【京都】高級中華のお値打ち飲茶ランチバイキング「老香港酒家京都」

四条烏丸の高級中華ランチ

さあ！ランチだよ！やってきたのは四条烏丸の複合ビル「COCON烏丸」の地下1Fにある中華料理店「老香港酒家京都（オールドホンコンレストランキョウト）」。
中華料理は、わいわいと大勢で食べたほうが美味しいし、色々食べられるので、4人で行けるこの機会に！と、1か月ほど前にランチで頂けるオーダーバイキングのネット予約を入れたわけで。

こちらの上側がランチバイキングの内容。3万円超えのディナーコースがある高級中華料理店なのですが、オーダーバイキング方式の飲茶ランチは、90分制限なのですが、そのぶんぐっとお手軽で￥4500。余談ですが、以前は平日ランチのみオーダーバイキングが可能だったのですが、現在は繁忙期を除く休日もOK、それに￥7000とお値段はあがるのですが、夜もOK！に見直しされているようです。店内に。　

席間もゆったりで流石高級感はありますな。全90席以上なのですが、個室もあるので全体は見渡せない広大さ。ダイニングの一番奥当たりのテーブルに案内頂くわけで。2月の平日という、京都では最も人出が少ない時期なのですが、パワーランチなのかスーツ姿の団体さんがコースランチを食べていたり、ダイニングの7割以上の席が埋まっているという人気度合い。少々驚きました。

多分たらふく食べるので、飲み物は瓶ビールでも注文しようかとメニューを確認すると・・・

充実の飲茶ランチバイキング

お料理をてんこ盛りに乗せたワゴンがテーブル近くまでやってきて、いきなり「前菜はいかがですか～、お嫌いなものはありますか～？」と確認してくれ、「とりあえず一式置きますので、好きなものはどんどん追加してくださいね、食べ放題なので！」とフレンドリー且つサービス精神あふれる店員さん。こちらでは、好きなモノをどんどん注文するのが王道でしょうな。（初めから飛ばすと後が続かないので慎重に・・・汗）

お料理は全部口頭説明アリ。とはいえ、なにせ種類が多いので記憶力追いつかず（汗）　色々あるのですが、なんだか肉厚な「中華くらげ」、「豚の皮付き三枚肉カリカリ揚げ」的なのとしっとりした「チャーシュー」、「棒棒鶏」に「蒸し鶏ネギソース」あたりがお気に入り。真ん中の「中華ピクルス」のみ、口直しに丁度良いので三皿お替りしました汗。結局この前菜のワゴンが90分の間に３回ほど、テーブルに来てくれるわけで。

お料理の食べ具合を確認してくれているようで、間髪入れずに点心のワゴンがやってきて、次々とお料理が登場。蒸し器がテーブル上にどんどんどん！といきなり10籠も置かれ、「とりあえず、蒸し上っている分を置いておきますので、追加はどんどん言ってくださいね～、食べ放題なので！」ということなのだ。

流石に蒸し物系の点心類は、流石のむちむちさで美味しい。色々食べられるように幾分サイズを小ぶりにしてあるのも好感度大ですな。つい、辛子酢醤油を付けたくなるのですが、そのまま食べたほうが繊細な味が解って良いかも。
とはいえ、4種類ほどが海老の入っているもので、見た目のバラエティより味の幅は少な目。個人的に気に入ったのは、フカヒレ入り焼売と小籠包。

そうしている間にも前菜のワゴンも再びやってきて、追加はどうですか～！と確認してくれるわけで。今まで結構色々とバイキング形式のお店に来たのですが、ここまで「食べ放題なので！」とお店の人に念を押されるのは初めてだ！(笑)と思いつつ。

で、次の点心は大根餅やはす餅などの「焼き物」で、それを焼く前にどれをやきましょうかと確認してくれるのですが、ま、当然「一応一式で！」ということになるわけで。

で、こちらが焼いたもの。大根餅などは流石だな！と思うのですが、これもそのままでは淡い味付けで、唐辛子系の辛いタレとかあると、もっといいのにな～という感想。

お次は揚げ物類。これも先に揚げる前のものを見せてくれて、春巻き（奥）をいくつ、ベトナム風春巻き（右手の短いもの）をいくつと揚げて！と欲しい数をお願いする方式でした。白いのは米粉の皮を揚げたもの。この小ぶりのベトナム風春巻きというのがソーセージ的な食感で、なかなか美味かったです。

更に蒸し物第二段！が登場。全体の中でもこの蒸し物が一番旨かったような。モミジ（鶏足）蒸し物、黒いホルモンの蒸し物がたまらーん！ウマさ。黒いホルモンの正体はミノの皮むき前で、日本国内でも長野県飯田市では焼肉店でメジャーな食材。甘い叉焼饅頭も旨かった。豚スペアリブの豆鼓蒸しは滅茶あっさりしたお味でビックリ。

青い中国服を着た良くしゃべるおじさんがこのお店のオーナー様のようで、テーブル間を歩き回りながら「これが美味しいよ」、「これを食べてね～」と忙しくサービス精神満点で接客中。「おとうさん！ビールには、この「豚のカリカリ揚げ」だよね～！」とわざわざ追加分を持ってきてくれるわけで。

で、口直しに、あっさりした「青菜の塩炒め」が登場し、流石に、この辺りぐらいから少々ペースダウンしつつ、のんびり。

揚げ物で追加した、「はすの実入り春巻き」となんだっけ。なぜかデザートのワゴンで持ってきてくれて、一緒にエッグタルトもGET。

追加した分の蒸し物も登場。「翡翠餃子」、「フカヒレ餃子」、「スペアリブの豆鼓蒸し」、相方が見つけた「中華ちまき」。お腹いっぱいになってくるのですが、全体的に濃すぎない味付けなのでするっと食べてしまうわけで。

「中華ちまき」も上品なお味。流石にお腹にはパンチのある一品ですが、食べちゃいますな。

〆麺は、超あっさり系。これは2人で1つをシェア。流石に超お腹いっぱい。この時点で65分！というテンポの良さ。

「デザートも色々ありますので、好きなモノを注文してくださいね、食べ放題なので！」と、今ワゴンに乗せてあるのを見せて頂いて・・・

流石にお腹いっぱいなので、月餅2種は4等分（アンコ版とアヒルの玉子の塩漬けが入ったもの）してもらい、カスタード饅頭、それに杏仁豆腐！は1人1個をお願いし・・・

絶大な人気があった「胡麻団子」（これだけお代わりしました汗）で大充実ランチ完了。いやはや、何も残さず喰った喰った・・・超絶お腹いっぱいになりました。
以上で追い出される前に先にレジに。〆て80分滞在で、瓶ビール3にアイス烏龍茶1、雪梨ジュース１と呑み量は極控えめだったのですが、このお腹一杯度で￥22000程のお支払い。この内容でこの量が頂け、1人￥5500なので全然良心的だなあ！という感想。

蒸し物類は概ね1籠3個単位ですので、色々食べたい場合は3人の倍数で行くと幸せ度が増しそう。ベストは3名グループではないかと。実は3/1から￥5000に値上げされている模様ですが、それでも全然納得だと思いますので、また機会があったら6人集めて行きたいと思います～。御馳走様でした。良いお店です。

店舗情報

店名：老香港酒家京都（オールドホンコンレストランキョウト）
住所：京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸　B1F
営業時間：11:30～15:30(L.O.15:00) / 17:00～22:00(L.O.21:00)
TEL：075-341-1800
HP：https://oldhongkong-kyoto.net/