同志社大学京田辺キャンパス周辺にある史跡
京都府京田辺市、JR学研都市線の同志社前駅。ここから山手に向かうと、名門私立大学・同志社大学の京田辺キャンパスがあります。
京田辺は比較的サイクルロードが整備され、ロードバイク乗りのポタリングスポットとしても有名な場所。そして、マンホールには市の花・ヒラドツツジが描かれています。
そんな同志社大学へ向かう道の途中にある、不思議な空間。ちょっと古そうな石碑と案内板が立っています。
案内板には『鉾立の杉』と書かれ、その奥にはか細い杉の木が一本立っています。
古くは松が立っていたそうですが、いつからかそれが杉に変わり、この杉で三代目にあたるとか。古事記・日本書紀によると、第14代天皇・仲哀天皇の皇后であった神功皇后がここを通過した時、鉾を立てかけた場所と伝わり、この辺りを『南鉾立』といい、ここからさらに北へ約1.1キロメートルの場所には北鉾立があり、そこには『鉾立の松』がある、と記されています。
古くは松が立っていたそうですが、いつからかそれが杉に変わり、この杉で三代目にあたるとか。古事記・日本書紀によると、第14代天皇・仲哀天皇の皇后であった神功皇后がここを通過した時、鉾を立てかけた場所と伝わり、この辺りを『南鉾立』といい、ここからさらに北へ約1.1キロメートルの場所には北鉾立があり、そこには『鉾立の松』がある、と記されています。
で、実際北へ向かうと、ちょうど交差点に松の木が。ここが『鉾立の松』。
神功皇后は仲哀天皇死去から第15代天皇・応神天皇即位までの間、初めての摂政として約70年間君臨したと伝わり、この界隈には神功皇后伝説が数々残る史跡が集中しています。朝鮮半島に出兵する際、神功皇后の軍勢がここを通過し、この松と杉の間を整列したと伝わっていますが、他にも奈良時代の史跡、興戸遺跡にまつわる史跡とも言われ、諸説あり。
これまで、あまり京田辺の史跡めぐりをすることはほとんどなかったのですが、周辺を歩いてみると、いかにも古墳のような地形の場所や神社仏閣もあり、興味深い歴史探訪もできそうなスポット。また暖かい気候になったら訪れてみたい場所ですね。
これまで、あまり京田辺の史跡めぐりをすることはほとんどなかったのですが、周辺を歩いてみると、いかにも古墳のような地形の場所や神社仏閣もあり、興味深い歴史探訪もできそうなスポット。また暖かい気候になったら訪れてみたい場所ですね。
詳細マップ
名称:鉾立の杉
場所:京都府京田辺市三山木垣ノ内57−3
場所:京都府京田辺市三山木垣ノ内57−3
名称:鉾立の松
場所:京都府京田辺市興戸北鉾立7
場所:京都府京田辺市興戸北鉾立7