京都では二番目に古い地ソースの老舗
たまたま買い物で来た亀岡にあるスーパー。ふと調味料コーナーを見ると、意外とこの周辺に立地する調味料メーカーの種類の多さに驚かされます。醤油、ポン酢、ソースなど。
その中でも、一際種類豊富な地ソース。ウスター、とんかつ、お好み焼き、焼そばなど。蛇ノ目ソース、と書かれていて、ようやく思い出して。
以前千本丸太町にある古い大衆居酒屋でこちらのソースを見かけ、わりと甘めで後を引く美味しさだったことを思い出して。
地ソースに詳しい人の間では今でも名前が挙がる有名なソースとは認識しつつ、詳しいことはわからなかったのですが。
地ソースに詳しい人の間では今でも名前が挙がる有名なソースとは認識しつつ、詳しいことはわからなかったのですが。
その地ソースメーカーが亀岡にあると知り、行ってみることに。市内国道9号線から山陰道沿い。
通りの車窓からもよく見える場所に立地。普段平日なら、こちらで直接ソースを購入することも可能で、消費税分オフで販売されていますが、この日は日曜日で定休日。
大正9年(1920)創業のソースメーカー。京都では大正7年創業のオジカソースに次ぎ、2番目に古い地ソースの老舗。まあ『蛇ノ目』というネーミングからして、老舗なんだろうな、という予測はつきます(笑)
ソースは業務用から小売まで幅広く製造販売。さらに高級「黒みつ」や「抹茶みつ」をはじめ、かき氷用の各種氷みつも製造販売。
ソースは業務用から小売まで幅広く製造販売。さらに高級「黒みつ」や「抹茶みつ」をはじめ、かき氷用の各種氷みつも製造販売。
普段はここが入り口なんでしょうね。
看板を見て、ふと気になった『廣田本店』の文字。そういえば、北区の地ソースメーカー「ヒロタソース」があったな、と。同じ『廣田』を名乗るって、何か関係あるのかな?と。
すると、やはり親戚筋であることが判明。
蛇ノ目ソースが本家で、ヒロタソースが分家。一時『蛇ノ目食品廣田徳七商店』と名乗り製造販売されていましたが、今ではソース自体の製法も独自路線になり社名も『ヒロタソース』に改名。
すると、やはり親戚筋であることが判明。
蛇ノ目ソースが本家で、ヒロタソースが分家。一時『蛇ノ目食品廣田徳七商店』と名乗り製造販売されていましたが、今ではソース自体の製法も独自路線になり社名も『ヒロタソース』に改名。
で、今回はその御本家となる蛇ノ目ソースのウスターソースを買ってみました。500gで税込389円。地ソース界では割安なほうじゃないですかね。
で、味見してみました。辛味成分より香り成分の強いスパイスを駆使してる印象。風味豊かで、甘みも十分あり。ソース全体の味が濃厚。それだけ原材料配合が多いということなんでしょうかね。フライにかけて食べるとさらに美味しさを引き出してくれそうな。
老舗の美味しさを存分に味わえる地ソースです。ご賞味ください。
老舗の美味しさを存分に味わえる地ソースです。ご賞味ください。
蛇ノ目ソース へのツイート
山は富士 ソースは蛇ノ目 pic.twitter.com/6vLMMMFjri
— 土管 圭太郎 (@epoie) 2017年8月4日
詳細情報
住所:京都府亀岡市篠町篠赤畑14
電話番号:0771-24-3911
営業時間:午前9時~午後5時
定休日:土曜日、日曜日、祝日(お盆、シルバーウィーク、年末年始)
公式サイト:http://www.janomesauce.com/
電話番号:0771-24-3911
営業時間:午前9時~午後5時
定休日:土曜日、日曜日、祝日(お盆、シルバーウィーク、年末年始)
公式サイト:http://www.janomesauce.com/