2023年6月4日更新

【京都ランチ】四条河原町の穴場！ナン食べ放題でコスパ最強☆老舗インド料理「アショカ」

おおきに～豆はなどす☆今回は中京区四条河原町エリアにある老舗インド料理店。喧騒を忘れる昭和レトロで落ち着いた雰囲気とナン食べ放題のコスパの良さ。

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四条河原町エリアにある穴場の老舗インド料理

中京区、四条寺町商店街の入り口。四条通り沿いの昔から飲食店が何店舗か入居する雑居ビル。

その3階。古くから京都にあるインド料理店『アショカ』。
創業1980年（昭和55年）恐らく今となっては京都で一番古いインド料理店かもしれません。かなり昔に来店した記憶のある有名店。

もともとは東京で1968年（昭和43年）に創業し、日本に初めてタンドリーチキンを提供したと伝わるインド料理店。その系列店で、関西には大阪、京都に出店。つい先日梅田の丸ビルに入居する大阪店はビルの再開発に伴い閉店。今となってはアショカを名乗るお店は京都にのみ存在することになるみたいです。

店内は創業当初から変わらないそうで、雰囲気も昭和レトロでクラシカルなインド仕様の内装がそのまま残っている様子。そして、この四条河原町界隈のお店としてはかなりの広さで80席ほどあり、落ち着いた雰囲気。

ガラス張りになってる調理場はタンドリースペースのようで、時折調理されてる様子が見えます。頭上には『備長炭使用店』という札が掲示されていて、日印融合の不思議な景観でもあり（笑）店内ではインドポップスがBGMでゆるく流れています。

この時ランチタイムにはまだ早い時間帯ということもあり、店内は私一人でまったりムード。お店はオールインド人スタップのようで、厨房ではインド映画『RRR』さながらに、にぎやかな会話が飛び交っていました（笑）

ランチメニューはこちら。平日限定900円（税込）の野菜ランチ、本日ランチ1200円、お得なセット1600円、スペシャルランチ1800円まで。いずれも7品以上で構成されたセットで盛りだくさん。

ランチにはドリンクがセットされていないものもあり、その場合はプラス100円でコーヒーorチャイが追加でき、他にもプラス200円でラッシーなどにすることも可能。

さらに驚きは、ランチメニュー比較的割安設定にもかかわらず、ナン食べ放題も可能。

さらにプラス150円でチーズナンに変更することも可能。今回は平日限定野菜ランチ900円にチーズナン150円プラスで注文。その場合、2枚目以降はプレーンナン食べ放題ということになります。

で、しばらくして登場した野菜ランチがこちら。これでチーズナン150円プラスで合計1050円。食べる前から安ッ！と思えるボリューム。

まずは本日のスープ。こちらはかぼちゃのスープで、洋風ポタージュのような乳製品が入ったタイプではなく、スパイスの効いたスープ仕立てになっています。かぼちゃの風味はマイルドですが、時折胡椒やスパイスの風味がして、ちょっとインド風。

メインのお皿には、ベジタブルパコラ（野菜の天ぷら）、ドライベジタブル、サフランライス、サラダ。天ぷらは外側カリカリの中にクミンをはじめとするスパイスが効いた野菜のかき揚げのようなもので美味。ドライベジタブルもスパイスが効いていて、ジャガイモやパプリカ、豆などゴロゴロと入ったサラダ感覚の料理。サフランライスは日本のお米のような短粒米でほんのりサフラン色。サラダもモリモリと食べられます。

さらにチーズナン。一応手で一瞬だけ持ってますが、焼きたてで熱々。一口食べるとナンの香ばしさ、表面に塗られたギーですかね。いい具合に香り、さらに中からトロリとチーズ。じつはチーズナン初めて食べますが、これ単体でも十分美味しいやつ。

さらに野菜のカレーは豆or野菜でチョイスでき、野菜にしました。人参、ジャガイモ、インゲン、レンズ豆などわりと具沢山で、さらにカレーも比較的マイルドでクリーミー。スパイスも程よく効いていてまぎれもなくインドカレーなわけですが、多少日本人に食べやすくもされてるのか、どこか懐かしさもあるような味わい。

さらにチーズナンにカレーを浸して。チーズのこってり感とカレーのスパイシーな風味が合体し、通常のナンにはないマリアージュでハマる美味しさ。

最後、シンプルにヨーグルト。マンゴーのソースが乗っていました。

ナン食べ放題でしたが、チーズナンでけっこう満腹になり、おかわりには至らずに完食。それでも、これだけのボリュームとこの好立地さ、雰囲気の良さ。それが1000円程度で食べられるインド料理って、けっこう令和のインフレ激アツの京都では最強で、超穴場な気がします。特にこれから迎える祇園祭シーズンの活用にも良さそうです。オススメ！　ヨ～イヤサ～♪