本殿裏にひっそりと構える平安京・南の守護神
毎年元旦から始まる古都・京都の街中に点在する十六の古社を訪ねてご朱印を集めると御利益が得られ、記念品が贈呈されるという『京都十六社朱印めぐり』。
そのうちの一社にも数えられています。
そのうちの一社にも数えられています。
昭和58年より京都市登録「無形民俗財」に指定され、1200年前の古来より伝わる伝統行事・藤森祭の駈馬神事。昨年は新型コロナ感染予防のため中止となりましたが、かけ馬に乗りながらアクロバット的な技を披露する神事で、ちょうどこの場所を馬たちが駆け抜け、毎年沿道には多くの観客でにぎわいます。
シンボル的神馬も。
手水舎。
冬でもこんこんと湧き出る豊かな地下水。名水処・伏見が誇る潤沢な水量。
ですが・・・吐き出しすぎやろ、とツッコミ入れたくなるほど日本のマーライオン状態でした(笑)
拝殿。
さらにその奥に本殿が。
本殿は拝殿とともに、正徳2(1712)年に後水尾天皇の遺勅によって宮中にあった建物を移築したもの。
主祭神である素盞嗚命と、別雷命、日本武命、応神天皇、神功皇后、武内宿禰、仁徳天皇を祀り、東殿(東座)に天武天皇と崇道尽敬皇帝(舎人親王)を、西殿(西座)に崇道天皇(早良親王)と伊予親王、井上内親王を祀る。
本殿は拝殿とともに、正徳2(1712)年に後水尾天皇の遺勅によって宮中にあった建物を移築したもの。
主祭神である素盞嗚命と、別雷命、日本武命、応神天皇、神功皇后、武内宿禰、仁徳天皇を祀り、東殿(東座)に天武天皇と崇道尽敬皇帝(舎人親王)を、西殿(西座)に崇道天皇(早良親王)と伊予親王、井上内親王を祀る。
本殿の東側。伏見七名水としても知られる『不二の水』。
「2つとないおいしい水」という意味で、昔からあった井戸が何度か枯れてしまい、現在の御神水は3代目。いつもペットボトル持参で水を汲む方をよく見かけます。
「2つとないおいしい水」という意味で、昔からあった井戸が何度か枯れてしまい、現在の御神水は3代目。いつもペットボトル持参で水を汲む方をよく見かけます。
その本殿の裏手。今回はここを目的にやってきました。
わりと小さめではありますが、祠が。
大将軍社。
桓武天皇が平安遷都の際、都の四方に大将軍社が祀られ、そのうちの南方の守護神として祀られた社。御祭神に磐長姫命(いわながひめのみこと)を祀り、古来より方除けの神様として信仰を集めていました。
現在の社殿は、永享10年(1438年)室町幕府第6代将軍足利義教が造営し、造りは一間社流造りのこけら葺の建物。
少し前に東の守護神として紹介した大将軍神社東三條社から、真南のような位置関係ではありますが。
桓武天皇が平安遷都の際、都の四方に大将軍社が祀られ、そのうちの南方の守護神として祀られた社。御祭神に磐長姫命(いわながひめのみこと)を祀り、古来より方除けの神様として信仰を集めていました。
現在の社殿は、永享10年(1438年)室町幕府第6代将軍足利義教が造営し、造りは一間社流造りのこけら葺の建物。
少し前に東の守護神として紹介した大将軍神社東三條社から、真南のような位置関係ではありますが。
おみくじは末吉でしたが、ここにも馬が描かれています。
馬とのゆかり深く、必勝祈願の神社として名高い藤森神社ですが、古くは平安京の南の守護神だったとは。地元民にもあまり知られていない神様です。
馬とのゆかり深く、必勝祈願の神社として名高い藤森神社ですが、古くは平安京の南の守護神だったとは。地元民にもあまり知られていない神様です。
馬の社として有名。必勝祈願に競馬ジョッキー、競馬ファンも参拝必須の神社としても知られています。他学問の神様も。