【京都長岡京】商店街のコミュニティー広場で春市　ウクライナからのキッチンカーも登場！

　長岡天神のお膝元のセブン通りにある「セブンラボストリート」で2023年4月16日、春市が行われ、親子連れや地域住民らが多数押し寄せました。

大盛況だった春市

4月16日、長岡天神のお膝元のセブン通りにある「セブンラボストリート」ゴスペルなどのステージやワークショップ、キッチンカーも大集合して大盛況となりました。なかでも注目は、ウクライナの避難民らで運営するウクライナ家庭料理のキッチンカーでした！

3色団子キャラも登場

　長岡京市のセブン商店街にある市民広場「セブンストリートラボ」では年間を通じて、夜間映画会やフリーマーケット、ワークショップや古本などの市が開催されたり、キッチンカーが集う広場としても知られています。この日、開かれた春市には、様々な企画が結集して、地域住民らが大勢参加して大盛況の市となりました。

マザーグレースのみなさん

　メインステージでは、長岡京市で活動する、ゴスペル音楽を中心とした合唱サークル「マザーグレース」が街中に響きわたるほどの素敵な歌声を披露したのを始め、地元アーティストらによる演奏がおこなわれました。来場者らが聞き入っていました。

発酵おやさいマフィン　DaiZno Zikka

　ブースには、地元のセブン商店会のパン+焼き菓子のお店 harruや大原野から発酵おやさいマフィン　のDaiZno Zikka、運営委員会から鶏塩ラーメンなど美味しいものがたくさん集まりました。

リバティー長岡のブースには子どもたちがたくさん

　紗月工房の天然石ほりほり体験やリバティー長岡のヨーヨー釣りなどには、子どもたちが行列を作っていました。体験した子供たちは、どの子もほんとに楽しそうな笑顔をしていました。

美味しいものいっぱい

　恒例となったキッチンカーも大集合！　この日はクロッフルのmonimoi、多国籍ダイニングのGAJYUMARUさんの人気コロッケ、手作りおにぎりの橙々、ジャークチキンのWhat a Nice、出し汁たこやきのフードトラックKai、マッチョになりたいクレープ屋さんパライソクレープなどが大集結してさながらグルメ街になっていました。

ウクライナ家庭料理のキッチンカーも

　なかでも注目を集めたのがウクライナ家庭料理のキッチンカー「Fainafoods」でした。マシュマロとゼリーの中間のような新食感のウクライナ定番スウィーツのゼフィルやもちもち生地の中にそぼろ状のチキンや野菜が入ったムレンティ、ドライフルーツとオレンジを使った伝統的ドリンク「ウズバル」、サクサクパイ生地を何層にも重ねた「ウクライナケーキ」など、どれも京都初上陸のウクライナ料理は大人気でした！

ウクライナからやってきたイリーナさん

　この日のキッチンカースタッフのイリーナさんは、昨年の初夏、戦争のさなか、息子さんとお母さんと滋賀県の栗東市に避難してきたのだそう。当初まだ日本語もあまり語れず職に就けないため、地域の人たちの支援も受け、「キッチンカーでの料理販売なら勉強もしながら営業もできる」と避難してきたウクライナの仲間とともにFainafoodsを始めました。イリーナさんは、「食を通して日本の方々へ感謝をしたい」と語ってくださいました。2023年5月27日には彦根市に「THE FAINA」もオープン予定とのことです！　