2024年2月15日更新

【京都神社2024】癌封じの御利益あり！酒蔵スグで五穀豊穣や女性の守護神「稗田野神社」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです！FU～FU～☆彡今回は京都府亀岡市にある歴史の古い神社。癌封じをはじめ、さまざまな御利益のあるパワースポット。

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癌封じの御利益もある亀岡のパワースポット

京都府亀岡市。近くには老舗の酒蔵もある場所。ここに、五穀豊穣や女性の守り神として知られる『稗田野神社（ひえだのじんじゃ）』があります。とても立派な鳥居が目につき、今回初めて訪問。

来歴を調べると非常に歴史の古い神社で、約3000年前にこの地に住み着いた人々が土地を開拓し、食物の神や野山の神を祀り、収穫した穀物を供えて五穀豊穣と子孫繁栄を祈っていました。現在の社殿裏の鎮守の森の中にある土盛りは、その当時の古代の祭祀跡とされています。

その後、和銅2年（709年）、丹波国守・大神朝臣狛麻呂が勧請し創建したのが神社の始まりとされています。

境内の中央に拝殿があり、その脇には樽に入った『悪病退散・癌封治の清めの真砂』が。この砂は、護身の祭で護摩木を焚きあげた時に敷いた清めの砂で、「悪病退散・癌封治」のご利益があるとされ、参拝客が自宅に持ち帰り、庭に撒いたり玄関口に盛砂にすると御利益が得られるという必須アイテムのようです。私も少しいただきて帰りました。

さらに、拝殿横には「石の環くぐり」という場所があり、願ったことを達成する「気力」を授けてくださるとされています。

拝殿奥、こちらが本殿。御祭神には保食命、大山祇命、野椎命の三柱が祀られ、五穀豊穣や子孫繁栄を祈る神々として、古代から地域の人々に深く信仰されています。

さらには「必勝気力石」という石があり、両手を当てながら願いを念じると、それを叶えるための強い気力を授かるとされて、パワースポットにもなっています。歴史の古い神社なので、石にまつわる信仰が厚い神社でもあり。

境内には、こちらの丹波のゑびす神社をはじめ、春日神社、稗田阿礼社などの末社もあります。

癌封じの御利益はこちらの霊木から由来しています。

昔から樫の木には悪病を吸い取る霊力があるとされ、特にこの樫の木の根元には大きな瘤があり、この瘤を撫でることで癌を封じると伝わっています。

御朱印をいただこうと思っていましたが、社務所は開いていないことの方が多いそうで、この日はいただけず。お守りは本殿前の自販機にて授与していただけます。

毎年8月14日に行われる佐伯灯籠は、貞観5年（859年）京都御所清涼殿より灯籠を賜って以来、五穀豊穣を願う農民の祭りとして国の無形民俗文化財に指定され、歴史の古さを物語っています。

ひっそりとした静かな神社ですが、地元の方らしき参拝客が次々と訪れ、この地の守り神として信仰を集めていることがわかります。なんとも不思議な霊力を感じるような、そんな神社。ご参考に。