四条河原町に東京発のうどん新店　打ち立てを味わう！２軒目使いもできる「うどんしき」

四条河原町から少し外れた御幸町エリアに、東京の人気店をルーツに持つ「うどんしき#京都うどん」がオープン。打ち立て・切り立て・茹でたてにこだわる本格派。多彩なうどんメニューと使いやすい営業時間が魅力的です。

東京発のうどん専門店がオープン！

四条河原町周辺、御幸町の綾小路と佛光寺の間の通りにやってきました。このあたりは繁華街のすぐ近くですが、住宅も多く比較的静かなエリアです。

その一角、元々は創作居酒屋が入っていた物件に、東京発のうどん店「うどんしき #京都うどん」が2025年12月にオープンしました。

東京にルーツを持ち、 #六本木うどんの姉妹店としてオープン、打ちたて・切りたて・茹でたてにこだわる本格うどんが特徴です。

店内は1階がやや照明を落としたおしゃれな雰囲気で、女性でも入りやすい造り。
大きなL字カウンターとテーブル席があり、カウンターからはうどんを茹でる様子、盛りつけ、天ぷらを揚げる工程まで見えてライブ感があります。

2階には製麺室があり、打ったすぐのうどんが提供されます。

うどんのメニューは、温かけ、冷やしぶっかけ、釜玉、冷やしざるの4系統。
さらにカレーうどん、鍋焼きカレーうどんもスタンバイしています。
天ぷらは盛り合わせ、親子天ぷら、野菜天ぷらなどがあり、釜玉には明太子・バター・納豆といったトッピングも。
気になる価格帯は900円から1500円（税込）。
まいたけ、さきいか、ちくわ、キス、あなごなどの単品天ぷらもあり、好みでカスタマイズできます。

今回は冷やし天ぷらぶっかけを注文。
少し待って運ばれてきたのがこちら。天ぷらは別添えで、薬味はねぎと生姜。麺はつやつやで見るからに美味しそうです。

天ぷらは注文後に揚げるスタイルで、ボリュームも想像以上。
海老、れんこん、かぼちゃ、えのき、大葉、ミニトマトなど、日による多少の変動はありますが、概ねこのような内容です。

天ぷらをのせていただくと、しっかりと食べ応えのある一杯に。
天ぷらは衣も薄めで重さがなく軽い口当たり。特に野菜類が美味しく、ミニトマトもぶっかけに合います。

うどんは太めでもちもち、しっかりとしたコシがあるタイプで、いわゆる京風うどんとは対極。
すすり心地も良く、讃岐うどん寄りで個人的にも好きな食感です。
温かいお出汁より、ぶっかけやざるの方が相性が良いタイプだです。
ぶっかけのタレはやや甘めで、うどんとも天ぷらともバランスの良い味わい。

卓上には原了郭の黒七味と山椒も用意されており、お好みで風味を変えて楽しめます。

付近には京風のうどんや蕎麦、ラーメン店は多いものの、しっかりコシのある讃岐系のうどん専門店は意外と少ないエリア。
メニューの種類も幅広いので、うどん好きなら楽しめると思います。
ネット予約もでき、キャッシュレス対応なのも便利。

ランチだけでなく、ディナーは22時30分ラストオーダーと遅くまで営業しているため、2軒目・〆うどんにも使い勝手の良い新店です。