2023年9月24日 更新

【新店】京都で本場ベトナム仕立てのバインミー!ベトナム人店主が営む「BanhMi Kyoto製パン」

伏見区の竹田、ベトナム人店主によるバインミー専門店「BanhMi Kyoto製パン」でランチなり。

ベトナム人店主によるバインミー専門店

 (250200)

面白そうなランチ場所に心当たりがあるよ!と、やってきたのがこちら。「BanhMi Kyoto製パン」なるベトナム軽食店。
伏見の竹田街道にある「にぎり長次郎 竹田店」の東側50mほどにあります。駐車場はありませんが、お隣にコインパーキングありなのだ。たまたまGoogleマップで発見したのですが、多分7月末ぐらいにオープンされたばかりのニューカマー。
超!気になっていたのですが、やっと来れました。
 (250201)

イートインがありそうなのでやってきたのですが、4人掛けテーブル席が2つのこじんまり店。メインはお持ち帰りかもしれませんな。お若いベトナム人のお兄さんがご店主で、奥様と二人三脚でやられている模様。 ご店主がちょっと怪しい日本語で一生懸命接待してくれました。
 (250202)

店名の通り、ベトナムのオープンサンド「バインミー」のお店。ご店主曰く、バインミーを出すお店が沢山出来ているがパンは輸入のお店が多く、ご店主はその味が気に入らなかったので、ベトナムからパン用オーブンを輸入し、ベトナム風のフランスパンから作る!という面倒なことに挑戦されているのだ。 他店よりもかなりお安い値段設定ですなあ。 京都市内でバインミーを出しているお店にも自家製パンを卸されているようです。
 (250203)

風呂上りなのでビールが欲しかったのですが、こういうソフトドリンク系が中心。とりあえずドリンク2種と、パンに何か挟んだ系なお料理は大好きなので、わくわくと2種類、それに甘いものを1つ注文。 ご店主からパクチーと辛いソースが入るが大丈夫か!と説明があったので、一杯入れてOK!とお伝えするわけで。
 (250204)

お料理担当は奥様の様で、注文を受けてからオーブントースターでパンを焼いて、具を詰めるのですな。電話でお持ち帰りの注文もあったようでノンビリお料理が出来るのを待つわけで。
 (250205)

ワタシは「パッションフルーツジュース」¥220、相方は「STING」なるイチゴフレーバーソーダ¥330を注文。(以下全て税込み価格~!)ペプシブランドでベトナム産のエナジードリンクのようです。ま、どちらも甘ーいのですが、しみじみ異国のお味なのは間違い無し。
 (250206)

と、丁度パンが焼き上がり時間だったようで、見せてくれました。一段にパンが15個乗る業務用オーブン台で、店内に香ばしい香りがぶわーんと広がるのだ。奥のキッチンでオーブンから出して入れ替える場所が無いようで「ちょっと暑いけどごめんなさいね~」とご店主。大きめのコッペパンぐらいのサイズがあり、1個¥100で販売もされています。

で、約15分ほどでバインミーが登場。
 (250207)

こちらは、「ベトナムハム バインミー」で¥550なり。ベトナム産のプレスハム(豚)とシャキシャキの野菜類がサンドされていて、味付けはマヨネーズ、それにベトナム産チリソース(多分、我が家でも近所のベトナム食材屋で定期的に購入している「CHIN-SU」ではないかと)、ポイントはパクチー!という構成。 確かにほんわりと塩味が利いた、超軽いフランスパンがサクサク且つ香ばしく美味しいのだ。大口開けてかぶりつけ!ですな。
 (250208)

ベトナム語の「バインミー/Bánh mì」とはサンドイッチではなくて、「パンの総称」を指している模様。お店の外にバインミーの歴史が貼ってあったのですが、フランス軍がベトナムのホーチミン(旧サイゴン)に進行し、フランスパン(バゲット)を持ち込んだのが1859年、サイゴンにフランスパンを焼くお店が出来たのが1958年のようです。それ以後、ベトナムでは国民食としてすっかり定着し、日本でもあちこちで頂ける状態になったわけで。

元々、軽い食感を得るためにベトナム産のバゲットには小麦粉と米粉を混ぜた生地を使っていたらしいのですが、次回はご店主に米粉を使っているのかお聞きしなくては!(宿題) 
 (250209)

こちらは「スペシャルバインミー」¥660なり。タレ焼きの豚肉がサンドされていて、ベトナムハムサンドよりもボリューム感&香ばしさあり!な一品。個人的にはこちらを推薦!かな。旨いです~!
 (250210)

かぶり付きましたの図。具沢山なのでぎゅっと握りつぶして頂くのですが、パンチのあるチリソースとしゃきしゃき野菜のハーモニーが肝。我が家ではお好み焼きの隠し味に使っているベトナムチリソース「CHIN-SU」なのですが、マヨネーズと合わせるとサンドイッチにも合うなあ!という発見。お勧めいたします。

ボリュームしっかりなので、これ1つでランチは程よい感じなのですが・・・
 (250211)

折角なので甘いものも行っておこう!と注文した、「チェー・コム」¥440なり。元々は温かいデザートで、蒸した青いもち米とココナッツミルクを使ったベトナム風ぜんざい。で、こちらでは一緒にボールにアイスキューブを入れて持ってきてくれて・・・
 (250212)

氷をカップに入れてから、スプーンで底からよく混ぜて、ムチムチの柔らかいお米部分とミルクを混然一体化させて頂くのだ。これがですねえ~。
 (250213)

中にサツマイモチップスと大きな茹でた豆類がごろごろ、程良い甘さと蒸し米のお餅が超合いますな。多分、日本人でもほとんどの人が嫌がらないのではないと思われる自然な甘さ。ココナッツの千切りも入っているので、お通じに超良さそうな一品でした。2人でシェアしても十分過ぎるしっかり量なのでご注意。

実はバインミーも想像以上に美味しいのですが、更にうめえや!と思った本日一がこちら。間違いなく、次回も注文予定ですな。(できれば、ミックスチェー¥440が食べたかったのですが、売り切れでした汗)
 (250214)

合計¥2200!(PayPay支払い)で良いランチだよなあ!と大満足。ご店主においしかったです!とご挨拶し、お店を後にしたのですが、もしかするとビールもお願いすれば出てくるかもしれませんですな~。
間違いなく、また来る気満々店。近隣の方々でアジアン的なモノを食べたい人に超プッシュいたします。御馳走様~。

店舗情報

店名:BanhMi Kyoto製パン
住所:京都市伏見区深草フチ町14−85
営業時間:9:00~19:00
定休日:火曜日
TEL:090-8792-6804
19 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スイカ小太郎。 スイカ小太郎。