京都ポルタに2022年オープン☆絶品マグロや松阪牛＆銘酒そろう和食店「三重人」

今回は下京区、京都ポルタに2022年オープンを果たした和食店。三重の食材を取りそろえ、地酒も楽しめる。特に絶品マグロは必食。

絶品マグロあり松阪牛あり☆チョイスに迷う三重の幸満載

下京区、京都駅地下街ポルタ。2022年8月末に西エリア飲食ゾーンのリニューアル、グランドオープンを果たし、どのお店も活況。以前、朝食の機会に利用し、次来ることがあればここに！と決めていたお店がありました。この日はランチ時に。

今回はこちらの和食店『三喰撰酒三重人』。三重の山海の幸、さらに地酒もそろうお店。関西には他、グランフロント大阪にも出店し、京都では初出店。

伊勢志摩で巻き網漁を行う長久水産の本鮪養殖会社・丸久水産の絶品本鮪を使った料理を提供し、さらには、伊勢志摩、熊野灘の地魚や桑名産天然はまぐり、活伊勢海老、松阪牛、松阪豚、伊勢鶏などなど、三重自慢の食材が楽しめるお店。

元々三重は食材の宝庫で、鮮魚もさることながら松阪牛などの畜肉系も美味しく、さらに個人的にはお米や緑茶も愛用し、いつも三重グルメはすべらんなぁ～と思っていたほど（笑）

店内は落ち着いた雰囲気で、テーブル席とカウンター席があります。

お店イチ押しは、やはりこの本鮪『みえまぐろ』。伊勢で独自の養殖技術を駆使し、より天然に近い環境で養殖されたマグロで、通常3年飼育で出荷されるところ、4～5年かけて魚体を大きくし、マグロ本来の脂の乗りと赤身の旨味を最大限引き出されたものとか。

よく隣県、和歌山の近大マグロはブランド鮪として周知されていますが、みえまぐろも漁場的に近く、きっとマグロが美味しく育つ環境として共通する部分があるんでしょうね。

そしてランチ時には、丼状の『みえまぐろのてこねまぶし』として提供。うなぎで言うひつまぶしのようなもので、出汁がついていて、出汁茶漬け風に味変できるというもの。他、茶わん蒸しやおばんざいもセットになっていたり、名産・伊勢いものとろろ飯もあったり。

さらには、みえまぐろ部分が松阪牛のしぐれ煮になったものも。最後まで、マグロか松阪牛か迷いました（笑）

他、伊勢地魚の海鮮丼がセットになったものも。

三重産のお蕎麦や伊勢うどんもあります。

さらに、もっとデイリーに利用したい方には伊勢の鮮魚の刺身定食やアジフライ定食も。平日11～13時限定で割引価格1100円で食べられるとか。

他、お酒のアテメニューもあります。ウツボの唐揚げとか、ご当地らしいメニューもあり。

さらに地酒の豊富さ。これ以外にもいろいろありますとのこと。ちょっと何度か通いたくなるような（笑）

で、最後までマグロか肉かで迷いましたが、やはり店イチ押しのマグロチョイスでみえまぐろのてこねまぶし1980円に。

今回は並の一段重にしましたが、二段重もあります。ご飯を埋め尽くすみえまぐろが伊勢うどん用たまり醤油をベースにした自家製ダレで漬け状になっています。

出汁茶漬け用の出汁、その薬味と小鉢3種類。定番の大豆ひじき煮、切干大根、きんぴらごぼう。

あと、茶わん蒸しとアオサの入った澄まし汁。

まずはみえまぐろ。いい脂が乗ってます。赤身とのバランス絶妙で口の中でとろけるほど。この自家製ダレがちょっと甘めの醤油感の効いたタレで、これがこの濃厚な味わいのみえまぐろと相性抜群。三重産のご飯もタレをたっぷり含み、すすみまくる美味しさ。

途中、安定のおばんざい類も箸休め感覚で。

茶わん蒸しにも魚介のアラでとった出汁が効き、魚介の旨味を感じる茶わん蒸し。途中おそらく鯛と思われる身も入ってました。

さらにアオサの磯の風味の効いたお澄まし。

3分の1くらい食べたところで、薬味を乗せて出汁茶漬けに。マグロの脂が熱で溶けだし、リッチな味わいの出汁茶漬けに。ご飯はおかわり自由みたいでしたが、今回はそのまま完食。

みえまぐろ、予想以上に脂が乗ってて美味しいマグロで、満足度大。食材自体のポテンシャルの高さを堪能でき、いいものを頂いたな、と実感できるほど。今回はマグロにしましたが、次回はぜひ松阪牛をいただきたいな、と。