【京都ラーメン新店】一乗寺の行列店が手掛ける"油そば"専門店「油珉」早くも話題に！

学生の街・百万遍に、行列必至の新店が誕生。一乗寺の人気店「びし屋」が手がける「あぶらそば油珉（ゆーみん）」は、初めてでも食べやすい味わいと豊富なトッピングで、早くも注目を集めています

一乗寺「びし屋」の次の一手は、あぶらそば専門店

左京区・百万遍交差点。京都大学がある学生街として知られ、飲食店も多く立ち並ぶエリアです。ボリューム満点の“がっつり系”が多いのもこの街ならでは。そんな交差点の北西側に、注目の新店がオープンしました。

カレー店の跡地に、2025年10月10日オープンした油そば専門店「油珉（ゆーみん）」。
一乗寺の行列店「びし屋」のセカンドブランドとして誕生し、開店前から話題に。オープン初日から行列ができる人気ぶりでした。

店内はカウンター席とテーブル席があり、シンプルでスタイリッシュな雰囲気。
この日も平日ながら、オープン直後から続々とお客さんが訪れ、すぐに満席となるほどの盛況ぶりでした。

まずは券売機で食券を購入。
メニューは「あぶらそば」「辛味あぶらそば」「背脂ヤサイあぶらそば」の3種類。
トッピングも豊富で、生玉子や温玉、カレー、はし肉脂、明太マヨ、クリームチーズなど、自由にアレンジが楽しめます。

「あぶらそば」と「辛味あぶらそば」は共通の自家製麺、「背脂ヤサイあぶらそば」は二郎系を思わせる極太専用麺を使用。

あぶらそば初心者の方も安心して食べられるよう、テーブルには“美味しい食べ方”の案内POPも置かれています。

今回は定番の「あぶらそば（750円税込）」に温玉をトッピング。
物価高騰の中で、このボリュームで750円はかなりお値打ちです。

大判チャーシュー、ネギ、かいわれ、ニンニク、メンマ、のり、ナルトといった具材がのり、ナルトが彩りのアクセントになっています。
ニンニクの量は「なし」から「多め」まで調整可能。

温玉と卓上の刻み玉ねぎを加えて、いざ完成。
刻み玉ねぎは最初に入れると全体になじみやすく、食感も楽しめます。

麺と具材、タレをしっかり混ぜ合わせると、ニンニクの香りがふわっと広がり、食欲を刺激。
しなやかな太麺はもちもちとコシがあり、国産小麦100％ならではの風味も感じられます。

見た目よりも軽やかで、酸味と薬味のバランスがよく、後味は意外とあっさり。

温玉は、後から混ぜ合わせると味変になりグッとマイルドになります。

大判チャーシューは直前で炙られており、香ばしさが際立ちます。
1枚ながら食べ応えがあり、タレとの相性も抜群です。

麺の旨さ、薬味の香り、タレのコクのバランスが絶妙で、「さすが、びし屋」と感じる完成度の高さ。
油そば初心者でも食べやすい一杯です。

卓上には酢・ラー油・黒胡椒・刻み玉ねぎが用意されており、味変も自在。
途中で追い玉ねぎやラー油を加えると、風味が変化して最後まで飽きません。
刻み玉ねぎは絞って水気がしっかり切られており、こういう細かい部分も抜かりありません。

ポイントカードもあり、トッピングやサイズアップの特典も。通うほどにお得になる仕組みもうれしいポイントです。
一乗寺の人気店「びし屋」プロデュースというだけあって、完成度の高いあぶらそばでした。
学生街の百万遍でも間違いなく人気店になりそうです。
まぜそばやつけ麺など、がっつり系ラーメン好きにもぜひおすすめしたい一軒です。