映画をテーマに新しいまちづくり☆早くも第３弾が11/11に開催決定☆交流型映画イベント【西陣シネマ】

今年7月に初開催、この9月にも第２回目を盛況に終え、早くも第３回目の開催を決めた映画イベント「西陣シネマ」☆映画鑑賞だけに終わらずその映画にちなんだテーマでイベント体験するという新しい試みが大好評です☆

素敵な出会いから新しい試みへ

映画鑑賞だけの「映画会」にとどまらず、その映画にちなんだ体験を交えて楽しもうという参加・交流型イベントが始まっています

仕掛け人は川端丸太町東にあるホステル「NINI ROOM」を営む西濱愛乃（あいの）さん、西濱萌根（もね）さん姉妹

もともとこのNINIROOMを起点に各種イベントを立ち上げ、新しい企画を模索していたお二人

そこへ女性起業家としての二人のうわさを聞きつけたのが手織技術振興財団理事長の渡邉隆夫さん

西陣、浄福寺通りにある、普段は手織に関する展示や催事などに使われている「織成舘」（おりなすかん）、「須佐命舎」（すさめいしゃ）を、どうぞイベント会場として使って下さいという奇跡の申し出があったのです（笑)
連絡のあったその日のうちに見学に行き、話はどんどん進み、実現されたイベント名は「西陣シネマ」

もともと繊維産業だけでなく、映画の街でもあった西陣
映画を通してに新しい出会い、交流が広がって行けばとても素敵なことですね

第１回目は噺家の世界を描いた「ねぼけ」映画上映＋月亭太遊さんを迎えての落語会

第２回目はインドの寺院を舞台にしたドキュメンタリー「聖者たちの食卓」を鑑賞後、南インドの本格カレーをいただきながら、インドのリアルな文化に関するトークショー

両イベントとも、ほぼ満席の盛況だったようです

第２回目は筆者も参加させていただきました

「聖者たちの食卓」
インドのシク教総本山にあたる黄金寺院の無料食堂
毎日１０万食のカレーをまかなう舞台裏の様子を淡々と追うドキュメンタリー

この場所では宗教も人種も階級も職業も関係なく、みなが公平にお腹を満たすことができる
キッチンを支える人はみなボランティア
気の遠くなるような数の食事を一切の無駄なく、手作業で進められる様子に驚き感心します

このとてつもなく大きなスケールの団欒は、この映画上映後に用意されたほんの50人分の配膳を見守る事により、その大変さに気づき、映画の様子を対照的にとらえ、より感銘を受けることになります

南インドの本格的カレーももちろん美味しかったですが、見ず知らずの集まった方々との団欒も、あまりに違うスケールですが、映画を疑似体験出来たわけですね
とても面白いです

この日のカレーは四条大宮のインド料理店「ティラガ京都 -Thilaga Kyoto-」さん

トークショーはこちらの店主でありインドに住んだ経験もある伊勢司さん
インド人＝外国人という捉え方でなく、同じ人間臭さを感じられるお話はとても面白かったですね

「須佐命舎」（すさめいしゃ）

島根県出雲の「東須佐小学校」が閉校になった時の廃材を使って建てられたそうです
そこから「スサノオノミコトの家」という意味の名前が付けられました

次回の「西陣シネマ」は11月11日開催
ちょうど「都ライト」のイベントと同時開催になりますね
風情ある浄福寺通りと合わせて楽しみです

第３回の詳細は次の機会に…
乞うご期待です！

NINIROOMもご紹介

2017年12月、築40年の印刷会社のビルをリノベーションしてオープンしたホステル

立ち上げたのが西濱愛乃（NISIHAMA AINO）さん、西濱萌根（NISIHAMA MONE）さん姉妹
なので「NINIROOM」(笑)

ＨＰ　　　　 https://niniroom.jp/
Facebook　　https://www.facebook.com/niniroom/
instagram 　https://www.instagram.com/hostel_niniroom/

1Fのカフェは7:00〜22:00まで利用可

ここでさまざまな出会いがあり、新しい交流が始まります

（右）西濱愛乃（あいの）さん、（左）西濱萌根（もね）さん

この姉妹が揃うと途端に華やかになりますね
素敵な笑顔に人は集まって来るもんです(笑)

今後の動向に目が離せませんよ！

西陣シネマ　基本情報

交流型映画イベント「西陣シネマ」

会場：京都西陣「織成舘」（おりなすかん）「須佐命舎」（すさめいしゃ）

住所：京都市上京区浄福寺通上立売ル大黒町69

詳細ページ　https://www.facebook.com/nishijin.cinema/

問い合わせ：HOSTEL NINIROOM (info@niniroom.jp)　電話(075-761-2556)