京都伏見、完成度の高いカレー専門店！ごろっとポークとチキンの２種「CURRY STAND 956」

2025年８月オープン、伏見桃山の納屋町小路にある「CURRY STAND 956」でランチ。カレーはチキンとポークの２種で、常習性のあるバランスが取れた味付けで、またまた伏見区内に美味しいカレー店が出来て嬉しいわけで

伏見桃山にオープン、完成度の高いカレー専門店

遅めのランチ目当てでやってきたのが・・・・　伏見桃山の納屋町商店街にあるミニ飲食店街、伏見納屋町小路。我々的には魚料理が美味しい「海の京都魚･魚･魚」があるところ！と言う認識なのですが、今日は8月にこの小路にオープンしたカレー店がお目当て。お店の名前は「CURRY STAND 956」、なんでも元々滋賀県の比良でカレー店をやられていた方が新たにスタートされたお店。

何せ徒歩圏で、朝夕この周辺を歩き回っているので、今日は空いているかなあ？と覗きに来るも12:00前後は結構大人気状態。この遅い時間なら大丈夫だろう！とやってきたわけで。店内に。

扉を開け、右手を向くとこの券売機がお出迎え。カレーはポーク、チキンの2種で各￥1200、大盛りが＋￥100アップ、更にトッピングは、「酢玉子」￥150、「大根味噌漬け」￥100！という潔さ100%！のシンプル構成。合いがけシステムはありません。

アルコールが無いと寂しいなあ～と思ったのですが、缶ですがクラフトビールが￥500で色々と揃っているのが素敵。まだ券売機のセットが出来ていないようで・・・

食後のアイスコーヒー・ホットコーヒーは現金払いのようでした、だはは。で、カウンターにお若い人が並んでいるので、どういうわけだよ！と思ったら・・・

学生証を見せると大盛り無料！の太っ腹システムが発動する仕組みのようです。いやー、これはなかなかやりよるな！と思いつつ、食券を店員さんにお渡しするわけで。お二人で運営されていました。

カウンター8席、お一人様が1つ置きに4人座られていて、4人掛けテーブル席が空いていたのでそちらに座らせてもらう。カフェ風でなんだかスッキリとした店内なのですが、

で、まずはビールを。長野発「よなよなエール」￥500、それに初挑戦の東京発「ブリュードックパンクIPA」￥500をチョイス。これぐらいの価格帯のを色々置かれているのが嬉しいですな。

店内を観察するのですが、漫画本がいくつか置いてあり、野田サトル「ゴールデンカムイ」、次巻で完結予定の小山宙哉「宇宙兄弟」、うわ、超懐かしい田村由美「BASARA」など読み始めたら止まらない系が各種。いやー、こりゃ趣味が近いよ（というか、面白そうなのは何でも読むのですが・・・）

ワタシは「ポーク」￥1200＋「酢玉子」￥150でお願いしました。これは欧風カレーの系図に当たるものでしょうな。丁寧に採ったブイヨン、しっかり煮込まれてソースと一体化している香味野菜、それに見たまんま超巨大な、「ホープ」の箱ぐらいありそうな煮込み豚肉が1個ででーんと、普通のカレーサイズの豚肉もいくつか！と言う構成。

豚肉がしっかり煮込まれ、かといってあまり柔らかすぎずに食感が残るほどの感じで、いやー、こりゃ良いですな。添えてあるキャベツのマリネもイイアクセント。そんなに辛くなく、程良い刺激感。食べ進めに連れて辛味が増してきて、食べ終わった時点で、結構辛かったかな？と感じるようなタイムラグのある辛味でした。イヤー完成度は相当高いのでは。

で、相方は「チキン」￥1200をチョイス。こちらは南インド系なサラサラスパイスカレー！という印象で、辛さは程よいのですが、ポークよりもぐっと複雑系で様々な香辛料が波状攻撃してくる仕掛け。これもチキンゴロゴロ系で美味しい～。ライスの上に乗っているのは玉ねぎピクルスで・・・

味変アイテムのチキンカレー用スパイス酢と一緒に登場したのが「大根味噌漬け」￥100なり。福神漬けと同じ傾向の甘口醤油味で、漬物は全般的に大好きな我が家ではこりゃお気に入りですな。パリパリ食感で、カレーの箸休めに丁度いい感じでした。（つい味変するのを忘れて、スパイス酢の効能が確認できなかったので、また来なくては！）

どちらのカレーも常習性のあるバランスが取れた味付けで、またまた伏見区内に美味しいカレー店が出来て嬉しいわけで。多分、こういうちょっとランチ時を外した時などにしゃしゃっとお世話になる予感が。間違いなく、また来ます！