京都駅すぐ　平均点越えの炉端焼き居酒屋「晩喰場（バンクーバー）」

京都駅からすぐの炉端焼き居酒屋

京都駅から北西に500m、徒歩5分ほど。北がどんつきになっている路地奥にある居酒屋「いろり焼晩喰場」なるお店。「晩喰場」と書いて、カナダの都市「バンクーバー」と読ませるわけで。ネーミングセンスがインパクト大！なので10月ぐらいに発見したのですが、週末は人気で数日前予約では全然席が取れず予約済。予約時間10分ほど前なのですが、店内に。

一階はキッチンを囲むカウンター席が中心で、二階がテーブル席。50席近くある結構でっかい箱なのですが、18:00でもう半数以上埋まっている状況。いやー、人気ですな。
キッチンの真上が吹き抜けになっていて、その真横に座っているので・・・

キッチンのお料理進行状況が真上から良く見えて面白い席でした。(鍋で煮えているお料理も、旨そうだったので後程注文）

で、メニューを確認。基本、我々ぐらいの年代なら絶対行ったことがあると思われる「炉端焼き居酒屋」を現在風にアレンジしたお店なのだ。京都大丸の東路地奥にある「酒菜米べゑ」が本店でそちらの系列らしいです。（我々は未訪問）魚系の炭火焼を色々頂けるのが炉端焼っぽいなあ！

とりあえず喉が渇いているので、「生ビール」￥550（以下、税別価格です～）。突き出しのサラダがなんだか美味しいなあ！（酸味の無いドレッシングでスパイス？なのか絶妙な味付け）突っついていると、相方も登場。相方は冬の定番で「芋お湯割り」￥550からスタート。　量の加減がわからないので、お料理は三品づつぐらいで様子を見ようということに

目の前の冷蔵庫に日本酒一升瓶が並んでいるのが見えるのですが、日本酒はこういうラインナップ。今どき！日本酒一合が￥950均一設定とはお安いですな。（メニューにないものも色々ありそう・・・）　今日はグラスで貰って色々呑もう！ということに。

早速日本酒を頂くわけで。群馬は龍神酒造謹製「尾瀬の雪どけ純米大吟醸生詰」￥650なり。グラスはこういう感じですが100ccぐらいですかね。純米大吟醸がこのお値段で呑める！のですが、軽快でフレッシュな味わい。滅茶ジューシー。

一品目はまたまたポテサラからスタート。「今日のポテサラ」￥500なり。至ってオーソドックスなマヨ系ですが、ちゃんと美味しい＆量もしっかり目。

二品目は「お刺身三点盛り」￥1480×2人前なのですが、全2貫づつの6点盛りでした！確かにこれはなかなかお得。中央は厚切りな鰤で、大根おろしの下にこりこりと吸盤が旨い生蛸が隠れていて、手前が鯛、左の手前が炙り鰆(これも超肉厚）、左奥が鯵、鰤の後に隠れている＆ピンボケですが、コリコリと美味しいスルメイカ、という布陣！　余裕で平均点を越えてくるわけで。

当然日本酒が進むわけで～。相方は宮城は佐浦謹製「浦霞特別純米酒生一本」にスイッチ。いやー、ほんわりしますな。（調べますと、燗酒コンテスト金賞酒なので、これは燗で頂きたかった！）

ワタシはお店のラインナップにあれば吞んでいる気がするお気に入り、長野の大信州酒造謹製「大信州　辛口特別純米生酒」を注文。いやー、お腹いっぱいでもスルスルと頂けるお味ですな。ウマー！

三品目は「牛すじ豆腐」￥800なり。お豆腐は地元産、京都駅直ぐ南側にある「並河商店」謹製。とろとろの牛すじが良い味出してます＆お豆腐も密度しっかりで美味しい。添えてある赤いペーストは多分「かんずり」ではないかと思うのですが、めちゃパンチアリ！

初めの注文がここまで。うーんと悩んで、二皿追加注文。巨大な炭火焼をチョイスしたので、結構時間がかかりました！30分近く待ちましたかねえ・・・

二階にあるお酒準備場所前に座っていて、お願いします～！と小声で注文しても絶対注文が通る位置（汗）。次のお料理が出るまで、ついついお酒を。ええー！こんなお洒落なエチケットでしたかね。三重は寒紅梅酒造謹製「寒紅梅＋ (プラス) 辛口純米吟醸」なり。三重のお酒らしい旨味もありつつ、グラスワインで呑んでOK！的な。

更にこれは呑んだことがなさそう！と注文した、福岡は山の壽酒造謹製「山の壽　純米酒　辛口　しぼりたてなま」なり。これもスッキリ軽やかで吞み飽きない感じ。で、注文した本日のメインディッシュがババーンと登場！

２人とも青魚大好き！なので、「大とろいわし」か、どちらにしようか！と協議し、デッカイほうがいい！とこちらをチョイス。「大とろさば開き」￥2300！なり。注文する前に店員のお姉さんに「大きいですかね？」と確認したら「メインディッシュですね！」とのことでした。確かにこりゃでっかい！　大きいホッケと同等サイズ。
２人テーブルで注文すると、これともう１皿ぐらいしか乗らないですな。

塩はあまり利かせていないので、大根おろし＆醤油でピッタリ。ほこほこした食感で脂も程よく落とした焼き方。ま、流石炭火焼であろうなあ！と。過去食べた青魚料理でも好き度は超高めで、これだけを喰いに再訪したい！

もう一品の炉端焼き風メニューは、「栃尾油揚げ　ねぎ納豆焼」￥800なり。巨大な油揚げを割って・・・・

その間にネギ入り納豆を挟んである一品。これまたウマー！なのですが、想像以上に大ボリュームで前半戦で注文しておく方が良かったかな～という感想。これで概ね〆だよなという感じに・・。（ちなみに、土鍋ご飯がお手頃価格で食べられるので、〆飯必須な方はお忘れなく！）

福岡は山の壽酒造謹製のアイテムがもう一種類あったので、〆酒！ということで注文。こちらはにごりで、「ヤマノコトブキ　グッドタイムズ　ウィンターセッション　生酒」なり。これも吞み疲れなさそうな、フレッシュ且つ華やかな感じの14°。ウマー！　

以上で〆て、生ビール１、芋お湯割り１、日本酒グラスで６杯とそこそこ呑みまして、￥14000ほどというお支払い。JR京都駅から楽々徒歩圏という立地の良さもあり、アテも旨いので既にかなりの人気店。（店名も一度聞いたら忘れないでしょうし・・・）
また、本店のほうにもお邪魔してみなければ！という感想ですな。ご馳走様でした～。