【京都和菓子めぐり】創業400年の老舗!名物羊羹『夜の梅』は食べ切りサイズ◎レアなゴルフ最中も「とらや京都一条店」

創業は室町時代後期で京都発祥。『とらやの羊羹』は、もはや銘菓の代名詞。とらやの代表商品『夜の梅』や季節の和菓子を求めて行ってきました。

目次

創業室町時代で京都発祥の銘菓

烏丸通り沿い。シックでモダンな造り。高級感あふれる店構え。このすぐ西側にはラグジュアリーな雰囲気が人気の甘味処「虎屋菓寮 」があり、季節の和菓子、夏はかき氷なども楽しめます。

とらやって東京のお店というイメージ強いですが、室町時代後期ここ京都で創業。御所がちょうど向かいにあることからも察することができますが、都が京都から東京に移り、宮中の御用勤めのため東京にも進出。

店内。長いショーケースにズラリと並ぶ和菓子の数々。

この時は母の日の直前で、いつもの羊羹がこんな母の日仕様のパッケージに。

そうか、母の日に羊羹を贈る発想はありませんでしたが、甘党の母だったらきっと喜ばれるでしょうね。

そして、今なら父の日キャンペーンが始まってます(笑)

ん?なんですかこれは??
と、老舗和菓子店に似つかわしい商品が。ゴルフ最中「ホールインワン」という、その名の通りゴルフ好きしそうなゴルフボール状の最中。これこそ、父の日向けじゃないですかね(笑)

最近の商品かと思いきや、こちらも歴史ありな最中。
三菱財閥の総帥・岩崎小弥太(いわさきこやた:1879~1945)が関わって誕生した銘菓。大正15年(1926)、社内幹部のパーティー開催に、当時最先端のスポーツであったゴルフボールを模した菓子を注文。後に改良され、最中として販売されるように。老舗らしい誕生ヒストリーですね。

そして、とらやといえば羊羹なんですが、通常のサイズのものももちろんありますが、少しずついろいろな味を試したい人にはうってつけのこんなミニサイズも。

いろいろな組み合わせで、食べ比べできるように包装してもらうのもいいですね。こんな虎屋らしい虎の絵のパッケージ。

月替わりで季節感を演出する羊羹も。和菓子って季節モノではありますが、この四角い羊羹という制約された形状で季節感をあらわすって、さすがだあ~と。

この時はちょうど新茶の雫、そして次の月には紫陽花が控えてます。

そして、今回は食べやすいサイズの小形羊羹『夜の梅』と『新緑』を購入。一日1個、自分へのごほうび羊羹として(笑)

まずはとらやの代表商品『夜の梅』。中に入っている小豆の切ったときの断面が夜に咲く梅のようであることから、その名がついたとか。

とても濃厚ながら、奥深いコク。最後の後味に残る、独特の深みが病みつきになる美味しさ。ミニサイズにしたのに、もっと食べたくなるような(笑)

いいネーミング『新緑』。今の季節にぴったり。抹茶入羊羹です。

抹茶のグリーン。ほんのり抹茶風味で、やはり後味にコクと深み。これがとらや羊羹の真骨頂なんですかね。後を引く美味しさ。

他の和菓子に比べ、日持ちする羊羹。贈り物やお土産としても最適ですが、甘いものが恋しい時の食べ切り和菓子といて自分用にストックしておくのもいいかも。そんな楽しみがあると日々がんばれるというか(笑)

ヨ~イヤサ~♪

とらや京都一条店 への口コミ

詳細情報

店名:
住所:京都市上京区烏丸通一条角広橋殿町415
電話番号:075-441-3111
営業時間:9:00〜19:00(平日) 9:00〜18:00(土曜・日曜・祝日)
定休日:不定休
店舗HP:https://www.toraya-group.co.jp/toraya/shops/detail/?id=55