かつてはお堀もあったという城跡
二条城から押小路通りを東へ。
その途中、西福寺という門の閉じられたお寺。
そのお寺の一角に石碑と駒札。
よくよく観ると『豊臣秀吉妙顕寺城跡』と書かれています。
鎌倉後期、日像がはじめて京都に建立した日蓮宗寺院・妙顕寺。たびたびその場所を移転したが、戦国時代にはこの地にあり。天正11年(1583年)、秀吉は寺を小川寺之内に移転させ、跡地に二条新邸を構築。天正14年聚楽第が完成するまでの間、京都の政治拠点として活用。建物には堀をめぐらせ天主閣もあり、城と呼ぶにふさわしい風貌だったんだとか。
現在では、建物として城らしき痕跡を残すものはないが、このあたりの『古城町』という町名に当時の様子が偲ばれます。
妙顕寺城跡 へのツイート
みーつけた!妙顕寺城跡 pic.twitter.com/rpaYgguAtq
— しろうさぎ (@sirousagi77) June 6, 2015
基本情報
名称:妙顕寺城跡
住所:京都市中京区古城町376
住所:京都市中京区古城町376