有名料亭ご愛用の京酢『千鳥酢』
先日、岡崎のみやこメッセ京都で開催イベント『京料理展示大会』。毎年師走に開催される京料理界の一大イベント。
そして、もちろん京都発酵食品部としても参加してきたわけですが。ちなみに部活ユニフォームで(どうでもいい情報笑)
有名料亭の料理展示やイベントステージでは料理教室などもあり、盛りだくさんなイベントなんですが、その中で展示即売会があります。
京都でも有名なお店が出展。食器、調理器具、酒、茶、食品などさまざまなものが展示即売。
京都でも有名なお店が出展。食器、調理器具、酒、茶、食品などさまざまなものが展示即売。
こちらはお箸で有名な江戸時代創業の老舗。市原平兵衛商店。
京つけものでお馴染みの西利が手掛ける新業態の発酵食品シリーズ。京都三大漬物の一つである「すぐき漬」から分離されたラブレ乳酸菌を使ったもの。
最近、発酵食品ブームですからね。こんなドレッシングもあり。
そして、今回ご紹介するのはこちら。
お店自体は東山三条にある京酢の醸造元「村山造酢」。創業は江戸享保年間。
お店自体は東山三条にある京酢の醸造元「村山造酢」。創業は江戸享保年間。
そして、こちらでは市販されている価格より少し割安で販売されてました。普段はスーパーや百貨店でよく見かけます。
こちらがその東山三条にある蔵元。この周辺を通るとよくお酢の香りがただよっています(笑)
今回はこちらの看板商品「京酢加茂千鳥」を購入。元禄時代(1688~1703年)友禅染の色止めにお酢が使われていたそうで、京都では酢屋が急増。その後明治時代になり、色止め用のお酢は化学薬品に代替えされるようになり、廃業する酢屋が増加。そんな中、こちらでは食用のお酢づくり専業となり、今日に至ります。
こちらのお酢は京都の有名料亭や寿司店で愛用。まろやかな味と香りが、はんなりとした京料理に合うのが特徴。
実際試飲してみました。比較として、某有名醸造酢メーカーの米酢と一緒に。
まず、瓶から注いでそれぞれ一口ずつ。千鳥酢、やわらかいまろやかな味。ツンとする感じがなくて。
一方、比較のメーカー米酢。最初からわりとガツンときます。でも穀物酢に比べるとまろやかではありますが。
さらに30分ほど放置して、お酒のように開かせてみます。同じ醸造ものなんで試に。
すると、今度は千鳥酢の方が酸味強めになり、メーカー米酢のほうがやや酸味劣るというか。そういうことも、京料理に向いているんでしょうかね。
とにかく、決して合わせる素材の味を殺さずに、美味しさを引き出すお酢であることは確か。そんなことが名店ご愛用の理由なんだろうと。他商品の『都すみそ』は、もうそのまま料亭の味ですから(笑)
まず、瓶から注いでそれぞれ一口ずつ。千鳥酢、やわらかいまろやかな味。ツンとする感じがなくて。
一方、比較のメーカー米酢。最初からわりとガツンときます。でも穀物酢に比べるとまろやかではありますが。
さらに30分ほど放置して、お酒のように開かせてみます。同じ醸造ものなんで試に。
すると、今度は千鳥酢の方が酸味強めになり、メーカー米酢のほうがやや酸味劣るというか。そういうことも、京料理に向いているんでしょうかね。
とにかく、決して合わせる素材の味を殺さずに、美味しさを引き出すお酢であることは確か。そんなことが名店ご愛用の理由なんだろうと。他商品の『都すみそ』は、もうそのまま料亭の味ですから(笑)
千鳥酢 への口コミ
9日(土)夕食は豚しゃぶ。下仁田葱と白菜を茹でて、高知在住の友人が贈ってくれた、見事な生姜、たっぷりのポン酢を作る。
— Tomoko Yasuda (@mizokui) 2017年12月9日
酢は京都の千鳥酢を愛用。
蒟蒻の甘辛煮。 pic.twitter.com/b6kySd7I4S