目次
青もみじの名所☆夏を伝える松尾芭蕉弟子ゆかり寺院「真如堂」
お寺仏像マニアみうらじゅん氏推しの通称『世継ぎさん』「上徳寺」
下京区、五条富小路にあるお寺。通称『世継地蔵』『よつぎさん』とも言われ、お寺仏像マニア・みうらじゅん氏も推しのお寺『上徳寺』。その境内には、江戸時代中期の俳人・堀内雲鼓(ほりうち うんこ)の墓所、句碑が。
夏を詠んだ俳句『日のめぐみ うれしからずや 夏木立』は、まるで今の猛暑の様子をそのまま詠んだような俳諧味のある句(笑)
名称:上徳寺
場所:京都市下京区富小路通五条下ル本塩竈町556
電話:075‐351‐4360
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夏を詠んだ俳句『日のめぐみ うれしからずや 夏木立』は、まるで今の猛暑の様子をそのまま詠んだような俳諧味のある句(笑)
名称:上徳寺
場所:京都市下京区富小路通五条下ル本塩竈町556
電話:075‐351‐4360
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『絶景かな絶景かな』で知られる三門の句碑「南禅寺」
左京区、京都屈指の観光名所・臨済宗大本山寺院『南禅寺』。そのシンボル、三門。歌舞伎狂言「桜門五三桐」で、大盗賊石川五右衛門が満開の桜を眺めながらの放った「絶景かな絶景かな~」のセリフで広く知られる三門。その三門に、ホトトギス派の俳人でもあった高僧・森永湛堂老師によって詠まれた俳句『この門を入れば涼風おのづから』。その句碑。
季語『涼風』は晩夏をあらわし、この三門には少し秋を思わせる涼風が自然と吹いていて心地よいさまをあらわしている、という一般的解釈。そこはきっと老師らしいもっと深い思いが込められているんだろうと。
名称:臨済宗大本山 南禅寺
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
電話番号:075-771-0365
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季語『涼風』は晩夏をあらわし、この三門には少し秋を思わせる涼風が自然と吹いていて心地よいさまをあらわしている、という一般的解釈。そこはきっと老師らしいもっと深い思いが込められているんだろうと。
名称:臨済宗大本山 南禅寺
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
電話番号:075-771-0365
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三条京阪の待ち合わせ場所『土下座像』脇☆昭和俳人の句碑
東山区、旧三条京阪駅前。地元では通称『土下座像』として知られ、かつてはここを待ち合わせの目印としていた高山彦九郎像。その像前の地下鉄階段裏にあるひっそりと構える句碑。そこには、昭和に活躍した俳人・山口誓子の、こちらは初秋の俳句『燃えさかり筆太となる大文字』。
季語『大文字』は、暦上8月16日初秋にあたり、京都お盆の風物詩・送り火の様子。最初は点々と点火され、だんだんその火力を増し、最終的には線になり力強く筆太の『大』の字が見える、そんな送り火の風景をあらわした俳句。これから迎える京都五山送り火の際に、この俳句に思いを寄せて。
名称:山口誓子句碑
場所:京都市東山区五軒町
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季語『大文字』は、暦上8月16日初秋にあたり、京都お盆の風物詩・送り火の様子。最初は点々と点火され、だんだんその火力を増し、最終的には線になり力強く筆太の『大』の字が見える、そんな送り火の風景をあらわした俳句。これから迎える京都五山送り火の際に、この俳句に思いを寄せて。
名称:山口誓子句碑
場所:京都市東山区五軒町
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俳句好き必訪☆与謝蕪村ゆかりの通称『蕪村寺』「見性寺」
京都府宮津市の古い町並みが残り、寺院が集中する閑静な場所にある寺院『一心山見性寺』。通称『蕪村寺』とも呼ばれ、39歳から3年余りここに滞在した、江戸時代の俳人・与謝蕪村ゆかりのお寺。境内には蕪村の俳句が数多く紹介され、主に春と秋を詠んだ俳句が大半ですが、中には夏を詠んだ俳句もきっとあるはず。探してみてください(笑)
名称:一心山見性寺
場所:京都府宮津市小川759
電話:0772‐22‐4020
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名称:一心山見性寺
場所:京都府宮津市小川759
電話:0772‐22‐4020
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最後に
いかがでしたか?俳句と共に京都をめぐる、という企画も今までにはないような新発想(笑)特に俳句めぐりをしながら夏の京都を味わい楽しもうという企画。ちょっと風流な京都観光で暑さを忘れるのでは?と。いや無理!と言わず、ぜひ試してみてくださいww
夏の季語『涼し』。暑さにもかかわらず、出張御開帳法要の如来を一目拝みたいとお参りし、お念仏の響きがこの吉田山に満ちて涼やかであった、という句。当時の涼やかな雰囲気は、今も変わらずこの青もみじの境内からも感じ取れます。
名称:真如堂(真正極楽寺)
場所:京都市左京区浄土寺真如町82
電話番号:075-771-0915
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