぱりとした甘みで、お米のとろみとクリーミーさがとてもヘルシーなデザート。
 (251925)

 (251926)

最後、チャイとトルココーヒー。食器のエキゾチックさが素敵すぎ。
 (251927)

トルココーヒーは水から煮立てて上澄みを飲むタイプ。このように底にコーヒーの粉が残っています。世界的にも知名度があり、トルココーヒーは世界無形文化遺産登録されています。

京都に居ながらにして、本格トルコ宮廷料理が味わえ、料理を通じて日常では味わえないような異国文化を知れる場所。今度は夜にまた訪れたい、とても有意義な食の体験ができるお店でした。オススメ!ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:イスタンブールサライ(Istanbul Saray)
場所:京都市中京区河原町三条上ル恵比須町534-28 松木ビル3F
電話:075‐213‐2995
営業時間:【平日】17:30~22:00 【土日祝日】12:00~15:00 17:30~22:00
定休日:不定休
公式サイト:http://www.istanbul-saray.com/index.html
29 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【京都ランチ】本場南インドのビリヤニ必食「サルマンアンドソエルハラルキッチン」

【京都ランチ】本場南インドのビリヤニ必食「サルマンアンドソエルハラルキッチン」

おおきに~豆はなどす☆今回は上京区、河原町荒神口にあるインド料理店。南インドの本場ハイデラバードの炊き込みご飯「ビリヤニ」が食べられるお店。
【ザ☆行列2023】京都人気店のランチ風景☆繁華街・河原町~寺町商店街界隈の6店

【ザ☆行列2023】京都人気店のランチ風景☆繁華街・河原町~寺町商店街界隈の6店

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都の繁華街、河原町から寺町商店街の行列ランチ風景をつくるお店、6店を集めました。有名京中華店から京寿司老舗、最近Z世代に絶大な人気店まで。
【京都ランチ】四条河原町に2021年オープン和食店☆間人鮮魚と『鶏飯』コスパ◎「小元」

【京都ランチ】四条河原町に2021年オープン和食店☆間人鮮魚と『鶏飯』コスパ◎「小元」

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区四条河原町に2021年オープンの間人産鮮魚と奄美大島の郷土料理『鶏飯(けいはん)』が味わえる和食ランチ。
【京都和食穴場】新米の土鍋炊きご飯&松茸土瓶蒸し付で割安本格和食ディナー「北山そわか」

【京都和食穴場】新米の土鍋炊きご飯&松茸土瓶蒸し付で割安本格和食ディナー「北山そわか」

おおきに~豆はなどす☆今回は、左京区下鴨、宝ヶ池公園すぐの場所にある懐石、和食店。土鍋炊きご飯や今回は秋の味覚松茸付き。それを比較的リーズナブルに食べられる穴場店。
【京都テイクアウト】コスパ最強!肉好き必食のガッツリ和牛サンド「花の木サンドイッチ」

【京都テイクアウト】コスパ最強!肉好き必食のガッツリ和牛サンド「花の木サンドイッチ」

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区、新京極にもすぐの場所にあるサンドイッチ専門店。焼肉店が運営する強みを活かし、肉好きするガッツリ和牛サンドが人気。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

豆はなのリアル京都暮らし☆ヨ~イヤサ~♪ 豆はなのリアル京都暮らし☆ヨ~イヤサ~♪