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江戸時代創業の醸造酢
この日、ちょうどお酢を切らし、以前利用して料理が格段に美味しくなったことと、そろそろおせち料理づくりシーズンでお酢の消費も激しくなるかな、と購入しようとやってきました。
この時間帯はお店の方が皆蔵に入られてるとかで不在らしく、すぐ隣にある事務所に連絡をして、お店で購入する流れでした。
この時間帯はお店の方が皆蔵に入られてるとかで不在らしく、すぐ隣にある事務所に連絡をして、お店で購入する流れでした。
古い造り酢のお店では、こんな『す』と書かれた木製の看板をよく見かけます。といっても、古い造り酢のお店もかつては市内にもたくさんあったようですが、今では数えるほど。
店内は古いお店あるあるの、比較的簡素な石畳になった空間。奥には蔵があり、なにやら作業中の様子でした。
商品は一升瓶タイプの醸造酢『花菱』と、そのまますぐ使える状態に調味された調味酢の2種類。さらに360mlタイプの味ぽん酢、すし酢。味ぽん酢はネットでも購入できるみたいです。
で、今回は前回と同様、一升瓶タイプのお酢『花菱』を購入。硬派なデザインのラベルがカッコいい。緑色なのがさらにいい(笑)原材料表示みると、大手メーカーのお酢と大体同程度の酸度。そして、酒粕や食塩が入っているのも特徴と言えます。
これは以前つくったおせち料理ですが、普段以上にお酢を使う料理の多いので、ちょうど最適。
さらに、冬の寒い時期には蒸し寿司などに最適。ツンとしたシャープな酸味より、まろやかな味わいが特徴のお酢なので、特に酢の物が苦手という人でも美味しく食べられるのが魅力。美味しいお酢に出会うと、俄然お酢の消費量が増えます(笑)ぜひ、お試しあれ!
詳細情報
店名:齋造酢店
住所:京都市中京区本能寺町114
住所:京都市中京区本能寺町114
京都の飲食店、料亭ではよく知られたお店ですが、市販品としては特に広く販売されているわけでもなく、お店にうかがえば購入できる、知る人ぞ知るお店。一部ネットでも購入できるものもありますが。
とはいえ、全国の有名料理人がわざわざ現物を求めて来店される名店でもあり。この時、店前には鉢植えのお花が飾られていました。